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公式試合でも安定の溺愛です

公式試合の当日。

カイル様と二人で公式試合にきた。

帰りは二人でいたかったらしく、オーレンさんもハンナさんもカイル様は連れて来なかった。

カイル様は観客席の一番前を私の為に取っており、案内してくれた。


「仕事で観客席にはいられないが、ちゃんと見てるから、ここで観戦するんだぞ。」

「はい、ちゃんと見てますね。」


私の席は特別席なのか、フカフカのクッションもあり、周りの一般の席と少しだけ違っていた。

カイル様は打ち合わせ等仕事があるらしく、私を残し行ってしまった。

周りにも、少しずつ観客が入り賑やかになってきた。


私は、試合もそうだが、今日はカイル様の仕事をずっと見られると思い、少しドキドキしていた。


騎士達が入場するところから、カイル様やルーベンス様達騎士団長が入場してきた。


観客席から、歓声が上がる。

しかも、私の後ろにいる女性達は黄色声で、ルーベンス様とカイル様に手を振っている。


「きゃあ、ルーベンス様よ!こちらを向いて下さったわ!」

「カイル様も素敵だわ!」

「いいえ、絶対ルーベンス様よ!ファリアス公爵様は、何だか怖いわ!」


最近、何となく思ったのだが、カイル様が怖いと思う方と、お顔が素敵と頬を染める方と分かれている気がする。


カイル様を見てると、私の方に小さく手を振ってくれた。

私も恥ずかしながら手を振った。

私に気付き、ルーベンス様も振っていたが、後ろにいる女性達は自分に向けられたと思ったのか、また黄色い声が上がった。


「きゃあ、手を振って下さったわ!」


何だか、後ろの迫力に圧倒されそうだった。


試合は、模擬剣だけど私には迫力があった。

あんな風に、剣を交わしているのは、始めて見た。

凄いわ!

と見いってしまっていた。

カイル様の騎士団の方も出場しており、思わず、頑張って下さい!と思わず両手を握っていた。


午前の部が終わり、カイル様の所に行こうかと悩んだが場所がわからずそのまま席で悩んでいた。


その時、また後ろから、きゃあ!と黄色い声が上がった。


「ルーナ、待たせたな。」


振り向くとカイル様がいた。


「カイル様。迎えに来て下さったんですか?」

「ああ、午後の部まで、一緒に昼食をとろう。」

「はい。」


カイル様が、いつものように肩を抱き寄せてくれ、一緒に行こうとした時、後ろの女性達の声が微かに聞こえた。


「何あれ、当てつけ?」


カイル様には聞こえなかったのか、全く反応せず、私を見ていた。

聞こえなかったにしても、見られているのに、カイル様はいつもと変わらない。

カイル様は鋼の心臓かしらと思う。

私が気にし過ぎかしら、と思いカイル様と昼食に行った。


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