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名も無き将軍の物語り  作者: 縞栗鼠
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賊の大男と黄金騎士の出会い。①

戦いのない夢幻世界を目指し進む黄金騎士と彼に従う騎士団の一行。


先行していた斥候の馬が彼の元へと走り寄って来た。


『黄金騎士様、この先にある村で何やら騒ぎがあったようでございます!』


『村人の話しによりますと大男が矛を振りかざし幼子を人質にしておるとのこと。』


騎士団の長老の一人が黄金騎士に近寄り話し掛けた。


『黄金騎士様、賊と関わりあっては無駄に戦力を失ってしまいます。』


『ここは、迂回して本国を目指された方が賢明かと。』


周りを取り囲む他の長老たちも彼の言葉に頷いた。


黄金騎士は長老の一人にゆっくりと語った。


『私に善を施した人に善で報いても、それは諸国の人々が行っていることと同じです。』


『私の使命は悪に手を染めた人に善を持って接することです。』


『剣によって制するものは剣によって倒れる』


『黄金騎士の進むところ人々の心に楽園の花を咲かせねばならない。』


『このまま、先へ進みましょう。』


『私の思いに賛同する者たちは着いて来なさい。』




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