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雛霧の書  作者: 雛霧
28/49

ジユウ

僕は誰かのためには生きられない

でもそれは他の誰だって同じこと


『君のために生きる』なんて

言ったところで何になる?


それを誰かに言うことで

自分が満足してそのまんま

特に何をするでもない



それならば


自分がいいと思うように生きて

結果的に誰かの役に立っていたり

誰かの支えとなれたのなら


そのほうがきっとよっぽどいい



僕一人ができること

それはほんとに限られていて


『誰かのために』なんて言葉は

冗談の中でさえ言えない言葉



だから僕は

僕の思うよう自由に生きる


それはもちろん自分のためだけど

もしかしたら



僕のまったく知らない所で

誰かのためになるのかもしれないから



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