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ナンバーs30
ナンバーs30と呼ばれた伝説のカードが存在した。最近の若いコレクターは存在すら知らないとはおもうが、カルビー野球98というシリーズにそれは封入された。高橋由伸が描かれた伝説のかーどである。当時のコレクターのあこがれのそのカードは30000円程度でショップにおかれていた。その輝きは他の物の比ではなかった。誰もが求めたそのカードは今オークションで3000円で落札できるほど下落した。今ならば簡単に購入できるだろう。しかし憧れを掴むことで当時のてのとどかなかったそれに対する輝きが褪せてしまうように思えて仕方がない。きっと手にとどかないものほどすばらしいとおもえるのだろう。世界にあふれるものはすべてそんなものだ。いつまでも自分の中でs30は輝いていてほしいと思う。