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神子の奴隷  作者: くろぬこ
最終章 試されし者

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奴隷狼娘の決意

 

「大変なことになったであります」


 アイネス殿達と相談して、協力者を探す為に探索者ギルドへ向かって走る。

 まさかアクゥア殿がやられるとは思いもしなかったが、やはり凶賊というだけあって、かなりの手練れだったのだろう。

 

「……」

 

 思わず歯を強く噛みしめた。

 ハヤト殿をすぐ助けに行きたくても行けない、非力な自分が歯がゆくなる。

 もっと強くなりたい……。

 

「おい、聞いたか? 城の騎士が……」

「え!? それって本当なの? じゃあ、今の街は」

「申し訳ないであります! 通して欲しいであります!」

 

 街の中心に行けば人が多くなるが、今日はいつにも増して人が多い気がする。

 慌てたように走る人達に、ぶつかりそうになりながらも、探索者ギルドを目指す。

 

 こういう場合はサリッシュ殿を頼るのが一番だが、間が悪いというか、午後からの合同演習で街にはいないので、頼ることができない。

 この前のような山賊ならまだしも、アクゥア殿がやられるような凶賊相手だと、私達だけでハヤト殿を助けに行くのは流石に分が悪い。

 アズーラ殿は他に当てがあるらしいから、そちらは任せるとして……。

 

 アイネス殿も言ってたが、まずは探索者ギルドにいるマルシェル殿に、手助けを頼むのが一番だろう。

 奴隷の子供である自分達に協力してる人は少ないが、もしかしたらハヤト殿絡みならサクラ聖教国の助けも、借りれるかもしれない。

 汗だくになりながら、ようやく探索者ギルドに到着すると、不思議な光景が目に入った。


「何事でありますか?」

 

 探索者ギルドの前に、すごい人だかりができてる。

 飛び跳ねて覗こうとしたが、掲示板に大きな紙が貼られてることしか分からない。

 

「おいおいおい。早く宿で寝てる奴らにも教えないと、かなりやべぇぞこりゃ!」

「ホントだよ。今日は、迷宮探索どころじゃねぇな!」

「……?」


 集団の中から出て来た探索者の2人組が、慌てた様子でどこかへ走っていく。

 書かれてる内容が少し気になるが、マルシェル殿を見つける方が先なので、探索者ギルドの中へと入る。

 何かあったのか、探索者ギルド内も大勢の人でごったがえしていた。

 銀狐が出た時のように、受付前も人の壁ができて近づけそうにない。


「……ん?」

 

 マルシェル殿を探して周りを見渡していると、部屋の隅に見覚えのある人達がいた。

 事あるごとに、ハヤト殿へちょっかいを出してきた、貴族巫女の姿を見つけて嫌な気分になったが、しばらく観察してると様子がおかしいことに気づいた。

 

 ハヤト殿が「ロール嬢」と呼んでいた、ヴァルディア教会の貴族巫女と一緒に数人の女性がいる。

 よく見れば、彼女を護衛していた教会騎士だと分かった。

 教会騎士の人達は、なぜか武器や防具を装備しておらず、椅子に座って皆がうなだれている。

 貴族巫女は、病人のように酷く青ざめた顔で、「お母様、どうして……」と呟いて頭を抱え込んだ。

 

 ヴァルディア教会の人達の前には、武装した牛人の男性が腕を組んで立っている。

 サイクロプスを思い出すような威圧感を放ち、周りに睨みを利かしている為か、皆がそこを避けて通るので、そこだけ人がほとんどいない。

 

「アカネちゃん!」

「……あっ! マルシェル殿!」

 

 人ごみをかき分けて、見覚えのある女性がこちらへやって来る。

 よかった、マルシェル殿がすぐに見つかって……。

 

「同僚から聞いたわよ。クロミコ様が、凶賊に誘拐されたって……」

「そうであります! すぐに、助けに行きたいのでありますが、誰か協力してくれる探索者を、紹介して欲しいであります!」

「うーん……。紹介してあげたいのはやまやまなんだけど、ちょっと城で問題が起きちゃって、そっちの対応で優秀な探索者をすぐに紹介できないのよ」

「お城で、何かあったでありますか?」

「アカネちゃんは、入口にある掲示板もまだ読んでないの? 城にいた騎士団が謀反を起こして、事情聴取のために軟禁されていた貴族達と、一緒に逃げたのよ」

「ええ!?」

 

 衝撃の内容に驚きつつも、マルシェル殿の話に耳を傾ける。

 サリッシュ殿を含む、街にいた迷宮騎士団が合同訓練に出かけた留守を狙って、この街に唯一残って城を警備していた第5騎士団が、城で軟禁されていた貴族達を連れ出して、中級者迷宮へ逃げ込んだらしい。

