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HE・IS・EI[平成の殺し屋]  作者: リンゴ
第2章 新人類の夜明け
23/73

23、神のみぞ知る

「じゃあ、どうするんですか?宝島さん」

そう聞く氷山に対し、分からない物は分からないと一蹴する。


「分からない物は分からないよ。まあでも、犯人は現代の科学技術を超えた技術を持っている可能性が高いだろうね。」


それだけ言い、宝島は去っていった。


ーーー

「それで、コウの能力で脱出ができるって言うのか?」ナンバー7.77ラッキーは言う。

「ああ、順当に行けば、監視カメラや警備員を全員機能停止させればこっちの問題」


得意げに言うナンバー15「スカイ」コウに対しニコルは言った。

「でも、現実的ではないよ。監視カメラは至る所にあるし、それも見えない位置に配置されてる。警備員だって屈曲なんだよ?」



「警備員は俺が風の能力でぶっ飛ばすよ」

コウは言った。



「ホントにそうか?お前、そんな都合の言い能力なのか?」

ラッキーが言うと、コウは口ごもった。

「……そう言われれば、失敗する可能性は十分にある」



「ただ、俺の能力の範囲内。半径5km以内に出入口がある。これは過去の俺の脱出の試みでも実証済みだ」

コウはポケットから紙を取り出す。

そこには線が無数に書かれている。



「兄ちゃんこれは何?」

「そうか、ニコルには言ってなかったな。これはこの施設の地図だ。幾重にも入り組んでいる。きっと脱出できないようにだろう」


「正攻法じゃ、無理って事か。仮に監視が無くても体力が持たなくて結局断念するだろうな」

ラッキーはあぐらをかき上を見ながら言った。



「みんな、今まで君たちとあったけど同じ超能力者はいないのか?そうすればどうにかなるかもしればい」


そう言うエイに対し、コウは言う。

「いないよ。少なくとも俺は他人とあまり接さないように隔離されて来たから俺は知らない。きっと俺みたいに隔離されてるさ」



ラッキーは聞く

「じゃあ、なんでここの通路まで居たんだ?」

「それは昼休みだからな。ニコルは職員の昼休みで暴れてたんだよ。」



エイは言う

「そこ、紹介してくれないか?」


「え、別良いけど何?」

不思議そうに答えるコウ。



エイは続けた

「そこに行けば、何か見つかるかもしれない。」

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