第四話「お茶会その後」
前回のあらすじ
てぃあ は べてぃ と なかよく なった !
『あのぉ、ちょっと、静かに聞いてほしいんですけど』ん!?ハンナ!?あ、念話かぁ。なになに?
『順応能力高いですね!?ま、まぁそれは置いといて。』置いとかれちゃった〜!てへペロ♡
『これから公爵家でお茶会ですか?』そのつもりだけど?それかなにか問題でもある?
『ないんですけど、馬車はどうするおつもりかな〜と思って』え、そのへんに公爵家の馬車待機させてあるけど?
『だから、その馬車が盗まれてしまったんですよ〜』あのさぁ、ハンナ。そういう大事なことは最初に言いなさい!怒るよ!
『もう怒ってます〜(泣)』「あのぉ〜ティア?どうしたの?なんかあった?」
「公爵家の馬車が盗まれたの」「へー…ってティア!?一大事じゃない!どうしてそんな平然としていられるわけ!?」
いや、私にはハンナとゾーラねえさんっていうさいきょー女神がついてるから。「私、女神の加護持ちだから」
「◯△♨□◇♡☆!?」「ごめん、今なんて?」
「ティア、転生者?」「んーなんのことだかわかんないな〜♪」「その反応は図星ね」「はぁ。バレたらしょうがない。そうよ、私は転生者。で、なんでバレたのよ!?」「なんでって、女神の加護持ちは転生者しか持ってないのよ」
「そんなん聞いてないんですけど、ハンナ!?」『え〜そうでしたっけ〜』
「は、ん、な…?」「ベティ、どした!?」「女神、ハンナ、さま?」
『はいそーですよ』「こんな間抜けだったなんて…真面目にお祈りを捧げてた私が馬鹿みたいなんですけど!」
『ががーん!人間に間抜けって言われたよ〜ゾーラぁ〜』
『その人間、気に入った!ハンナの悪口を言うやつは大抵いいやつだ』
「『破壊の女神』ゾーラ!?」ベティが物知りすぎて恐い。てか『破壊の女神』ってなんだ。
『人間!その名前で呼ぶな!ハズいから…!』
「え、萌える…♡」「わかりみがすごいよ、ベティ!すんげえ萌えるよね、ゾーラねえさん!」「ゾーラねえさん!?」「いいっしょ〜」
「いいないいな!ゾーラさま、レティも!レティもゾーラねえさんって呼びたい!」
『い、いいけど』
『むぅ、ゾーラだけずるいです!私のこともハンナねえさんと呼ぶのです!』
「「絶対に嫌」」
『ハモんないでください!女神だって傷つくんですからね!』
『寝たら忘れるだろお前』
うるさいなぁーあの人たち。そう思っていると、「ねーねー」
「ねーてぃあ!いっちょにあちょぼ!」「ベティ!?」
読んでくださりありがとうございます!誤字脱字あったら教えてください!