 

「アカネちゃんにはちょっと難しい話だけど、ヴァルディア教会の貴族達が二重帳簿とか、お金の不正を働いた証拠を見つけてね。ヴァルディア教会と裏で黒い繋がりのあった関係者に、事情聴取をしてる最中に、逃げだしたんですって。まったく、ヴァルディア教会に嫌な噂があったのは知ってたけど、うちの貴族や騎士団にもそんな馬鹿なことをしてる人がいたとか、本当許せないわよね!」

「そ、そうでありますね……」

 

 目を吊り上げて怒るマルシェル殿の気迫に押されて、思わず後ずさりをしてしまう。

 

「今、街の中には騎士がほとんどいないから、逃走した者達を捕縛するように探索者ギルドにも協力依頼がきてね。掲示板にも貼ってるけど、賞金を出して優秀な探索者を募ってるところなのよ。これを見たら分かると思うけど、急なことで職員も大忙しで……。サクラ聖教会の幹部達とギルド長達が緊急の会議をしてるから、それが終わったら副ギルド長に相談して、ハヤト君の救出もお願いしてもらうつもりだけど……」

「そうでありますか……」

 

 これはちょっと困った。

 この雰囲気だと、すぐに協力者を紹介してもらえそうにはなさそうだ。

 

「ヴァルディア教会のことは自業自得とは言え、あの子は少し可哀想ね。副ギルド長から聞いた話だけど。調査の手が入るのを察したのか、母親は司祭代理の仕事を彼女に与えてすぐ、本国へ逃げ出したみたいだし。蜥蜴のしっぽ切りみたいに、自分の子供も時間稼ぎの為に利用するなんて、どこまでも腐った教会ね!」

「……」

 

 暗い雰囲気の彼女達を見て、ようやく合点がいく。

 

「あら、何の騒ぎかしら?」

 

 マルシェル殿が見つめる先に、自分も顔を向ける。

 探索者ギルドの入口が、妙に騒がしい。

 

「ヒッ! 紅豹鬼!」

 

 誰かの悲鳴と同時に、人の集団が左右に別れる。

 探索者ギルドの入口に、人影が見えた。

 全身鎧を着た重装備の探索者が、腰を抜かしたように座り込む横を通って、誰かが室内に入って来る。


「紅豹鬼……。本物か?」

 

 誰かの呟きが耳に入る。

 しんと静まりかえった施設内を、紅豹鬼と呼ばれた人が何かを引きずりながら、受付に向かって進んで行く。


 一目見たら忘れそうにもない、血のように紅く染まった凄い髪型の女性だ。

 いや、髪というよりは、たてがみのような……。

 耳の形からして猫族のようだが、体格的に豹人だろうか?

 まるで猛獣のような近寄り難い雰囲気を感じるせいか、強面の屈強な探索者達も、距離を取るように離れていく。

 

 引きずられているのは人らしく、どこかで見た顔だと思ったら、奴隷商会にいた人だ。

 従属の首輪をしてるので奴隷かと思ったが、どうにも様子がおかしい。

 なにしろ引きずられてる男性は白目を剥いていて、気絶してるようにしか見えない。

 近づけない程に大勢の人がいたはずなのに、いつの間にか誰もいなくなった受付前に近づくと、引きずっていた奴隷商人の襟首を掴んで持ち上げる。

 

「ほら、ホーキンズ。連れて来てやったにゃー。早く手続きとやらを……んにゃー?」

 

 喋らないことをおかしいと思ったのか、ホーキンズと呼んだ男性の顔を覗きこむ。

 奴隷商人は、口から泡を吹いて白目を剥いている。

 

「ホーキンズ、何を寝てるにゃー。起きるにゃー!」


 襟首を掴んだまま、男性を激しく揺すった。

 次に乾いた音が、室内に何度も響き渡る。

 

「ハッ!? 少々お待ち下さい! すぐに起こせる者を、お呼びしますから!」


 紅髪の女性が平手でなく拳を握り締め、それを振り上げたところで、慌てた職員達が飛び掛かって制止した。

 介抱する為か、職員達に運ばれる奴隷商人を、豹人の女性が呆れ様な顔で見送る。

 受付に背中を預けると、うっとうしそうな顔で奴隷の首輪を指で摘まんだ。


「この一大事に、困った奴だにゃー。早くこの首輪を外してくれないと、自由に暴れ……んにゃー?」

 

 赤髪の豹人と、不意に目が合う。


「……!?」

 

 受付前にいた豹人の女性が、突然に消えた。

 そして背後に人の気配と、鼻を「スンスン」と動かす音が聞こえる。

 

「クゥの匂いがするにゃー」

 

 あの距離を、一瞬で?

