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7、

 夢であってほしかった。

 

 現実は不気味なほど順調に準備が進み、数日後、正式に「横浜圏外交担当」となった春奈は、

 横浜圏邸に承諾を申し込む書状を送る羽目となった。



「本島と横浜圏のより良い関係を維持し、相互の情報交換、

 ならびに財政の見直しのために本島から職員を派遣したい」

 


 だの、うんぬんかんぬん。 

 

 そんなのは建前で、金食い虫のお荷物を査定しに、うちの者を派遣します、ということだ。


 前に同じような事を送ったら、送った書状に小刀が突き刺さってそのまま返ってきたというのだから、望みは薄いが。


 そして数日後、返答が届いた。



 そこには、正方形の板の中心に文字が書いてあり、それを半分に切った片割れ、

 いわゆる割符というものと、巻物が一つ。



 恐る恐る巻物を開くと、



「よしなに」



 と、たった四文字の言葉が書かれていた。


次章、横浜圏に派遣されます!

侍とのご対面です(^^)

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