表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/127

結婚は待ち遠しい

テオドール男爵邸につくと、貴族の方々がついており、俺達が最後だったようだ。


若い客も呼んでおり、ルーナが話しやすいようにと、どうやらルーナに気を使ったようだ。


「ファリアス公爵、お久しぶりです。」


シャリーと挨拶に来たのは、フォード公爵の嫡男ジュード様だった。

どうやら、王女の結婚式の帰りに寄ったのだろう。

以前から、王都の帰りにはよく泊まっていたのは知っている。

俺が、領地の邸にいないからテオドール男爵邸に泊まっていたのだ。


「ジュード様、結婚式では挨拶もせずすみません。フォード公爵はどうされました?」

「父上はまだ王都です。母上と旅行をして帰るそうですよ。」

「ジュード様、気を使わずいつも通りでいいですよ。」


ジュード様はいつもは俺のことはファリアス公爵なんて言わないで、カイルと呼んでいる。


「婚約者の方がいるから、丁寧にいきたかったのだが。」

「ルーナ、こちらはフォード公爵家のジュード様だ。」

「初めまして、ルーナです。」


ルーナにジュード様を紹介し、食堂へ行くと、席がルーナの隣ではなかった。

テオドール男爵の邸に招待されてきているから、何も言えん。

言えば、無礼になるだろう。

向かいの席のルーナの隣はジュード様になっており、二人で楽しく話している。


「カイル様は結婚式をいつ頃とお考えですか?」


隣のシャリーが聞いてきた。


「今、ルーナのウェディングドレスを特注で作らせているから、完成すればすぐにでもしたいと思っている。」

「まぁ、特注ですか?」

「ルーナに似合うものを着せてやりたいからな。」


ウェディングドレスの完成や結婚の準備が後3ヶ月位だ。

自分の結婚が待ち遠しいのは不思議な気分だ。


食事が終わり、もう外は真っ暗だ。

邸に帰り、いつものように準備ができた頃にルーナを迎えに行った。


「ジュード様とはどんな話をしていたんだ?」

「ジュード様の領地では、銀髪が珍しいようでしたよ。」


たわいない話なのだろうと思った。


「そうか、明日は二人で馬で出かけないか?」

「馬に乗せて下さるんですか?」

「先に農家をまわってからになるが、その後はゆっくりしよう。少し走れば湖もある。」

「明日が楽しみです。」


ベッドにルーナを連れて行くと、入るなりすぐに寝てしまった。

結婚式があり、その後すぐに領地に来たりと思いの外疲れていたのだろう。

今夜は朝までゆっくり休ませることにした。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