 もしかしたら、カリアズ殿よりも早いのでは……。

 耳元で女性の声がすると、肩に手が置かれた。

 身体を後ろへ回されると、紅豹鬼と呼ばれた女性が、上から覗き込むように顔を寄せてくる。

 

「もしかして、おチビと知り合いなのかにゃー?」

「ヒッ!」


 金色だった両目が血のように赤く染まり、真紅の瞳で私を覗き込む。

 本気を出した時の父殿以上の気迫を感じて、思わず変な声が出た。

 

「おー! なんだい。珍しい顔がいるじゃない。クエン、こんな所で何をしてるんだい?」

「んにゃー? おー。ヴァスがいるにゃー」


 赤い尻尾を左右に振りながら、クエンと呼ばれた豹人の女性が、嬉しそうな笑顔を見せる。

 鉄下駄の音がする方へ顔を向けると、牛人の女性が目に入った。


 長身の女性だが、よくいる牛人の女性に比べると細身な体型だ。

 ただし、ドレッドと呼ばれるその特徴的な髪型から、アズーラ殿がよく話していた、闘牛祭で優勝経験のある女性だと判断できた。

 おそらく、一切の無駄がない絞り込まれた筋肉により、その細い身体が作られているのだろう。

 

「お師匠様から、やっと外出許可が出たにゃー。首輪が外れたら、迷宮へ遊びに行く予定にゃー」

「モモイ様から? ふーん……なるほどねー。それはちょうど良かった。じゃあ私達と、一緒に行かないか? 先発隊として様子を見に行くんだけど、クエンがいるなら騎士相手でも、問題ないだろうし」

「行くにゃー」

 

 クエン……ヴァス……。

 ……あれ?

 その名前は、どこかで聞き覚えが。


「で、そこの子は誰だい。クエンの知り合いかい?」

「違うにゃー。初めて会った子にゃー。でも、将来有望な子にゃー」

「へー。私にはよく分からないけど、クエンがそう言うなら、そうなんだろうね」

「おチビの匂いがするから、間違いないにゃー」


 先程のは見間違いだったかと思うように、金色の瞳に戻ったクエン殿が、楽しそうな表情でこちらを見つめる。

 ヴァスと呼ばれた牛人の女性が、興味深げな顔で私を見下ろす。

 

「君、名前は?」

「ア、アカネであります」

「アカネ? ……あー、君が例の子かい。フフフ……私はヴァスニアだ。アズが、いつも世話になってるよ。いろいろ困った子だけど、悪い子じゃないから、仲良くしてやってちょうだいね」

「え? ……あっ!」


 確かヴァスニア殿は、アズーラ殿の……。

 ヴァスニア殿が、大きな手で私の頭を撫でると、そのまま目の前を通り過ぎて行く。


 アズーラ殿……。

 どうやら、バレてるみたいですよ?

 何と返答していいか分からず固まっていると、項垂れた貴族巫女達の前に立つ牛人へと、ヴァスニア殿が歩み寄った。

 

「悪いね、あんた。見張りを頼んじまって」

「かまわん。そっちは、話がついたのか?」

「ついたよ。とりあえずその子らは、サクラ聖教国に預かってもらって、いろいろと事情を聞くらしいよ」

「そうか……。お前の装備は、どうするんだ? ヴェラを迎えに行くついでに、一度家へ戻るか?」

「いや、いいよ。別に竜を相手する訳じゃないし、これで充分だよ。ほら、盾もあるし」

「鉄下駄は普通、盾と言わんがな」

「ウシシシシ」


 鉄下駄を見せるように片足を上げながら、ヴァスニア殿が楽しそうに笑っている。


「道を開けてくれ」


 凛とした力強い声が聞こえて、入り口の方へ目を向けた。

 入り口前でたむろする探索者達を、銀色に輝く全身鎧を着た獣人が押しのける。

 ツアング殿のように身体が大きく、狼人だと思われる騎士が道を作り、その後から法衣を着た人達が顔を出す。

 

 獣人騎士以外にも、鎧の形が異なる騎士が法衣を着た集団を護衛しており、何となくこちらは教会騎士団のように思える。

 教会騎士団の盾には、ヴァルディア教会とは違って、人と獣が手を取り合ってる家紋が描かている。

 自分が見たことの無い家紋だ。

 

