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天気姫と黒の騎士  作者: 柚井 ユズル
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警備隊隊長の来訪

 天気予測が晴れの時は、アシュは楽しい本を読んだり芝居を見たり明るい音楽を聴いたり舞踏会に参加したりする。晴れさせるのは結構簡単らしい。その逆は結構面倒くさい。見ているこっちまで。

 天気予測が雨の時は、アシュは悲しい本を読んだり悲劇の芝居を見たり暗い音楽を聴いたりする。部屋も閉め切ってどんよりと暗く、入るだけで気が滅入る。本当にどうしても泣けない時は泣かせる専用の人間が入るとか噂で聞いた事があるけれど、そこまでだった時は僕は見た事がない。

 天気予測で告知されている本日三時まではその暗い時間で、僕はややうんざりしながらアシュの気持ちを乱さないように部屋の隅で待機していた。せめてもと温かい飲み物を持って来てくれたカナさんの心遣いが嬉しすぎる。やっぱり貴族の子女は違う。

 先日の街中での騒動はきっちりと父に報告して、貴族院内でも会議にかけられた。わきまえない大道芸人のおふざけじゃないかという意見もあったようだけど、体験した僕は違うと断言できる。あの動きは、あの隙のなさは行きずりの芸人風情ができるものじゃない。それに、あいつは本気だった。本気で僕を殺しても良いと思っていた。この左腕の傷がそれを肯定する。おふざけで貴族の息子を傷つけるような危険を犯す人間はそうそういない。思えば、貴族の一人息子として育てられていた僕が刃物で人に傷つけられたのは、初めての経験かもしれない。初めての痛みは、数日間僕を苛立たせた。

 ともかく、それまで噂でしかなかった影蛇の予告状がいよいよ現実感を持って浮かび上がってきた。奴らは必ず、アシュを狙ってまた現れるだろう。

 「三時です」

 カナさんの声に、僕は手持無沙汰に読んでいた本から顔をあげた。でもそれよりも早く反応したのはアシュだ。はっと悲恋本に目を落としていた顔を上げる。アシュの顔は涙でぐしゃぐしゃになっていて、毎度の事ながら僕はなんとなくそれを見慣れないで居心地が悪い思いをする。アシュは僕の視線に気がつくと、立ちあがって白いストールでぐい、と非常に乱暴に目を拭いた。

 「カナ! カーテン引いて! 暗いったらないわ」

 アシュの言葉を待つまでもなく、長い付き合いのカナさんは既にカーテンに手をかけていた。付き人としての彼女の有能さには目をみはるばかりだ。カナさんがカーテンを引いて少し明るくなった部屋で、アシュはいそいそと散らばっているものの片づけなどを始めた。珍しい。見れば、窓の外の空もさっきまで雨だったと思えないくらい、日が差し始めている。

 何か良い事があるんだろうか?

 疑問に思いながら、薄水色の柔らかいワンピースで衣擦れの音を立てながら片づけをしているアシュを眺めていると、カナさんが僕に話しかけてくる。珍しい。

 「ハレノ様は本日三時までで結構だと言う事ですわ」

 「え? どういう事ですか?」

 「貴族院の使者の方から今朝方ご連絡が。お怪我もまだ治っていらっしゃらないようですし、先日大活躍されたのでお疲れでしょうと」

 「はあ……?」

 いまいちよくわからない。僕が不可解な顔をしているのを知ってか知らずか、カナさんは持ち前の落ち着き払った顔で続ける。

 「本日アマミ様にお時間ができたそうで、いらしてくださるそうですので」

 その言葉で、ようやく合点がいった。アマミ家もやはり僕やヒョウと同じく大貴族の一つで、僕らの中で一番良い家柄の家だ。そちらから圧力をかけられれば、僕らは否と言う事ができない。

 「では、ライウ殿が護衛を?」

 「はい」

 アマミ家には僕よりも四歳年上のライウという男がいる。文武に秀で、人徳があり、寛容で長身で落ち着いていて……おもに絶賛しかない噂を聞く限りでもなんだかうさんくさい男だ。元々アシュの護衛はライウがやっていたのだけれど、何せライウはもう成人で自分の仕事もある身、忙しくて護衛だけに時間を割けなくなった。そこで名乗りを上げたのが僕の家であるハレノ家と、ヒョウの家であるクモル家だ。

