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HE・IS・EI[平成の殺し屋]  作者: リンゴ
第4章 人類の復讐
47/73

45、ガビ

エイの額に銃が向けられている。

「おい、エイ。お前らの上位互換は、この世にウジャウジャ居る。まあ、実際は数人だがな」


「なぜ…無音銃を!!??」

コウはガビに銃を構えていた。


「これは俺のだ。お前から銃を奪うなんてしないさ」

あ、待ってろ。と、言い図体のでかい黒ずくめの肉体を蹴りつける。

「おいX。ワープ出せ!!!」

とても冷たい声で言う。



大きな穴が空中に空いた。

中に吸い込むように風が現れる。



エイの足元に銃が向いた。


パンッという乾いた音とともに、右足が破裂した。皮膚の下で骨が砕け、筋が裂け、肉が内側から爆ぜる。

エイの膝は崩れ、冷たい床と滑る血が掌につく。



「誰にも言うなよ?」

膝をついたエイを抱えたまま、反応が無くなるまでXを足で何度も、何度も蹴りつける。

周りに思い空気が漂い、コウとニコリはまるで命を脅かされたように動け無くなった。

エイはあまりの痛みに、叫ぶ事も足掻く事もできなかった。



「じゃねー!」

ガビは振り返り、まるで友達と話すかのように言った。黒い穴はやがて、テレビの電源が切れるように突然消えた。



コウとニコリは顔を見合わせた。

「ヤバい!!!」

コウが顔を青くして言った。


「何が??」

階段から、銃を持った警備員が向かって来ていた。



ニコリはすぐさま円を描き、コウと共に逃げ始めた。

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