「デイレン殿!」

「おお。久しぶりじゃのう」


 どこからともなく現れた壮年の男性が、奇妙な集団へと駆け寄る。

 一目見て偉い人と分かるような、高貴な法衣に身を包んだ老人と、互いに嬉しそうな顔で抱きしめあう。


「話は聞いておりましたが、本当に生きてらっしゃったのですね」

「ホッホッホッ。元気でやっておったかの?」

「ええ、それなりに。ヴァルディア教会から、不慮の事故で亡くなったと聞かされた時は、まさかと思いましたが……」

「ホッホッホッ。ほれほれ、足もちゃんとあるじゃろ?」


 幽霊では無いと証明するためか、老人が楽しそうな顔で法衣の裾を捲る。

 しばらく談笑した後、その顔が真剣な表情へと変化した。


「うむ。馬鹿な弟と宰相の姑息な悪知恵で、危うく命を落とす所じゃったが、とある御仁に救われての。いやはや、久々に長い休暇を楽しませてもらったわい」

「では、やはり彼らが……。今までどちらに?」

「サクラ聖教国に亡命して、しばらく匿ってもらっていたのじゃよ。実はここ数日、倉庫地区にある空き倉庫の地下室に、皆と潜んでおったのじゃが、知らんかったじゃろ?」

「え? 倉庫地区にですか!」


 驚いたような表情をする男性を見て、老人が再び楽しそうにケラケラと笑う。


「うむ。ヴァルディア教会の連中が、この街から夜逃げし始めたと聞いての。この街が、安全な場所になったようだから、恩人に借りを返すため、皆と顔を出したのじゃよ」

「恩人……ですか?」

「ふむ。その話でちとお主と、話したいことがあっての……」

「ちょうど良い所にいましたね」

「あっ、副ギルド長。会議は、終わったのですか?」

「ええ。つい先程、終わったところです」


 視界を遮るように、エメナス殿が私の前に現れた。

 私の方を見つめると、手に持っていた筒のような物を差し出す。


「あなたに、コレを渡しておきます」

「……?」

「副ギルド長。ギルド長の隣にいるデイレン殿って、もしかして……」

「ヴァルディア教会の前教皇ですよ」

「本当に……本人なんですか?」

「本人ですよ」


 驚いた表情でギルド長達を見つめるマルシェル殿とは対照的に、冷静な表情でエメナス殿が受け答えをしている。

 再び私に視線を戻すと、渡された筒を指差す。


「その中にある書状を、アクゥアに見せなさい」

「アクゥア殿に、でありますか?」

「そうです。その中には、クロミコ様を攫った凶賊達の居場所を描いた、地図が入ってます。クロミコ様の行方を追っていた仲間からの報告では、貴方達のご主人様はまだ無事のようです」

「本当でありますか!」

 

 思わぬ所で、ハヤト殿の行方を知ることができた。

 しかも、まだハヤト殿は無事だと言う。

 これはかなり有り難い情報だ。

 

「ただし、クロミコ様が今いる場所は、謀反を起こした騎士団が逃げ込んだ中級者迷宮の更に奥です。貴方達のような子供だけでは、到底行けるような場所ではありません。なので、それをアクゥアに渡して下さい」

「……」


 アクゥア殿も子供であるはずなのに、自分では力不足だと言われてしまう。


「お預かりするであります」


 胸に棘が刺さったような気持ちになりながら、マルシェル殿達と別れた。

 探索者ギルドを出ると、後ろへ振り返る。


 前教皇であるデイレン殿の傍で、護衛をする狼人の騎士を見つめた。

 兜は被っておらず、精悍な顔立ちが目立つ。

 前教皇を守るような人だから、きっと職業が聖騎士とか、凄腕の騎士なのだろう。

 

「……」

 

 なぜだろうか……。

 その姿が、どこか父殿と重なった。

 

 なんとなく、自分の心に問い掛ける。

 私は何のために、聖騎士を目指しているのかと。


 父殿の昔話に憧れて、騎士団に入団したかったから?

 入団をしようとした時に、酷い目に遭って奴隷に落ちたのに、なぜまだ聖騎士を目指すのか……。

 ツアング殿に言われて、聖騎士になればファルシリアン家に入れると、教えられたから?


 ……違う。

 それだけは、はっきりと言える。

 私が聖騎士を目指していたのは、そんな理由ではない。

 

「守るべき者を守るための力が、欲しかったからであります」

 

 あの姿は、私の憧れの姿ではなく、私が目指すべき姿だ。

 

「……」

 

 気づけば狼人の騎士がこちらへ振り返り、ツアング殿のような鋭い瞳で、私を見ていた。

 しばらく互いに見つめ合っていると、騎士の姿が人混みの中へと消えていく。

 その姿を頭に刻み込むと、再び踵を返す。

 

「今の私は、確かに役立たずであります。でも、いつかきっと……」

 

 拳を握り締めると、顔を上げる。

 皆が待つ家へと向かって、大地を力強く蹴った。


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