表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雛霧の書  作者: 雛霧
6/49

シンリ


この世界に 平等はない

この世界には 平和もない


幸福を追求することは 

僕らの基本的で 基礎的な権利であるはずなのに

僕らは幸福(しあわせ)が何かさえ 見失っている


どうして僕らは生きているんだろう

どうして僕らは生き続けるんだろう


この世界には何もないのに

どうして僕らはこの世界から逃げ出さないんだろう


どうして僕らは この世界に居続けたいのだろう


その疑問に 理由なんか見つからない

〝幸福になりたいから〟 そんな理由もありえない


だって僕らは 幸福が何かさえ分からないんだから


だから僕らは生き続ける

だから僕らは居続ける


ただ この世界にいたいから

何もなくても 居続けたいから


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