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君に春風を  作者: 讀茸


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第二十八話 夢の答え

 草原を進んでいくアルノーンとハナウィルシア。

 その姿を視界の端に捉えながら、シェイルは剣を握り直す。


「勝つ、とか言ってたか?」


 挑発と殺意を半々に、鋭い視線で問うのはファンガル。

 ファンガル、ルナァス、ベンターとの戦闘は始まったばかりだというのに、シェイルはかなり体力と魔力を消耗させられていた。

 浅いがいくつか手傷も負った。

 対してファンガルら三人はほとんど無傷。初動で受けた晴剣のダメージ以外に、まともな攻撃は入っていない。


(さっき砦が一部崩落した。……王子、四度目はダメだと言ったのに)


 砦内で起こった出来事の仔細をシェイルが知る術は無い。

 しかし、四度目の晴剣解放によってアルノーンの身体能力が、病人レベルまで落ちているのは見て取れた。


(二人がここを離れるまでまだ時間がかかる。今俺が倒れたら、こいつらはすぐ二人を追いかける。俺が負けたら二人は殺される)


 シェイルは息を整えながら、自分が背負っているものを再確認する。

 シェイルの敗北はそのままアルノーンとハナウィルシアの死を意味する。

 その重圧と重責。幾度も失敗と敗北を重ねてきたシェイルにとっては、抱えきれないほどに重い。

 レナーテットのような天才とは違い、シェイルは自身の敗北をリアルに想像できる。想像できてしまう。

 非才の彼にとって、負けることは当然の現実だったから。

 それでも、彼は言う。

 シェイル・ドラットは宣言する。


「ああ、俺が勝つ」


 レナーテットすら捻じ伏せた相手に、シェイルは勝利を宣言する。

 勝てるヴィジョンは無い。勝算も勝機も見当たらない。

 いや、本当は勝つことなんて考えていないかもしれない。


「俺が守る」


 今はただ、手を取り合って進む二人を守りたいだけ。

 互いを想い合う少年少女の未来を、こんな所で終わらせたくないという、ただそれだけの願望だった。


「――――撃て、ルナストラフィーア」


 戦いの火蓋はルナァスが切った。

 放たれた神速の矢は草原を駆け、静止するシェイルへと迫る。

 否、静止しているように見えただけ。シェイルは予備動作をルナァスに見えない範囲のみで行い、既に動き出していた。

 シェイルの奇妙な体術に惑わされたルナァスの矢は外れ、勢いよく大地に突き刺さる。粉砕した地面が土砂となって宙を舞った。


(撃たされた。フェイントで上手く狙いを誘導される。流石に一級騎士は伊達じゃないな)


 ルナァスはシェイルの動きを分析しつつ、次の矢を弓につがえ始める。

 シェイルはその隙を狙うように、ルナァスへと走っていく。


瞬間発光魔道具フラッシュファイアフライ起動」


 疾走するシェイルの進行方向上に、ベンターが数個の水晶を放る。

 シェイルの目前に投げ出されて幾つかの水晶。それらは一斉に眩い光を放つ。その光量にシェイルは思わず左腕で目を覆った。


(目くらまし……!)


 それはベンターが独自には開発した魔道具。魔道具にしては異質なまでに小型かつ軽量。

 急激に発光して相手の目を眩ませるシンプルな魔道具だが、ここまでのサイズと発動速度を誇るものは類を見ない。


(見えない。来る。次の攻撃が、どこから来る――――)


 ベンターの魔道具により、一時的に視界を塞がれたシェイル。

 咄嗟に目を覆ったシェイルの視力は、あと数秒で回復する。

 その数秒の間にシェイルの命を獲るべく、魔力の無い男が迫る。

 視界と魔力探知の両方を潰されれば、騎士に周囲を認識する手段は無い。無いはずだった。


(――――こっちだ)

