表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
if  作者: 武御雷
1/3

プロローグ改

間違えたので書き直しました。

プロローグ



そこは、戦場だった。そこには、少年や少女達がそれぞれ武器を持ち、敵と戦っていた。そして、一人、また一人と少年少女達は死んで逝く。そして、中学生ぐらいの少女は一人の小学生ぐらいの少年と走っていた。


「あともう少しよ、頑張って!」

少女は、後ろから着いて来ている少年に言った。


「待って、お姉ちゃん!」

少年は前に走る姉を追い掛けていた。


しゅん、もう少しで皆がいる所に着くから、それまで……!?」

姉は、弟のしゅんを励まそうと思い振り返った。しかし、俊はいなかった。姉は何処にいるのかと探した。しかし見付からない。


「ッ!!」

姉は俯いた時、俊を見付けた。しかし、俊は頭から血を流して倒れていた。


「し、俊!」

姉は俊の元に行き、俊の名前を呼ぶ。しかし、俊からは返事が無かった。姉は俊の脈を測るも、脈には反応が無かった。


「………………」

姉は呆然としていた。ただ一人の肉親である弟は、頭を撃ち抜かれ絶命していた。


パァァァン!


その時、一発の銃声が戦場に響いた。そして、姉は俊の側でお腹に鋭い痛みを感じ、自分のお腹を見た。


「あ……」

自分の辺り一面は血の海となっていた。そして、姉は気付いた。´自分は撃たれた`のだと。

そして、姉は弟のお腹に頭を乗せながら思った。



『平和な世界で暮らしたいな』と。


そして、少女は死んだ。

感想などがあれば待っています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