 ハレノ家にもクモル家にも目論見がある。もし護衛をしているうちに息子が天気姫に気に入られたら。天気姫を娶る事になったら。その家は「天気姫」という強大な力を得る事になる。二世代前、下っ端貴族だった筈のアマミ家が今では貴族間で一番の権力を手にしているように、時の天気姫を手に入れればその家は国を手に入れたも同然なのだ。だから、子を持つ貴族の親たちは、どの親もみんな息子を天気姫に近づけたがる。僕が幼少期にご友人という名目でアシュに引き合わされたのもそのひとつだし、今回の護衛ももちろん父のその思惑がからんでいる。我が家は貴族内では十指に入る家なのに、やはりもっと上のその頂点を目指したいものらしい。実際、僕は毎日家を出る前に、なるべく天気姫のお気に召すようにと言い含められている。おそらくヒョウも同じだろう。

 でも僕は言わずもがな、ヒョウにもその目的の達成にはよほど望みがないと言わざるを得ない。その主な原因が、他でもないライウだ。ライウと顔を合わせたのは僕が寄宿舎に入る前に挨拶に行ったのが最後だから真偽のほどは分からないけれど、噂に聞く限りライウ殿は眉目秀麗の随分な男ぶり。頼もしく洗練されたその立ち居振る舞いに夢中にならない女性はおらず、天気姫もその女性たちの中の一人であると、この屋敷の中でまことしやかに囁かれている。

 ドアをノックする音が聞こえて、カナさんが何かを言う前にアシュが声を上げた。

 「お入りになって」

 甘いその声は、猫っかぶりのお嬢様然。僕の冷やかな視線なんて気にする素振りもない。

 言葉に促されて入ってきた男は、うん、確かに女たちが騒ぐのもわからないではない。すらりとした長身の姿勢は良くて、歩く姿は柔らかく優雅。肩より少し長めに伸ばした黒い髪は一つにまとめて肩の前にたらしてある。着ている服は彼が現在勤めている主都の警備隊の黒地の隊長服なのだけど、それでも今はその職ではなく貴族の息子という意味で来ているという意思表示なのか、嫌味にも白い手袋をその手に嵌めていた。

 その登場だけでアシュを完全に舞い上がらせているのに、更に跪いて挨拶を述べた後ライウが取った行動に、僕は呆れてしまった。ライウが背後を振り向いて合図すると、家から連れて来たと思われる数人の召使たちが部屋の中に台車を運び込んだ。乗っているのは女子供が喜びそうな山盛りの菓子類。アシュも一応女子供の例外でなく目を輝かせる。

 「アシュ様の喜ぶ顔が見られましたから、私は満足です」

 大喜びで今にも跳びつかんばかりに礼を言うアシュに対して、ライウはそよ風が吹いてきそうな感じの良い微笑みでそう答える。何この分かりやすいご機嫌取り。

 「流石ライウ様ですわ。お腹の足しにもならない花束なんかよりわたくしの喜ぶものをちゃんと分かっていてくださって」

 嫌味か。確かに僕は、護衛としてここに来た初日、父に持たされた花束を持って来たけれど。

 窓の外から燦々と日光が差し込んでくる。見れば、外には雨上がり後の清々しい風景が広がっている。虹が出ていないのが不思議なくらいだ。

 「お久しぶりです。セイ殿。大きくなられましたね」

 アシュが早速カナさんと共に菓子類に手をつけ始めたのを微笑ましそうに少し見つめてから、ライウは僕を振り向いて大人の余裕に満ち溢れたにこやかさで微笑んだ。

 「ご無沙汰しています。ライウ殿の噂はいろいろな所から聞こえてきますよ。……警備隊に入隊された時は、驚きました」

 僕が言うと、ライウはちょっと照れくさそうに肩をすくめた。

 「両親にはとても嘆かれました」

 「そうでしょう」

 アマミ家程の家格であれば、長子は寄宿舎学校を18で卒業すると通常そのまま領主として家におさまる。親の手伝いをしながら領主の仕事を学び、良い時期に親が子供に地位を譲るのだ。それは我が家も同じ事で、僕もそうなる心づもりでいる。だけどこのライウという人は、寄宿舎学校を卒業すると自分から志願して警備隊に入隊してしまった。その噂は各所で聞かれ、アマミの家の息子は気が違ったのかとか、ライウの両親が心労の為に倒れただとか、一時期貴族の社交界の噂を席捲していた。結局、十年の約束でそれを許されたという事で話がついたらしい。それから、約二年たらずでこの人はもう警備隊長の任についてしまっている。いくら貴族と言う肩書があるからといってもこれは異例の早さだ。そして彼の有能さの話はまた、色々な場所で非常によく聞く。

