石油が枯渇する前にプラスチック製品の使用が禁止になる
2010年に上海に行った時に、
たくさん電動スクーター
が走っていました。
ガソリンスクーターを改造いたもののようで、坂道を押して歩くほどの不便な乗り物でした。
道端にコンセントが転がっていて、それで充電していたようです。
走行音がしいないので、安全のためか、異様に大きいクラクションの音がしました。
朝ホテルでそのっクラクションの音で目が覚めました
2020年の頃には、
石油が50年後にはなくなる
ウランは120年後になくなる
と、ざっくり予想されていた。
というのも、
節約
効率よく使う
などの技術革新で、もっと先になるだろうと誰しも考えていた。
2035年夏
電動スクーターのうるさいクラクションで起きる。
電動化が進んでガソリン車が走っていない
2010年の上海で見ることができた景色が日本でも
ただし、理由が違う。
一つには
ガソリンが買える値段でなくなった
さらに
自家用車がなく
ガソリン車のスクーターを電動車に改造したものが走っている
まさに
2010年上海と同じ光景が2030年頃から日本でも当たり前になっている。
スクーターにも関わらず、クラクションの音がやたらでかい
その理由の二つ目
プラスチックの使用が禁止になった
石油から様々な製品を手頃な値段で作ることができるプラスチックは
廃棄しても土に還らない
そればかりではなく、ナノプラスチックとして空気中に浮遊することで健康被害の元凶とされた。
いわば、アスベストと同じで、材料としての使用の禁止ばかりでなく、
廃棄までことこまかく立法化されたのである。
では、石油は余っているのか
紛争国で過剰使用されたため、残りはあと20年。
各国とも緊急の発電時のみ使用が認められ、市場には出回らない。
石油が枯渇するのは50年後と言われています
その前に
石油が買える値段でなくなった
プラスチック製品の使用が禁止になった
ならば、石油そのものの枯渇は延びたかというと
紛争で過剰使用
されたため2035年では枯渇まで20年です