アースレイカー2
アースレイカーとは、ムーンレイカーだけだと争いが起きた時、或いは不当な力の行使があった時の制止役。
新聞記者が遂に「三つ子ムーンレイカーの一人が行方不明」と、報じた。本庄家には電話が殺到!
李はイライラしながらキチンと全てに応対。そんな中、一際目立つ内容。
「あの、【竹山病院】まで来てくれませんか? そえすれば電話がおさまりますよ」
「え? それは?」
「あ、申し遅れました。私は【竹山勝彦】といいます。今、入院していまして」
李は丁度いいとばかりに、受け入れて、竹山病院へ向かう。
受付には女性が一人。患者が全くいない。が、会ってからどうするか決めようとしていたので、とりあえず。
「あのー、本庄ですが……」と、受付に言う。
「はい。お待ちしておりました。そこのエレベーターで最上階までお通ししますが、よろしいですか?」
「はい」
女性はニコっと笑い、無言でついてくるようにとエレベーターへ向かう。それに従う李。
「【所長】、本庄様です」軽くコンコンとノックしたあと、なんて? 所長??
「待ってました。お嬢さんの事で、お話があります。清楓さんの事です」
「知っているんですね?」
「はい。私は【アースレイカー】です。清楓さんが【ある男】に狙われていると知り、アースレイカーで守りきるつもりでしたが、その男は強くて、この有様です」と、包帯だらけの身体を見せた。
「清楓は、その男に?」
「そうです。理解が早くて助かります。そして、私はその男に発信器をつけました。結論、清楓さんは今、太平洋公海の戦艦にいます」なんと!
「それで、お聞きしたいのですが、その男は清楓さんを娘だと言っていましたが」スマホをいじり、その男と画像を見せる。
「これは! パパじゃありません!」
「やはりそうでしたか。わかりました。ありがとうございます。必ず娘さんを救出してみせます!」
場所が分かっているなら真武と青羽を向かわせたほうがいいアルね! と、思っている、李。