「チィ……ッ!」


 一閃。

 目を閉じたまま振り抜いたシェイルの刃は、ファンガルの肩を浅く抉る。

 魔力探知は索敵手段として重宝される。故に、使える人間はそれを多用する。

 魔力に乏しいシェイルには当然魔力探知の才能も無い。魔力探知だけで戦っていては、彼は索敵面で明確なディスアドバンテージを抱えることになる。

 だから、彼は五感を鍛えた。

 足音に耳を澄まし、空気の流れを感じ取り、衣擦れの音を聞き逃さない。どれも魔術師の魔力探知には遠く及ばない、粗く狭い弱者の眼。

 しかし、この場においては魔力の無い怪人を捉える唯一の眼であった。


「ベンター! 回復よこせ!」

「あいよ!」


 ファンガルは一度後方に飛び退き、ベンターの側に立つ。

 ベンターはすぐさま回復用の魔道具を使い、ファンガルの肩の傷を即座に癒す。

 ベンターが一度ファンガルの肩をさするように手をかざした後、マジックのように傷が消えている。

 グローブに組み込んだ魔道具の早業で、ベンターはファンガル傷を治して見せた。

 同時、シェイルの視力が回復する。


(クソ。仕留め切れない。さっきの魔術師のような怖さは無いが、どうにも決定打が打てないな。このままだと、王女に逃げられる)


 ベンター・インベントリ。

 かつてルナトルフィアで魔道具研究に没頭していた男。

 ルナトルフィアの貴族出身であり、ルナトルフィア国王とは交友関係もあった。

 今回の復讐計画に彼が込める熱は尋常ではない。


「ファンガル! 使うぞ! これ以上時間はかけられない!」


 ベンターの叫びに、ファンガルは黙って頷く。

 今回の王女誘拐が成功した要因は大きく二つ。

 一つはルナァスの千里眼で宮殿内の様子を詳しく観察できたこと。

 もう一つは彼がファンガルの毛髪を原材料に開発した魔力隠蔽のマントを使用できたこと。レナーテットの魔力探知を欺いたのもこの魔道具だ。

 ベンターは今も魔力隠蔽のマントを使っている。自身にではなく、懐に隠した魔道具に。

 その魔道具が発する莫大な魔力を隠蔽するために。


圧縮分裂式火炎魔道具ダムドブレイズスコーピオン起動!」


 ベンターが懐から取り出したのは、歪な形をした杖。

 赤い木で出来た杖は、煉獄じみた色合いをしている。

 魔力隠蔽から解き放たれた魔道具は、その莫大な魔力を曝け出す。

 魔力探知を得手としないシェイルでさえ、その魔力出力に驚愕した。


(初見の魔道具。何か来る――――)

「消し飛ばせ――――ッ!」


 シェイルの思考よりも早く、膨れ上がる爆炎が炸裂する。

 草原を焼き払う爆発はシェイルの身体を容易く呑み込み、付近の草を一瞬で消し炭にした。

 ベンターの手の中で、役目を終えた杖が粉々に砕けた。


「――――驚いた」


 一定範囲の草が焼き払われ、草原には一部焼け野原ができていた。

 まだ赤い火花の残るその中央に、シェイルは全身を焦がして立っていた。

 足下の大地は何ブロック分か抉れている。


「地面を剣で抉って即席の盾にした……って所? あれを受けて人の形を保っていられるなんて、本当にどうかしてる」


 ルナァスはシェイルが取った防御手段を冷静に分析する。

 しかし、その声音に警戒の色は無い。

 当然だ。黒焦げになって立ち尽くすシェイルは、ベンターの魔道具で焼かれた燃え滓のようなもの。

 もう、戦える余力など無いかに見えた。


(地面を抉り出して盾にして、受け流しの剣術で炎自体を流して、魔力防御を全開にして、それでもこれだけ食らうのか。火傷酷いな。こんなやられたのって……いや、結構最近か)


 瀕死。

 尽くせるだけの手を尽くしたシェイルに与えられた結果がそれだった。

 持てる剣技の中から最良の技を選択して、機転を利かせて地形も活かして、乏しい魔力を振り絞って、そこまでやっても、得られた結果は瀕死の二文字。


(熱い。痛い。……でも、なんでだろう)


