バイバイ、エンジェル。こんばんは、最凶の相棒。2
ーー新宿の不夜城で、1週間おきに『華』が枯れている。
通称「不夜嬢事件」。『華』たちは歌舞伎町の数万人のフォロワーを抱える人気キャバ嬢。彼女達の華やかな日常は、ある出来事を境に唐突に朽ち果てる。
華が落ちる予兆は、タイムラインに流れる最後の一枚。そこには、そびえ立つシャンパンタワーと白銀の翼を模した意匠が特徴的な最高級ボトルーー通称『ヘブンリー・ドロップ』が華やかに輝いている。「至高のひとしずく」を謳うそのボトルがSNSにアップされた翌日、華やかな彼女たちは皆、天から失墜した一輪のように、乾いたアスファルト染める血溜まりの中で発見されるのであった。
「これが、事件の概要だ…当初は転落による自殺を疑っていたが、こうも連続で同じ事が起きるとなると話が変わってくる」
守屋さんが説明した瞬間、発光色男はこう言い放った。
「んまぁ!こんな事件を何の手がかりも掴めず、犯人を野放しにしてる…なんと!!嘆かわしい!!!!」
その慇懃無礼な態度である男の一言に周囲の刑事達は色めき立った。
「じゃあ、よそ者のにぃちゃんはこの事件の犯人が分かったってことかよ!!!!」
すると男は華麗に振り返りこう言った。
「こ〜んな!なんの手がかりもない事件、名探偵じゃあるまいし、犯人なんて分かるわけないでしょ」
その場にいた全員の心が「(・・・コイツ殺す!!!!)」と一つになった瞬間だった。
「まぁ…複数枚の写真から『分かること』はありますよ」
不敵な笑みを浮かべた男の独壇場はここから幕をあげたのであった。
慇懃無礼の使い方が若干違うかもですが、お許しください!
主人公の活躍は!?発光色男の名前は!?
次回へ続く!!!!




