はじめまして。
この、小説はど素人作品です。
死についてを語ります。
生き物が亡くなります。
それをご理解のある方のみおねがいします。
これは、私とある生き物達の本当にあった御噺です。
.
.
.
.
.
[こんにちは、始めまして。]
君に初めて会った時正直言ってびっくりしました。
でも一番びっくりしているのは君だよね。
君は本当に小さくて、私の父親は「この子はすぐ死んじゃうだろうなぁ……」って悲しそうに呟いていたのを今でも覚えています。
君は驚いたように目を丸くして私を見つめていましたね。
君は白くて小さくてご飯は食べてくれなくて夜鳴きは凄かったしてんかん発作を起こして病院にお世話になったね。
あの時は本当に君を失うかと思いました。
けれど、君はすくすく成長して今じゃ立派は大人ですね。
私と誕生日が同じで、性格も私そっくりになって、似なくて良い所が似てしまって、親に笑われてますね。
君と最初の頃はすごく仲が悪くて、私に噛み付いたりして良く怒られてましたね。
でも、震災。3.11があった時から君は私から離れなくなり今じゃすっかりベッタリになってしつこいくらいになりました。
ねぇ、まだまだずっと一緒にいられると思ってました。
けど、きっともうすぐ。
離れ離れになってしまいますね。
私は君とどれだけ離れていても、もし君がこの世に居なくなっても。
私は君が大好きです………