 どこまでも残酷な才能の差。

 努力では埋められない隔絶が、そこにあるというのに。


(やめたいとは、思わない。本当に、今は、少しも思わないんだ)


 不思議とシェイルの心は澄み切っていた。

 いつも嫌になっていたはずだ。才能の差に絶望してきたはずだ。羨望と嫉妬に心を狂わされてきたはずだ。

 だというのに、今は心が軽い。こんな苦しいだけの戦いを、まだやろうと思えている。

 そう思える理由は、振り返った先にあった。


「――――――――ぁ」


 草原を進んでいく少年少女。

 春風に吹かれながら、広い草原を進んでいく二人が、シェイルにとっての答えだった。


(そうか。そうだったんだな)


 夢を追ってきた。

 才能は無く、叶うはずもないような夢。

 具体的な輪郭すら無い曖昧な夢を、ただひたすらに追いかけていた。


(叶っていたんだ、ずっと。一歩憧れに近付く瞬間が、少しでも誰かを守れている今が、夢を叶えるってことだったんだ。いつかの未来なんかじゃない。今、この瞬間が)


 シェイル・ドラットの夢の果て。

 フィクションの騎士を追い続け、現実にレナーテットという光を見て、それらに夢見て足掻いた人生。

 その答えがここにあった。


(ああ、そうだ。嬉しい。二人を守れて嬉しいんだ、俺は。春風のアルノーンみたいに完璧にはできなくても、大切な誰かを守れているってだけで、俺は嬉しい。嬉しかったんだよ、母さん)


 シェイルは剣を構える。

 全身に火傷を負い、痛みは常に皮膚を貫いている。溜まったダメージと疲労も尋常な量ではない。

 それでも、彼は剣を構えた。心を満たす幸福感だけを原動力に。


「はは、頑張るかぁ」


 思わず、シェイルの口から笑みが零れる。

 それは諦らめから来る乾いた笑いではなく、晴れやかに今を楽しむ明るい笑み。

 瀕死になりながら剣を構え、あまつさえ笑うシェイルに、ファンガルは何かを感じ取った。


「お前はっ……!」


 焼け野原に立つシェイルに、ファンガルは向かっていく。シェイルが何かをする前に、その息の根を止めてしまおうと、大きく拳を振りかぶる。

 瞬間、ふらりとシェイルの身体が揺れる。

 地面に倒れ込むようなシェイルのモーション。直後、下から振り上げるシェイルの剣が、カウンター気味にファンガルの喉を狙っていた。

 危うく喉を貫かれたファンガルは咄嗟に足を止め、これを回避。

 ファンガルの体勢を崩したシェイルは、ここぞとばかりにファンガルへと距離を詰める。


「させるかよ!」


 その軌道を阻むように、ベンターが水晶を放る。

 ベンターが水晶を放るより先に、シェイルはそこに斬撃を置いていた。予め振っておいた剣は、効果を発動する前の魔道具を粉砕する。


(予測しろ。弓矢も、魔道具も、魔力遮断の拳も、俺の反射神経じゃ見てから対応はできない。一手先を読むんだ。できるはずだろ、今まで誰よりもやって来たんだから)


 シェイルはファンガルを剣のリーチで牽制しつつ、ベンターの魔道具を全て先手先手で潰していく。

 重傷を負っても調子を下げるどころか上げていくシェイルに、ファンガルとベンターは攻撃のチャンスを作れない。

 こうしてシェイルが拮抗状態を維持している間に、アルノーンとハナウィルシアは戦場から遠ざかっていく。

 ルナァスはこの状況に強い焦燥感を抱いていた。

 シェイル・ドラットたった一人に足止めをされ、今も攫ったはずの王女は逃げ続けている。


(足を狙撃する。王女でも王子でもどっちでも良い。足を潰せば逃げられない。それだけで、この騎士の足止めは無意味になる)


