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雛霧の書  作者: 雛霧
45/49

シサク

歌唄(うたうた)い 詩詠(うたうた)


何の(うた)を唄うの

どんな(うた)を詠うの


歌唄い 詩詠い


何のために唄うの

何に向けて詠うの



僕は小さなウタウタイ


何の歌を唄おうか

僕の周りに存在する

全てのものの 歌を唄おう


どんな詩を詠おうか

悲しい詩に苦しい詩

温かい詩も詠いたい


僕はひとりのウタウタイ


何のために唄おうか

これが僕の存在証明

僕は確かにここにいる


何に向けて詠おうか

僕の目の前の虚空に向けて

風に飛ばされどこかへ飛んで


拾いたい人が 拾ってくれる


その人の心が動いた時に

僕のココロも一緒に動く



歌唄い 詩詠い

小さな小さなウタウタイ――――



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