英才教育
なし
そこへ車から荷物を降ろしてくれた、くま五郎氏到着。
「あちゃあ」という顔
くま五郎氏を見るなり、太めのおばちゃん早めの英語でまくし立てる
予想通り私には何を言っているかわからない
それに対して、くま五郎氏、二言三言反論
しかしながら、言ったそばから
また、まくしたてられる
しかし、くま五郎氏、氣にせず
その声を後ろに聞きながら、くま五郎氏、ついて来いと
言うようにロビー談話室をはさんで右側に行く。
ゆっくりしゃべってもらって、ききとれた英語によると
先ほどの子どもたちは、寄宿制大学付属の音楽学校の児童だそうだ
学校はグラスゴー市内にあり、ここから全員がバスに乗って通い
週末は家に帰るそうだ。
グラスゴー市街の子どもたちが多いとのこと。
東京の名門学校に、群馬、山梨、静岡などの近郊から
通う子ども、その子らのために寄宿舎がある。
そんなイメージです。
まあ、いわゆる英才教育。親元を離れて、なんともたくましい
おばちゃんは、ここの宿舎は、小・中学生専用にしてほしいと
大学側に言っているが大学側も多くの留学生を受け入れているので
宿舎が足りないのだろう。
大学が、どんどん留学生を受け入れているのにおばちゃんは怒っていたようだ
しかし、それはくま五郎氏にもどうにもできない
丘の形状を利用して、廊下をすすみ、ここがシャワー室。
ここが台所。トイレと教えてくれる。朝食と、夕食は、本館の大食堂で食べるようだ。
そして長い廊下がどんづまり。そこから階段を下りたところが私の部屋だった。
くま五郎氏、ポケットから鍵を取り出す。
なぜかにこっと笑う。愛嬌をふりまいているのか
つづいて、まさにがちゃがちゃという感じで開ければ、地下1階という感じ。
メモをわたされた。8:00AM ランチルームと書かれていた。
翌朝 会うことを約束し別れた、鍵を渡されればレトロ
何百年も使われていたかのような鍵。
帰り際、いったん階段を上がりかけてくま五郎氏戻ってくる。何かの病氣か。
振り返って、にこっと笑って、なぜか、ポテトチップスを一袋くれた。
それはウイット。と言いたかったが、英語で言えず、あいまいに笑顔で別れる。
なぜポテト、そしてどこからそれを魔法を使えるアニメキャラのようだ。なぞの人物
氏が去ってから、そういやサンキュウでいいのかと思うがすでにおそし。
改めて部屋を見渡す。大きな窓があって窓に沿ってテーブル兼机。長い、一枚机。
窓に向かって右側に水道、鏡が収納のクローゼット。
同じくその並びに服のクローゼット。
反対側にベッドがあって、あとはなんにもない。
やれやれと、ベッドに座って、そういや機内食から何も食べてないなと思い。
もらったポテトをぼそぼそと食べる
銀や金を使ったみため派手なパッケージ。
食べる前からどうよと思ったが食べるものもなく、思いきって食べる。
日本では食べたことのない味、英語でビネガーとある
それにしても、ビネガーがきつい。外国でお菓子による洗礼。
窓から見えるグラスゴー市街の夜景を見ながらもそもそと食べる。
異国にきたんだなあ。実感した。
しかし、もうちょっと腹にたまるもんくれればなあと、なぜ、ポテトかの
くま五郎氏の謎は解けない。
ポテチはいがいに食べれば食べるほどおいしかった。
音のない部屋だからか、なんだかしんみりしてしまった。
なし




