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灼熱の銀の球体  作者: 佐屋 有斐
第一部第五巻「天秤の剣」
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八十五章 その問い



 第八十五章 その問い



 アラは首を傾げた。

「ルーネベリのその賢さが武器なのか。思考が必要な武器なら、私たちが剣を持って戦う意味は何だったんだ?絡みあった糸を解くためにルーネベリのような頭の良い人間が選ばれたのならば、どうして私たち、武道を重んじる剛の世界の人間がここにいる……」

 ルーネベリはただ頷いた。

「アラ……」

「私たちでなくてもよかっただろう?」

「あぁ、そうだな。俺も同じようなことを思った。だが、よくよく考えてれば、今ここに残っている俺たちじゃなければ駄目だったんだ」

 アラは首を傾げた。ルーネベリは言った。

「単純な話だったんだ。俺が選ばれた理由は真実の剣の謎を解くためだけであって、俺がけして天秤の剣に選ばれないと決まっていたからだ」

 アラは驚いたように瞬きをした。

「ルーネベリが選ばれないと決まっていた?」

「あぁ、そうだ。俺は絶対に選ばれない。天秤の剣が求めているのは俺のような人間じゃない。確かに俺は剛の世界の血筋だがーー俺は天秤の剣の問いには答えられない。なぜかっていうと、俺が求めることは探求であって、必ずしも最終的な結論じゃないんだ。もし俺が結論に辿り着いたとしても、俺はまた次の探求をはじめる。死ぬまで永遠とそうやって生きていく俺と違って、アラたち武道家は武道という一つの道だけを重んじて生きていく。その道を生きる上で、どう生きるのか。天秤の剣は問ているんじゃないだろうか」

「武道という道を生きる上で、どう生きるのかーー」

 ルーネベリは笑った。

「それか、俺はどう生きていくのかをもう決めたからかもしれないが」

「どうしてそう思う?」

 ルーネベリは赤い髪を撫であげて言った。

「まぁ、そっちの方が妥当なんじゃないかと思っただけなんだが。先生も選ばれないとわかっていたみたいだからな」

「わかっていた?」

「あぁ、そう思う。まぁ、先生が好んで選ばれるような人じゃないからな。最初から適当なところで切りあげるつもりだったのかもしれない」

 ルーネベリは心の中で「参加するのも、もう三回目だからな」とつづきを言ったのでアラに伝わることはなかった。

 しかし、アラは晴れたような明るい顔をした。

「そうかーー。何も間違ってはいなかったのだな」

「あぁ、俺たちは最初からここにいるべきだったんだ。例え、誰かの代わりであろうと、俺たちが必要だったというわけだな」

 アラは小さくため息をついた。

「私はなんて愚かなのだろうか。自分自身を疑ってしまった……」

 ルーネベリは笑った。

「いいや、俺は疑うってことがそれほど悪いことだと俺は思わない」

「なぜだ?」

「疑うってことは、そもそもそれが何なのかをよく考えているということでもあるわけだ。考えもせずに、身体を動かすことはできるが。考えて動くときとはまた違うはずだ。対象に対する心構えや、考え方いろいろあるだろうが。行いに意味を持つこと、そこにいる意味を持つこと、それが巡りに巡って俺たちの希望に繋がるんじゃないか」

「希望?」

「あぁ、こうしたい、こうなりたいという希望だ。その希望に近づくほど、俺たちは自信を持つようになる。自信を持てば、前へ進もうと思う気持ちも増すだろう?過去を振り返ることも大事だが、俺たちはどうやったって死という最終地点に向かって進んでいるわけだ。後退できない過ぎ去った『過去』に心を囚われても、過去に戻ることはないんだ。俺たちにできることといえば、『過去』との決別か。『過去』から学んだ事を現在や未来で生かす事だろう。そうなると、結局、何が大切かを考えなければならなくなる。こうしよう、ああしようと考えて理想的な未来を思い描いて、現実というまた新しい自分に出会う。良くも悪くも俺たちは考える前から変化することを知っているからだろうな。結局のところ俺たちが願う理由なんて本当は単純だって事だな」

「私の願いか……」とアラは呟いた。

 ルーネベリは赤い髪を後ろへ撫であげた。 

「そもそも、アラたちが天秤の剣に参加したのは願いを叶えるためだろう?」

 アラは頷いた。

「そうだ。私は願いを叶えたくて参加した。しかし、今となっては、私の当初の願いがどれほど小さいものだったのかと思っている」

「そうなのか?」とルーネベリ。アラは背中の大剣の柄に手を置いた。

「私はこの剣を持って、バッナスホートを超える存在になりたかった。凶悪は栄えず、善こそ尊しいという事を皆に知らしめたった。そのためにーー私は願っていた。子供から繰り返し願っていた」

