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HE・IS・EI[平成の殺し屋]  作者: リンゴ
第4章 人類の復讐
64/73

62、

「来るんですかねー」

「どうでしょう」

番組の監督は扇風機に身を寄せながら、パイプ椅子に座っていた。彼はテントの下に居たとはいえ、蒸し暑い事には変わり無かった。


視線の先には巨大な円があった。

そこを囲むように霊能力者や胡散臭い宗教団体、野次馬、ごった返すように人々が集まっていた。

「ほんとに来るんですか〜?」

宝島は目を細めた。


「どうします?合成します?」

スタッフが言う。



「いや、待て」

突然静まり返った。

人々の織り成す音も、蝉の合唱も、風の動きも、全てが止まったようだった。



いや、風だけが、乾いたように流れた。



独特な雰囲気が漂った。



それは、監督の制止や威厳では無い。

そこに誰かが来た気配、オーラそのものだった。




その風の流れは次第に監督へ近付いた。




「ユウ……?」

「お前は、宝島か。急いでいるんだ。早くガビ・ゾディアックを呼んでくれ」



「おい、コイツはなんだ!!??また変な自称超能力者か?」

監督はスタッフに聞くが、何も知らないと答える。



「もう待てない。テレパシーで無理やり呼ぶしかない」



ユウが腕を天に向けた。

「おい!!何だこの………耳鳴りは!!??」



キーンという高音がユウの身体から発せられ、周囲は耳を塞いだ。




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