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DREAM! 第8幕(最大のライバル内村力也 登場!)

(あらすじ)

櫻、希、一美が入部したことによって

大会優勝の希望が見えてきた。

だが、裏では力也や一美の手によって

優勝台独占計画が始動していた。

朝。

清々しい風が吹いている。

拓哉は、ベットの上で伸びをして学校へ向かう。


まだ眠気も取れていない。

「は~ぁ。眠いな。」

歩いていくと

「あっ!拓哉君!」

と、声がした。


振り向くとそこには櫻が立っていた。

「お前って<君>をつけて相手を呼ぶタイプだったけ?」

櫻に疑問をぶつける俺。

「ううん。」首を振って答えた。


「じゃあ何でだ・・・・?」

と言った瞬間

「あっ!今シーズンの水泳地区大会エントリー学校を見た?」

俺の言葉が櫻の言葉にかき消されてしまった。


「見てコレ!」

と言ってメモ帳を出した。

そのメモ帳には、数校ほどの学校名が記されていた。


「すごい!この学校全部水泳の名校じゃないか!」

「そんなの問題じゃないよ!この高校を見て!」

櫻がある一校を指差した。


そこには、

戸野山高校とのやまこうこう(第6幕に登場)と、書いてあった。

「この高校がどうしたの?」

「ばかね!ココには、力也って子がいるの!」

「力也?」

「そう、力也はこのメモ帳に書いてある全ての高校に

偵察員を送って自分の高校を水泳大会で必ず優勝するように

しているのよ!」

「そんな!水泳大会関係者が許すはずがない!」

そう投げかけると

肩を落としてため息をつく。


「お金よ・・・。」

「金?」

「そう、力也はここらでは有名な財閥の跡取あととり息子。

関係者でも,うかつに手が出せないってこと。」

拓哉は納得したようにうなずく。

「だから、うちの高校にも偵察員が回っているはずよ。

誰かは、分からないけど・・・」

「誰であれセコイ手を使うやつの仲間だろ!

ろくなやつじゃないぜ!」

拓哉は、怒りながら足を進めた。


そして、今日から水泳地区大会優勝に向けての

3人の女と2人の男の特訓が始まろうとしていた。


つづく






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