「だが、もう違うと?」

「私は幼かった。幼すぎた。自分の思いしか考えていなかった。ルーネベリたちと共に行動し、自分の力の無さに苦しんだが。ルーネベリは力じゃなく、考えて物事を解決してきた。私は力で抑えつける方法しか考えていなかった……バッナスホートとやり方が違うだけで、何が違うというのだろうかと思っている」

「アラ。何が違うだって?」

「私は一度でも剣を持つ以外のことを考えただろうかと、今になって思う。戦う以外では何も思いつかなかった」

「そうか。でも、それでよかたんじゃないか?」

「よかった?」

 ルーネベリは軽く溜息をついた。

「そもそもアラがしてきたことと、少なくとも俺がアラから聞いたバッナスホートがしたことは大分違う。二人とも武道家だから人は傷つけるだろう。だが、武道家ではない人たちまで深く傷付けたバッナスホートと、人を守ろうとしたアラ。俺には大分違うと思う。それはアラはアラなりの選択をして、バッナスホートはバッナスホートなりの選択をしたということだ。

 それと同じようにアラは俺とは違う方法をとったってだけだ。目指したことは同じじゃないか」

 アラは首を傾げた。ルーネベリは言った。

「さっき言っただろう。思い込んでいたんだ。俺たちはーー」

「思い込み……」

「俺は様々な出会いがあって誰かの代わりという役割を果たさなければならないのだと思っていた。すっかり、そう思い込んでいたんだ。選ばれたという重荷は、正直、俺には重過ぎたが。最初から俺一人だけの重荷じゃなかったんだ。俺は女神から真実の剣を渡されたから、俺が一番重い重荷を持つものだと思った。だが、実際は俺は誤解していたんだ。剣はただ渡されただけであって、本来の重荷をどう役割分担して担うかを試されていたんだ。

 アラもそうだが、先生や、リカ・ネディやーー別れた友たちは皆、実のところ、様々な形で重荷を担っていたんだ。剣を持つアラたちはその重みを担うことで、問われていたんだ。なぜ剣を握り戦うのかをーーアラも皆ももうすでにその問いに応えている。アラはろくに戦えもしない俺のために、この場に残ってくれただろう。それに、もし、俺が残らずともアラは色んな手を尽くしたと思う。結局、誰かに決められずとも、俺たちは選んでいたんだ」

「選んでいたーー」

「あぁ、アラ。俺たちがここへ辿り着いたのは誰かの代わりだったかもしれないが、今となってはもう誰かの代わりではなくなっているんだ。確かに俺たちはここにいて、ここで旅を終える。それでいいんだ」

 アラはただ無言で頷いた。ルーネベリの話が妙にすとんとアラの心に落ちたのだ。アラが持たないものを確実にルーネベリは持っていて。そして、ルーネベリが持たないものをアラが持っている。二人は認め合い、支え合うよき仲間なのだ。アラは胸の手を当て、心の中でルーネベリとの出会いに感謝をした。アラはアラ自身が知らなかった願いにようやく気づけたのだ。




 ルーネベリがアラの左肩に右手を置き、「そろそろ最後の謎を解きに行くか」は言ったとき、ルーネベリの左肩にひんやりとした感触が伝わってきた。ルーネベリが自身の肩を見ると、虹色の二つの瞳がルーネベリを不自然に見上げていた。男でも女でもない中性的な顔立ちの名無しの神は繋がれた鎖を僅かにジャラジャラと鳴らして言った。

「ーーフフ、わたしを置いてどこへ行く?」

 束の間、宙を切り裂いて手が現れて名無しの神の首を掴んだ。切り裂いた宙から現れたのはフェザティアだった。フェザティアはルーネベリから名無しの神を引き離そうとしたのだが、ルーネベリは振り返って叫んだ。

