五話
マ「なぁ、これからどうするんだ?」
マリナのせいで最早昼食と成った朝食を食べながら、マリナが聞いてきた。ふむ、そうだな。どうするか?
雄「マリナはどうしたい?帰りたいか?」
そう聞くとマリナはかなり不機嫌になって言った。
マ「雄一は私と敵対関係に戻りたいのか?」
雄「うーん。まあ俺も友人と戦うのは嫌だな。」
でもそうなるとこれから本当にどうするか。俺は別にしたいこともないしなあ。
雄「マリナ、なんかしたい事とか無いのか?」
マ「私は雄一と一緒にいられればいい。」
雄「俺と?なんで?」
昔敵対していたし、挙句の果てには殺されそうになった相手となんで一緒に居たいんだ?
マ「なんでって・・・そ・それは・・ごにょごにょ。」
雄「え?」
マ「な・なんでもない!この鈍感野郎!!」
雄「なんなんだよ全く。」
ふむ、でもマリナの方は今のままでいい感じなのか。でもせっかく違う世界にいるんだしなあ。他の物も見て回りたいし、マリナは俺と一緒ならいいみたいだし、どっか色々回るか。
雄「じゃあ適当にこの世界を見て回りたいんだけどいいか?」
マ「え?い・いいけど・・・」
そう言うとマリナの身体が硬直した。
あー、こいつこの前まのがまだ怖いのか。ったく、しょうがねー奴だな。
とりあえず、マリナを抱き寄せた。
マ「え・・・」
雄「大丈夫だ。お前一人ぐらい守れるから。」
マ「ーーーっ!な!べ・別に私は怖がってるわけじゃ無い!!」
雄「あっそう、ならいいけどw。」
マ「信じて無いだろ!!」
雄「ああ。」
マ「っの馬鹿!」
元の調子に戻って良かった良かった。じゃあとりあえず、適当に色々回りますかね。
まだ出してない魔王と勇者のステータスですが次あたり出します。




