登場人物2
《ニーチェの親類》
ノージュ・ハイルガーデン
ニーチェの母、魔女の血をひくハイルガーデン家の女当主であり人気服飾店フロルウィッチのオーナー兼デザイナー
茶色の髪に緑の瞳をした凛々しい美人
口数は少なく、凛とした表情のせいかきつい印象を与えがちだがニーチェの良き母であり、良きオーナー
フルストゥルが来るたびに何かしら服をくれるのは実は趣味だったり……
ウィンターバルド・ペルシュワール
ペルシュワール男爵
有名弁護士事務所ペルシュワール法律相談事務所の所長兼弁護士
その功績から爵位をもらうほどの功績を誇るがそれを鼻にかけることは無い気のいいおじさま
ノージュの従弟であり、ニーチェの親代わり 何故かハイルガーデン家によくいる
《王族・側近》
キャシャラトを統べる魔術王とその家族、個々の能力がとても高く国民にも慕われている。
マーリン王
キャシャラト国国王、膨大な魔力と多くの魔術を操る自他ともに認める魔術王
何でも見通す千里眼をもっているからかいつも余裕そうな表情を浮かべている
王となるべく生まれた生粋の強者……だが愛する妻には頭が上がらない様子
ソロン王妃
キャシャラト国王妃 竜妃、もしくは賢妃と国民から慕われている月の女神のような美貌を誇る国の母
アイン、ギャランの母親のいい母親でもある
今ではおっとりしているものの昔は苛烈だったとかなんとか
アイン王女
キャシャラト国第一王女、
顔に傷を負ってからあまり公の場には現れないが怪我がかすむほど銀髪赤目の超絶美少女
ふんわり優雅な口調と雰囲気だがその内政手腕はかなりのもの
ニーチェとは長い付き合いで兄妹のような主従でもある、とある理由からフルルをスカウトしニーチェに探させた。
フルストゥルのことを部下というよりも妹のように思っている節がある。
ルイヴィエール
ミルクティーいろの髪をした穏やかな青年、王妃付き側近で王妃がキャシャラトに嫁ぐ前から面識がある
すべての能力値が高く、驚かされることがしばしば
《貴賓・側近》
狩猟祭のために呼ばれた貴賓の中でも王宮に滞在されることを許された一部の人々
英雄姫ミドガルド
友好国イズゥムルの第三王女にしてかつてかなりの偉業を成し遂げた通称英雄姫
銀髪にブルーグリーンの瞳に眼帯をしている年齢不詳な美少女
王妃の数少ない友人でよくたしなめられていることがしばしば
侍女を助けてくれたフルストゥルに好意的
ミリス・ディオン
ミドガルドの侍女、はたから見るだけでもミドガルドに対して絶対的な信頼と忠誠をささげている
フルストゥルが王宮に勤めるきっかけとなった人物
ファジィル第二王子
友好国クティノスの第二王子、褐色に白髪に青い目をしている美丈夫
とある件でフルストゥルに助けられてから会うたびにちょっかいをかけてくる飄々とした人物
性格は明るく社交的でやや強引な節があるがどこか紳士的
ネスリィル女王
友好国クティノスの女帝、ミドガルドの友人でファジィルの母 褐色に金髪に青い目をしている
のと、左手の義手が特徴的
少し自由すぎるファジィルに手を焼いている様子 性格はかなり寛大
《ブランデンブルグ侯爵家》
今勢いのある新興派の侯爵家、野心が高くいろんな事業を展開しているが
伝統を重んじる家門には煙たがられている
ダイアン・ブランデンブルグ
ブランデンブルグ家当主
金髪に赤い目をしている、フルストゥルのことを気に入っている反面レヴィエには厳しすぎる面がある
身分や体面、メンツなどを気にする性分で自分より下のものを見下している節がある
フィリア・ブランデンブルグ
旧姓ノルドハイム 現ブランデンブルグ侯爵夫人
黒髪赤目の女性 ティルディアとは同じ学校出身でそのころから
信仰に近い情を抱いている、そのせいかその娘であるフルストゥルには劇毒レベルで甘いが
レヴィエには度を越して厳しい
ユリアナ・レーベンス
旧姓ブランデンブルグ 現レーベンス侯爵夫人
レヴィエの姉 金髪の可愛らしい女性だが甘やかされて育ったためか年齢より精神的に幼く
侯爵夫人としてはやや危うい面も
ツィリアーデとは友人
オースティン・ブランデンブルグ
ブランデンブルグ家次男 レヴィエの弟
5歳児の為純真無垢 よく淑女教育でブランデンブルクにきていたフルルに懐いていた。
ジョエル・カニャーク
ブランデンブルク侯爵家の家令 ダイアンの片腕としてとても優秀
レヴィエとフルストゥルを昔から見守っていたため彼らに関してやや親のような目線で接することも
使用人のなかの使用人といっていいほど模範的な人物
ソーニャ・メイヤー
元ブランデンブルク侯爵家侍女
とある事情でブランデンブルク侯爵家を自ら辞め、ジルベールの元に仕えている
紫のショートカットに水色の瞳をした女性
侯爵家の使用人だがレヴィエに不信感を抱いていた
ラスター・テューリンゲン
元ブランデンブルグ侯爵家の従者
ソーニャ同様とある事情で辞めさせられ、ジルベールの元に仕えている
黄色い髪に青い瞳をした 少し気弱な男性
侯爵家の使用人だがレヴィエに不信感を抱いていた
《その他の登場人物》
シードロヴナ・ユスーポフ
ユスーポフ子爵、真っ白の髪と水色の瞳をしている。
ロクサリーヌとギーゼラの夫だが二人に平等に接していて家庭内も安泰
冷静で落ち着いた雰囲気だがうっかりものな一面もある
ギーゼラ・ユスーポフ
もう一人のユスーポフ子爵夫人 黒髪に紫の瞳をした可愛らしい印象の女性
ロクサリーヌとは姉妹のように仲がいいが、思ったことをずばずばいってしまう性分
でシードロヴナを窘める場面もしばしば
デイヴィス・ノルドハイム
ノルドハイム現伯爵
フィリアの父でジョシュアの祖父
仕事一筋な人間だったがしっかり義理は通す性格
ジュリア・カトリーナ
ツィリアーデの同級生
上品で柔らかい印象の女性
ヨハンナ・ロゼットロア
ロゼットロア公爵夫人
シャルロットとヴィクトルの母親
社交界の中心的人物、娘と仲が良く由緒正しい家門のフルストゥルを気に入ってる
ノーデン・オルドリン
マリアンの父でありオルドリン製菓の社長、娘のことを大事にしなかったこと
でフルストゥルにとても感謝している
新興貴族のためかやや平民よりであるせいで貴族社会に溶け込めていない
ベルダー・ザックレー
とあることをきっかけにフルストゥルに好意を抱くようになった大柄で声の大きな騎士
フルストゥルにアピールしようとするもいつもニーチェに阻まれている。