「待ってくれ、フェザティア!』

 フェザティアはぴたりと手を止めて、ルーネベリの顔を水色がかった透き通った水面のよう瞳で見つめ瞬きをした。

「どうした?」とフェザティア。ルーネベリは言った。

「戦わせて悪かった。本当に申し訳ないが俺は、俺たちはこの『名前を失った神』を連れて行かなければならないんだ」

「フフ、わたしが共に行くと言ったか?」とフェザティアに首を掴まれたまま名無しの神が言った。

「憎まれ口を叩くのは、やめろ。お前は俺たちと絶対に来るはずだ」

「絶対とどうしてわかる?」

 ルーネベリは自身の胸元を指で軽くトントンと叩いた。

「俺だからだ」

「ーーはぁ?」

 ルーネベリは言った。

「お前に必要なのは、他の誰でもない真実の剣に選ばれた俺なんだ。バイランの所へ一緒に行くんだ」

「嫌だと言ったら?」

「嫌なら、お前はまた同じことを繰り返していつまでも『身体』は取り返せないままだ。俺について来るんだ」

 ルーネベリが「身体」と言った瞬間、名無しの神の虹の色が一瞬、白くなったが、すぐに元の虹色になると、ぎこちなく頭を振っていた。

 ようやくその場にアブロゼが現れた頃、フェザティアが言った。

「何かきっとしてくる。ルーネベリたちが危ない」

「いや、大丈夫だ」

 名無しの神が言った。

「フフ、わたしはお前たちの敵だ。油断した隙にーー」

「いや、お前は俺たちに何もしない。できないんだ」とルーネベリはぴしゃりと言った。

 名無しの神はムッとした顔になり、フェザティアに掴まれたままの首を傾げた。

「何だ?」

 ルーネベリはわざと真実の剣を名無しの神に見せるように掲げた。

「『かくも無惨な者に渡すなかれ』。ーーそれはお前じゃない。俺はまず武道家ではないから、神であるお前が隙をついてこの剣をいつでも奪うことができた。だが、それはしなかった。できなかったからだ。お前ですら、真実の剣には触れないんだ。でも、俺はなかなかそのことに気づけなかった」

「フフ、わたしに謝りたいのか?」

「いや。ただ、お前が引っ掻きまわして事を複雑にしなければ、もっと早くこの結論に辿り着けたはずだ。お前は何をしたかったんだ?」

「何をしたいなどと、わたしは呆れ返って遊んでいただけだ。暇で暇でしょうがなかった。わたしには見えているのに、誰もが信じたいものを信じた。滑稽な世界にわたしは色を添えただけ」

「はぁ」とルーネベリは赤い髪を乱暴に掻いて言った。

「要するにあれだな。誰にも話が通じないから拗ねたんだな?」

「拗ねた?フフ、わたしの気持ちをそんな幼い言葉で表現するのか」

「それしかないだろう。他にどんな言葉を言えばいいのか俺にはわからない。思い返せば、お前は真実の剣を持った俺を見つけた時、真っ先に会いに来ようとしていた。その時にでも俺に直接話しかければよかっただろう。なぜそうしなかったんだ?」

「ーー何も変わらない」と名無しの神は真実の剣を見ながら言った。

「えっ?」

「何を話そうとも、何を伝えようとも存在する者たちは見たいものだけを見たがる。ーーフフ、それがわたしの『身体』だと言っても、誰も信じなかった。わたしがデハルの捨てた身体を奪ったと誰もが信じ、わたしを責め立てた。わたしに悪を求めてきたからこそ、わたしは誰もが信じた姿になってやった。わたしが存在するためだけにそうした。わたしのこの身体を見ろ」

 名無しの神が鎖をジャラジャラと鳴らした。無数の鎖に繋がれた痛ましさにルーネベリもアラもたじろいだ。

「この鎖は神々に忌まわしいとつけられた。この滑稽な鎖はわたしを捕まえておくことなどできないのに、ただ存在している。わたしを閉じ込めておくこともできないのに、身体を取り囲んでいる。滑稽でしかないこの姿を憧れる者もいた。この姿がわたしが出会った過去のすべてを物語っている」

 ルーネベリは両目を手で覆った。 

「……あぁ、そうか。遅くなってすまなかった。でも、俺は時間は多少かかったが、気づいただろう?お前がアーミア、あるいはアミアを追いかけまわしていた理由が今よくやくわかった。お前はただ心底、身体を取り返したかっただけだったんだな。

 ビュア・デアの外へ出ていたのも、お前自身が真実の剣に触れないことを知って、大方、身体を取り返す方法を知っている人物を探しまわっていたんだろう。でも、そこにはいなかっただろう。どこにもいなかった。でも、それは過去の話で。現在は違う。現在は俺がここにいる。俺はお前の望んでいるように身体をきっと元に戻してやれる。きっとできるはずだ。だから、ほんの少しでいいから邪魔をせずに、俺に付き合ってバイランの元へ共に行ってくれないか?俺はバイランに会って話を聞く必要がある」

「今更、そんな言葉をどう信じろという。赤毛の子」

「信じなくてもいい。ただ、これから俺が解き明かすから、それをただ見れていればいい。神にとってはほんの一瞬の出来事だろう?それぐらいしてくれてもいいだろう。身体を取り戻せられるんだからな」

