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まじんのあしあと  作者: 全力投球
第一章 まじんさんとわたし
1/6

~語り手~ 物語の始まり

少し前に書いたものを読みやすく編集してみました。

どのような意見でもいいので感想などいただけると、とても嬉しいです(読んでくれている人がいると思えるだけで頑張れるものです)

なにとぞよろしくお願いします。

私が目を覚ますと清潔なベットの上にいた。

ここはどこだろう。

ここに来るまでの記憶がない。それどころかそれ以前の記憶も曖昧だ。何かに怒っていた気もするが定かではない。

あたりを見回すも、薄暗くてよく見えない。


「おはよう」

声のするほうをよく見ると、女性が椅子に座っている。


女性の印象はとにかく不思議な人だった。

目鼻立ちはすっきりしているし、少し明るい綺麗な茶色の髪を、長すぎず短すぎず、肩くらいの長さでまとめられている。

肌は透き通るほど美しく、それほど年を経ているわけでもないだろう。……人生経験の浅い私には女性の年齢のことはよくわからないが。


それでも私が不思議だと思ったのは瞳の色だ。

片目はまるで海のように青く、もう片目は炎を宿したかのように赤い色をしていた。

オッドアイ……というのだろうか。初めて見た。


女性は優しく微笑み、おもむろに膝の上に乗せていた本を開く。

表紙はハードカバーで見たこともない文字が書かれている。


「私が語り手であなたが聞き手。さっそくだけど読ませてもらうわね。」

そういうなり女性は目線を本におとす。


私に拒否権はないのだろう。まぁそれでも問題はない。私は女性の声に意識を傾けた。


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