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HE・IS・EI[平成の殺し屋]  作者: リンゴ
第2章 新人類の夜明け
21/73

21、回帰

ガビ・ゾディアックの意識が無くなる直前、彼の脳裏にイメージが浮かび上がる。


なんだこれはっ!!??

ーーー

ガビの幼少期、両親は貼って歩くガビを笑顔で迎えていた。


「ガビ〜!」

そうか、俺には両親がいた。



次の瞬間、また別のイメージが浮かび上がった。

12人が白いシャツを来て並んでいる。

つまり、俺を含めて13人か。

胸には∞のマークがあった。



何故か分からないが、全員女の子だ。

俺も……何故か女の子だった?

手の幼さからして、10代前半かもしれない。



「No.1……ガビ。遊びなさい」

長髪の白髪の、しかし若い男が静かに命令した。



「はい…」

そのまま俺は…意志と関係なく集団へ入っていく。

そうか……これは俺の記憶か。俺は今、走馬灯を見ているのか?この記憶は?俺が女?


混乱する中、次々とイメージが流れてくる。



2人の組や4人の組もあったが、俺は3人の組へ向かった。そして、俺が入り4人組になった。



じゃあ、コインゲームしよう、という声が聞こえる。

年長の女の子……16歳か?やけに大人びている印象だった。


彼女は続ける。

「いちにのさんので投げよう。コインで○が出たら『死ぬ』✕が出たら『生き残る』」

えー?逆じゃない?とか、どういうゲームとか言う声が聞こえる。

「大丈夫。ゲームだから本当に死なないし、10秒で終わる遊び」

「私もやった事ないゲームだからやってみたい!」


賛否両論がありながらも最終的には全員がルールを受け入れ、緊張感が走る。

各々がポケットからコインを持ち出す。

片方が○で片方が✕マーク。



俺のポケットにも入っていた。

そして俺も投げる。



やった。


俺のコインは✕だった。

このルールなら『生き残り』だ。



「あー負け」

「私も負けたわ。死んじゃう……」

自分以外の全員が○だったらしい。


突然、それぞれが首を絞められたかのように首を掻きむしりながら床に倒れた。



○が出たら『死ぬ』……?


まさか、そんな事。



俺はそのルールを思い出した。


研究員らしき人たちが俺の前にいる3人に駆けつけ慌てていた。


俺はその出来事に対してこう思ったらしい。

「面白い」


ーーー

落ちるが、何故だか視界がゆっくりと流れるように感じた。


寒い風


服が揺れる音


見れば、遠くの踏切がなっている



次の瞬間、体に物凄い衝撃が走った。

地面に落ちたのだ。



だが痛く……無い?!


立って見るが傷1つ無かった。

何故?


そして俺を押したのは……誰?

また警察か?



カンカンカン……と遠くから聞こえた。



そうか!!


あのコイン投げで×が出ると『生き残る』ルール。

踏切のあのバッテンを見た。



よく分からないが、要するに過去の記憶で×マークが生き残るというルールがあり、今まさに×マークを見て、生き残ったという事?




ガビ・ゾディアックは初めての出来事であり、驚いた。



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