野球2
二軍だから弱いとは限らない。だけど、多様化多様性というものだろうか?
一球目。それはストレートでど真ん中だったが、二百キロ!
「はええええええ!」
一心はまた思った。どうして二軍なのかと。だが、その謎はすぐに解ける。この速球はど真ん中にしかなげられない。キャッチャーが捕れないのもあるが、水越の体力的に問題がある。水越三者三振で降板。一回で終わり。
二回表、五番DH【アソース】。「あ、あいつ、一年前まで一軍にいた!」一心は恐怖した。二軍にいることに。空振り三振。力が入り過ぎだ。もう一軍へはいけまい。
ボ。甘く浮いた球をアッパースイング。しかし! 球は、スタンドへ! ホームランである! やはりアジア人より欧米系の人の方が力が強いという概念が染み付く。
次のピッチャー、一心!!
「よしっ!」と、気合いを入れて初球打たれる。が、平凡なファースト猿渡へのゴロ。「とった!」と、一心は思ったが、猿渡、ゴロをトンネル! 謎が解けた。どうやらこの二軍、守備がザルだな? と。
ライトヒットと表示され、激怒する一心。猿渡がボールに降れていないからヒット、だそうだ。これは納得できない。しかし、ベンチからリプレイの要求はでない。なるほど、この監督もか。
気を引き締めてフォアボールでもいいからギリギリをついていく。これは、三振を取るしかないと。
まだ、野球回はムーンレイカーとどう関係するのかわかりません。しかし?