 「でも、街に出て働いてみると意外に楽しいものです。貴族のおぼっちゃんをやっていた時には気づかなかった色々な楽しみをみつけられます」

 その言い方が、丁寧なのにまるで上から諭されているようで少し癇に障る。でも、アマミ家はなにせ大家だから、我慢する他ない。

 「それは素晴らしい事でしょうね」

 思ってもいない事を口先だけで言ったら、ライウは何か言いた気に微笑んで僕を見下ろした。なんだよ? 僕が怪訝な顔をしたので、ちょっと苦笑して軽く首を振ってしまったけれど。

 「しかし、先日は失礼しました。よもや街中でアシュ様が狙われるなど、思ってもみませんでした。大分貴族院の方からも怒られましたよ」

 ライウのその謝罪に、ちょっとだけ僕の気もすっとする。主都の警備隊長であるライウは、先日の街中での騒ぎで警備隊が中々来なかった事で珍しく大目玉を食った。警備隊としても、他の庶民と同様によくある大道芸人のパフォーマンスだと思って無視を決め込んでいたらしい。実際、派手な騒ぎを起こす大道芸人たちは多く、いちいち駆けつけていては警備隊の身が持たないらしいけれど、それでも職務怠慢は職務怠慢だ。

 「警備隊もお忙しいようですし、仕方ないですよ」

 僕がにっこりと笑って言ってやると、それでもライウは年長者らしい余裕の微笑みを崩すことはなかった。

 「そう言って頂けると少し救われます」

 いやもっと気にしろよ、とは心の中でだけ。

 「ライウ様。こちらにいらして、一緒に召しあがりません?」

 アシュの完全に浮ついたはしゃいだ耳障りな声が僕らの会話を打ち切らせ、ライウの視線をアシュ達の方へと向かわせる。ライウの視線の先で、アシュだけでなくカナさんでさえいつもの仏頂面を解いて微笑んでいた。

 「私は甘いものはあまり食べませんので。お姫さま方で全てお召し上がりください」

 ライウが作ったような慇懃な口調で言うと、アシュは何がおかしいのか声を立ててけたけたと甲高い声で笑った。

 「それよりアシュ様、甘いもので気分を良くされているうちに一つだけ苦言を呈してもよろしいでしょうか?」

 ライウは僕から離れると、その長い脚で軽やかにアシュに近づいて小柄なアシュを見下ろす。アシュはその顔を見上げて不思議そうに小首を傾げた。

 「先日予報とは違うお天気があったようですが」

 ライウの言葉に、アシュは「あら」と可愛らしく舌を出した。

 「ご存じでしたのね」

 「勿論です」

 その日の事は僕も勿論ご存じだ。他でもない、街中で大道芸人の連中と一戦交えた翌日。晴れの予報の筈だったのに、実際の天気は大雨だった。まるで、あの子供たちが望んだように。あの女の子の父親はきっと、仕事には行けなかっただろう。

 僕は今だにこの女の気まぐれさが良く分からない。

 ライウはすっと手を伸ばしてアシュの頬を軽く障る。

 「先日のは特に意味のない日だったから良かった。……でも、あまりやりすぎると、わかりますね?」

 アシュはびくりと体を震わして、下を向く。流石にこの色男にかかれば生意気姫もただの女の子なのかと、ちょっと幻滅してしまう。それにしてもあの男、あの手なれた感じ、絶対アシュはたぶらかされている。生意気で口が達者と言えども、いつもほとんど屋敷に閉じこもりで育てられている箱入り娘なんだから、免疫がなさすぎるんだ。

 「では僕は、これで失礼します」

 大きめの声で言ってやると、アシュはようやく僕の存在に気がついたみたいに僕を見た。その視線がまた、無礼なんだって。僕は貴族だぞ? 君はいくら天気姫といえども、庶民の生まれじゃないか。

 不愉快な気分のままアシュに辞去の挨拶をして、僕は屋敷を後にした。

 

 貴族専用の道を通って馬車にて家に戻ると、低身長に加えて白髪の頂点が禿げあがっている上に横幅が太めの男性が弾むようにして屋敷の広い階段を下りて僕に駆け寄ってきた。残念ながら僕の父だ。母親似で本当に良かったと思うけれど、この人はこの人で愛嬌があるし、朗らかで面白いし、悪い人ではない。息子の僕を溺愛してるしね。

 「セイ君! どうしたんだい? 予定より早くないかい?」

 挨拶をするより先に開口一番そう問いかけられる。僕は僕よりもやや背の低い父親を見下ろしてとりあえず挨拶。

 「ただいま戻りました。父上」

 「知ってるよお。それで?」

 「……アマミ家のライウ殿が、本日は護衛をされると言う事ですので、僕は帰って休めと」

 「アマミ!」

 父上は甲高い声を出す。その中に苦々しいものが含まれているように思うのは、僕の思い違いではないだろう。頻繁に社交場に顔を出す父上も、きっとアシュがライウに夢中だという噂は耳にしている筈だ。

