表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名も無き将軍の物語り  作者: 縞栗鼠
6/22

城塞都市を目指す黄金騎士と吟遊詩人。②

森を抜け広い丘陵へと出た黄金騎士の一行。


長老団の一人が馬を走らせ、辺りを、ひととおり見回して戻って来た。


『起伏のある、この土地柄に詳しい者はおらぬか?』


大男が前に出て長老に語り掛けた。


『ワシは以前、ここで野蛮王の一党とたたかったことがある!』


『ここを通る時は辺りに十分、気を配らねーと痛い目に合うぞ!』


長老は大男に隊列の先導をするよう促した。


『お主は、この地方に詳しいようだから先を進み我らを城塞都市へ導いてくれ!』


大男は遠くに見える一本の大木に視線を送り手を振った。


『あの大木が目印だ!』


『あそこまで進めば、遠くの方に河を挟んで城塞都市が見えてくるはずだ!』


その言葉を聞いた美しき乙女である吟遊詩人が小走りに馬を走らせて、黄金騎士前に出て来た。


『お待ちください……その道は危のうございます。』


『起伏が激しく、賊や敵の伏兵などが隠れるのに絶好の地理でごさいます。』



『ここは少し遠回りにはなりますが大きく迂回して河沿いを進まれるのが賢明でございます。』


黄金騎士は彼女の言葉を聞き入れ大きく迂回して河沿いの道を選択した。


『急がば回ることを覚えねばならない。』


黄金騎士の一行は進路を変更した。


野蛮王の暗殺団は、遠くからその様子を見て舌打ちをした。


『引き返すぞ!』





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