「フフ、生命の癖に傲慢だ」

「あぁ、傲慢にもなる。俺はこの世界で誰よりも答えに近づいているからな。俺しか解けないんだ。だから、天秤の剣を持つことに選ばれた」

 ルーネベリがそう言った瞬間、ザワザワと活気のづいた人々の声が聞こえてきた。

「そっち。ーー違う、もう少し右だ。そうそう」

「ねぇ、これは?」

「それは向こうの家まで運べばいい」

「ここはどうしたらいい?」

「斜めだ。あー違う。そのままゆっくり、押したまま斜めだ」

 ルーネベリがふと声のする方へ顔を向けると、荷車を轢いた黒い生き物が通り過ぎたところだった。荷車がいなくなると、その向こう側には鮮やかな青い壁の大きな家々が建っているのがわかった。しかし、どの建物もまだ屋根がなく建設途中なのか、カンカン、トントンと釘のようなものを打ち付けている音まで聞こえてきた。人々が青い岩のようなものを抱えて、あちらこちらで走りまわっていた。

 集落があるとは聞いたが、ここはどう見ても建設中の新しい街だった。

「ビュア・デアにこんな場所があったんだ」と言ったのはフェザティアだった。

 フェザティアは興味深そうに建設中の街並みを眺めて、「別の世界みたいだ」と微笑みながら言った。その意見にはルーネベリも同感だった。ビュア・デアに来てからは厳かな神殿ばかり目にしてきたが。ビュア・デアの一角のこんな新しい生活を送ろうとしている人々のための街があるだなんて誰が思うだろうか。

 アブロゼは微笑んだフェザティアの傍に立ち一緒になって嬉しそうに建設中の街を眺めていた。

 しかし、名無しの神は驚く素振りもなく、走りまわる人々の中、指示を与えている男の後ろ姿を指差した。その男は鮮やかな橙色の髪を青い紐で後ろで一つに束ね、灰色の衣服を纏っていた。

《ーーフフ、バイラン》

 皆の心の中で響いた声に反応して振り返ったのは、他でもなく、指示を与えていた橙色の髪の男だった。二十代か三十代か、まだ若く見える黒い目を持つその男は、名無しの神の姿を見て青ざめていた。しかし、青ざめていたのはその男だけではなかった。先ほどまで走りまわっていた人々はその場に立ち止まり怯えた小動物のように身体を縮こませて震わせて動かなかった。建設中の音さえも止んでいた。

 ルーネベリが瞬きをしたほんの一瞬で、名無しの神は橙色の神の男の真横に立っていた。そして、いつものように挑発するような言葉を投げかけていた。

「バイラン、バイラン、バイラン、会いにきた。フフ、見ないうちにこんな場所を作ったのか?ーー誰の許可を得て、こんなものを作っている」

 橙色の髪の男バイランはまるで化け物を見たかのように腕を大きく振るって、名無しの神に「近づくな」と叫んだ。すると、名無しの神は笑いながら、しつこく男につきまとっていた。

 アラがルーネベリを見て、ルーネベリは溜息をついた後、腰に手を当ててやれやれと思いながら言った。

「おい、待ってくれ。そういうことはやめてくれ。また事が複雑になる」

 名無しの神がルーネベリの方を向いたと思った瞬間、ルーネベリの目の前に立っていた。

「挨拶しているだけだ」

「いや、それは挨拶とは言わない。挑発しているというんだ」

 名無しの神はバイランを振り返った。すると、バイランはびくりと身体を揺らした。名無しの神はまるで仕方がないと言わんばかりにルーネベリの方を向いて肩をすくめた。

 名無しの神が大人しく黙り込むと、バイランは怯えひどく警戒した様子のままルーネベリたちに言った。

「ーー誰だ?」

 ルーネベリは軽く微笑んでいった。

「突然、やってきてすまない。俺はルーネベリ・バブロと言うんだが。ここへバイランという人物を訪ねてきたんだ。君がバイランという人物なら、俺と少し話をする時間を設けて欲しいんだ」

「話などない」

「あぁ、忙しいところ、突然訪ねて本当に申し訳ない。しかし、俺たちはどうしても話をしなければならないんだ。君はメトリアス女王を知っているな?」

「メトリアス……。どっちのメトリアスだ?」

「どっち?」とルーネベリは驚いて呆気に取られた。その様子を見て、バイランは誰のことか分かったのだろう、うんうん頷いて言った。

「言わなくても、わかった。帰ってくれ、話すことなどない」

「いや、違うんだ。いや、何のことだがわかっていないが。多分、それは違うーー」

「帰ってくれ」

「あなた、どうしたの!」

 声が聞こえた方を向いて、「これはまったく予想もしていなかったな……」と、ルーネベリは一人呟いた。







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