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DREAM! 第10幕(地区大会編 2/7)

(あらすじ)

今シーズンの大会に向けて

あわてている拓哉達。

その裏では、力也が動き出していた。

校門。

まだ紹介していなかったが

拓哉の高校は、瀬戸川学園せとがわがくえん

結構なエリートが揃っている高校でもある。


その校門に見慣れぬ者が立っている。

いや、言い争っている。

相手は、うちの学園の生徒

マラソンの時に僕と仲がよくなった福島亮太である。


「んだてめー?何見てるんだよ!」

亮太がその見慣れぬ人につっかかる。

「その姿は、野球部のエース福島亮太だな。」

ニタリと笑いながら聞いてくる。

「だ・か・ら!お前は誰だ!」

「・・・・。」

相手は、今でもきれそうな亮太の質問に答えない。

大声で言い合っているせいか周りの人が集まってくる。

「フッ。いずれ分かる。どうだ俺と勝負しないか?」

相手は、やっと口を開いた。

「勝負?」

「そうだ。お前が3球投げて俺が全てホームランゾーンに打ち込めば

俺の勝ちってことだ。」

「野球の勝負?望む所だ!」そして2人は、グラウンドに向かった。


ーそのころプールではー

「フー。もうあと一時間もすれば

プールから上がるか。」

一休みをしている僕がタオルで体を拭きながら

呼びかける。

「えー!もうそんな時間?」

皆、口をそろえて言う。

「あせってもしょうがない大会では

全力を降り注ぐだけだ!」

「はい、はい。」

僕の熱血ぶりは皆に認められず

スルーされる。

その後、また泳ぎだした。


今、まさにグラウンドで大変なことが

起きているとも知らずに・・・。


「おーい上がるぞ!」

その掛け声と同時に次から次へとプールから

上がってくる。

バックを背負い解散する。

「さようなら!」

いつもと変わらないクラブ活動だったはずなのに・・・


プールを出てすぐ側にあるグラウンドを見た時

櫻と一美の顔色が悪くなった。

それと僕には聞こえた。

一美の

「り、力也・・・?」

と言う声が。

僕も、一つ驚くことがあった。


亮太が、地面に足をつけて敗北感に浸っている光景が・・・・。


つづく

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