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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。

夜の心地

作者:一野 蕾
大正××年。今日も花街は色めきと陰りの最中にある。

花街で女郎たちに育てられた青年、朱門(あもん)は、ある日唐突に店を尋ねてきた祓い屋・辻屋とともに、花街で頻発しているという怪奇現象の調査を行うことになる。半信半疑だった朱門だが、街のあちこち、客から店側の人間まで聴いて回れば、怪談の噂は余りあるほどの量となった。
しかし現象の起きる感覚の短さに、辻屋は警鐘を鳴らす。

間もなく人死にが出ると。

怪奇現象を招いたキッカケがあると予測を立てる辻屋。朱門が思い当たるキッカケといえば、ひと月前に起きた凄惨な事件以外他になく────目を逸らしたくなるような真実とさる日の記憶が、ヒタヒタと足音を鳴らしながら近付いてくる。

産まれた腹も、育った場所も、立場もなにもかもが異なる兄弟。それでも、人の血の生暖かさだけは知っている。





有限会社EYEDEARさま主催『第一回 あたらよ文学賞』- テーマ『夜』- 落選作品(再編集版)
旧タイトル『泣いたら夜明け』
花の散る街 編
第二話【怪奇を見つめよ】
2025/03/01 11:00
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