冥姫 用語集(ネタバレ注意)
●場所名
☆地名・建築物☆
東京郊外:(香奈達が住んでいる)
大きな川を挟んで一般住宅街と高級住宅街に分れており、後者には長者番付に載るほどの金持ちや名家が意外に多く住む。
駅からすぐ近くに高級店が立ち並ぶショッピング街があり、学区内には三校の中学が存在する。
駅:
山中中学の通学バスの出発・終着地点である。
香奈が家族で利用する花屋が駅舎近くにある。
フラワーガーデン・May:
駅前にある花屋。香奈の家族がよく利用している。
店長はやくざ風だが他の店員も皆美少年、美青年で女性客が多い。
ショッピング街:
駅からすぐ近くにあり、高級店が立ち並ぶ数年前に出来たばかりの場所。
高級住宅街が近い事と、超名門校の学生達が多く訪れる事もあり客足も多い。
図書館:
駅から歩いて三十分ほどの所にある森林公園の中に建っている。
香奈の家からも近いが、勉強する為に利用する事はあまりないらしい……。
☆学校名☆
山中中学:(香奈、美鈴、梓、理佳、椿の通う学校)
東京郊外の学区内にある三つの中学の一つ。
本当に山中と言う名だが、実際には山の上に存在する。
通学は専用の通学バスが必要なほど遠い。全校生徒は五十名ほど。
マンモス校:
東京郊外の学区内にある三つの中学の一つ。
学区内にある小学校の卒業生の殆どが通う学校な為規模が大きい。
理佳を虐めた生徒達の殆どがこの学校に入学している。
超名門校:(柚緋、理人、夕霧、桜子の通う学校)
東京郊外の学区内にある三つの中学の一つ。
都内でも有数の難関校で幼稚部~大学院まであるエスカレーター式。
この学校に通う事が一種のステータスとされ、通うだけでエリート扱いされる。
学区外からの入学者も居る。
☆特殊☆
冥界:
全ての世界の死者達が向かう場所。
人間達からは「死」を司る場所として認識されているが、実際には次の転生までの魂の休息所で、死者と呼ばれる存在を裁く事はあっても、死そのものに関わるわけではない。
連理の父――冥界大帝により統治されている。
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●機関名
『ISPM』:
正式名称は『国際超常現象機構~International supernatural phenomenon mechanism~』。
国際社会公認の独立組織だが、表向きには知られていない古くから存在する歴史ある能力者を統括する組織。
『ASP』の解決を目的とし、世界の能力者達の殆どが加入し、別世界の者達とも協定関係を結んでいる。
加入は強制的ではないが、能力者の保護、仕事の斡旋、物資の提供、教育、情報交換なども請け負っている為、加入傾向が強い。また、脱退する事も可能。
神有家:
香奈の母の実家。日本でも有数の大財閥。
『IPSM』の重鎮にも多くの人材を輩出しているらしく、逆らったら日本どころか組織にも居られなくなるらしい……。
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●用語
能力:
サイキック能力、霊力、その他物理的になしえない事象を発揮する超常の力を総称して「能力」とよぶ。
能力者:
「能力者」とは、「能力」を操る力を持つ者を指す。「能力者」には先天的タイプと後天的タイプがいるとされている。
ASP:
超常現象の中でも、人ならざる者達が悪意の元に介入した結果、常人の手には終えなくなった特殊超常現象事件を指す。
人ならざる者達:
一言で人外の者達を指す。神や精霊、妖精、魔族などの伝説上の存在。
人間に協力する者達と、害を為す者達、また関わりを持とうとしない傍観者達の三タイプに分れる。
死の女神:
死を司る女神だが、その能力故に転生する度に迫害、虐殺されているらしい。
現在は行方知れず。