表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキのありすぎる妖精サマと私  作者: 姫宮煌輝
11/13

11 ニンゲンの温もり

 夢をみていた。


 暗くて、恐ろしい夢だ。


 見えるもの全てが闇。すぐ近くにあるはずの手も、指も、体も、何も見えない。


 まさに今の私の心を表しているかのような夢。


 全てが暗闇に閉ざされ、行く先も分からない。


 カナ、ごめんさない。


 思い浮かぶ言葉は、たったその一言だけ。


 カナ――――。


 その時。


 柔らかい、暖かい温もりが私の全身を包み込みました。


 まるで、まるでお父様やお母様が傍にいてくれるかのような、優しい温もり。


 …………カナ。


 私はすぐにカナだと分かりました。


 何故だかは分からないのですけれど、カナだなって。


 このとき、私はとても救われた気持ちになれました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