 「あの若造か。警備隊に入ったから、もう来ないんじゃなかったのかい?」

 「お時間が取れたとか。まあそれは口実で、本当は先日の警備隊の失態を取り繕うためにかいらっしゃったのだと思いますけど。それか責任を問われて謹慎でもさせられてるのかな?」

 「そうかー。でも、それはちょっと、セイ君も気をつけなきゃいけないなあ。どうだい? 天気姫とは上手く行ってるのかい?」

 「普通に護衛の仕事はこなしてますよ。この前だって、守ったでしょう?」

 「そうだけどねえ。でもそっちじゃなくてほら。だってセイ君、小さい頃は天気姫をお嫁さんにするって言ってたじゃない。私はねえ、微笑ましくも嬉しくてねえ。全力で二人の仲を応援しようとあの時から決めていたんだよ」

 呪わしい過去の思い出話。何故幼少時の僕はそんな発言をしてしまったのか。この父上にも本人にも、公言して憚らなかった。

 屋敷に連れてこられたばかりのアシュは、やせ細って鳥の骨のように細い腕や足で、髪も手入れが行き届いてはいないから巻き毛がばさばさと絡まっていて、言葉数も多くなくて、大きな瞳を険呑に光らせていつも周囲の様子を伺っているような、不気味でみすぼらしい女の子だった。僕が可愛いと思うような要素は何一つなかった。

 天気姫は身分に関係なく、性別が女なら誰でもなる可能性がある。国民の中で常に一人だけ、天気を左右する人間が生まれるのだ。目安になるのは、前の天気姫が死亡したその日に生まれた子供だということだけ。それを手がかりに、貴族院が国中を手配して次期天気姫を探す。アシュの時は前代の天気姫の死に関して貴族院が手間取ったせいで、発見が遅くなった。発見された時、アシュは既に五歳になっていた。

 この国は貴族と庶民の人口差では圧倒的に庶民の方が多い。故に、代々の天気姫もまた庶民出身が多い。単純な確率の問題だ。ご多分にもれず、アシュも庶民の生まれで、貧しい農村の末娘として育てられていた。それを、貴族院の人間がようやく見つけ出して引き取ったというわけだ。

 引き取られたはいいけれど、アシュは屋敷内で誰にも心を許せないでよく泣いていたから。あの子が泣くと雨が降ってすぐに分かるから。放っておけない当時お節介な正義漢だった僕はいつも雨が降るとアシュを探しに行った。アシュは庭の植木の陰だとか、箪笥の中の隅だとか、カーテンの陰だとか、とにかく人目に着かないような所にいて、いつも一人で泣いていた。数回それを繰り返すと行動パターンが読めてきて、僕はアシュを探し出す名人になっていた。誰も見つけられないアシュの居場所を、僕だけはきちんと見つけ出す事ができた。

 アシュが屋敷に引き取られて一年くらいは雨の多い毎日が続いた。僕は根気よく、毎回毎回アシュを探しに行っていた。見つけられるとアシュはいつもそのぎらぎらとした大きな瞳で僕を睨みつけた。

 でも、いつからだろう? なんのきっかけだったろう? アシュは泣かなくなり、僕に懐いてよく僕の後をついて回るようになり、僕はいつまでたっても手なずけられなかった猫をようやく手なずけたような気分になって、嬉しくなってどこへ行くにもアシュを連れまわした。いつも一緒にいて守ってあげるよと言った。お嫁さんにしてあげるよとも、よく言っていたんだ。まあ向こうはもう覚えていないだろうけど。例え覚えていていたとしても、今や心はライウ殿のものなんだから、良い迷惑なんだろうけど。

 そういう意味で見られていないというのはこちらとしてもまあ、せいせいするんだけど、でもあの嫌われっぷりまでは納得がいかない。幼い頃あんなに僕に懐いていたアシュが、僕が寄宿舎に入る時も、僕が出るまで良い子にして待っていると約束したアシュが、六年後久々に会った僕に対して初日からずっとあの有様。しかも僕に対してだけ。持って行った花束は一笑に付されてカナさんに向かって「あげる」とぽいと放り投げられ、口を開けば毒々しい嫌味か我が侭ばかり。まったく小さい頃あんなに世話してやったのに。馬鹿にしているとしか思えない。

 思い出したらイライラしてきて、僕は適当に父上の話を受け流して早々に自室に退避した。

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