 ルナァスは弓矢を構え、草原を進む二人に照準を合わせる。

 弦をしっかりと引き絞り、狙うは草原を歩く少年少女の下半身。翠の視線が獲物を見据える。

 視線は雄弁。その予兆をシェイルは見逃さない。


「――――撃て、ルナストラフィーア!」


 矢が放たれる直前、既にシェイルは駆け出していた。

 矢の進行方向に割り込み、予め予測していた矢の軌道に剣を合わせる。


(異常な威力の狙撃。まともに受ければ腕が折れる。だったら、受け流して軌道を変える!)


 両手でしっかりと握った剣の柄。神経を最大まで研ぎ澄まし、飛来する神速の矢に刀身を合わせ、斜め後方に勢いを受け流す。


「――――痛ゥ!」


 受け流したとはいえ、国宝の一撃を受けたシェイル。

 刀身を伝って柄まで伝播した衝撃は、シェイルの両腕に割れるような痛みを生む。

 同時、本来の軌道を逸れた矢はアルノーン達に向かうことなく、あさっての方向に飛んでいった。


(嘘でしょ……!? 剣で弾かれた!? いや、流された? どっちにせよ、腕はもうボロボロのはず――――)

「ファンガル!」


 シェイルの腕を砕いたと確信したルナァスは、ファンガルに声をかける。

 言われるまでも無いとばかりに、ファンガルはシェイルへと疾走していく。

 シェイルの腕は砕けていない。腕が砕けたというのは、早く勝負を決めたいルナァスの焦燥が生んだ一種の希望的観測。

 しかし、シェイルの腕は月弓の矢を弾いた衝撃に痺れ、コンマ数秒使用不能になっていた。

 そんなシェイルに肉薄するファンガルは、素早く距離を詰めシェイルの腕を掴んだ。

 魔力遮断体質による接触。それは、魔力の完全使用不可能を指す。現代の戦闘においては無防備に等しい状態だ。


(掴んだ! これでお前は魔力強化すらできない! このまま剣を抑えれば――――)


 瞬間、ファンガルの視界が反転する。

 それがシェイルの足払いによるものだと気付いた時には、続けざまに放たれた回し蹴りが彼の腹に突き刺さっていた。


(こいつ……! 魔力の流れを絶たれた状態で、どうしてここまで動ける……!?)


 魔力量の少ないシェイルは、今まで何度も魔力切れに陥ってきた。

 魔力という絶対的な才能を与えられなかったシェイルは、この中で唯一、魔力切れという状態に慣れていた。

 さらに騎士であるシェイルの足技という不意打ちも相まって、完全に虚を突かれたファンガルは激しく地面を転がる。

 そこに追走していくシェイル。

 ベンターとルナァスの意識がファンガルのフォローに向いた瞬間、シェイルはルナァスの方へ左手をかざした。


「――――え?」


 唐突にシェイルが放った雷の魔術。

 シェイルがファンガルに追い打ちをかけると思っていたルナァス。

 完全に意識の裏をかかれた彼女は、比較的速度のある電撃を避けられない。

 ルナァスの右肩に雷魔術が命中し、その肩口を高電流で焼いた。


(魔術まで! やれることの幅が広すぎる! しかも右肩! よりにもよって、月弓の使用に関わる場所に……!)


 ルナトルフィアの歴史においても、ルナァスほど月弓を使いこなせた者は少ない。

 それほどまでにルナストラフィーアを使いこなしているルナァスだが、国宝が使用者の身体に負荷をかけるのは事実。

 右肩に傷を負った状態では、アルノーンのように一定の使用回数を超えると肉体が限界を迎えるだろう。


(もう迂闊に月弓を撃てない。……この騎士一人を殺すのが、どうしてこんなにも難しいの? 大した脅威ではないはずなのに、一体何故……)


 シェイルにファンガルら三人を殺し切るほどの力は無い。

 それなりの有効打を与えることはあっても、致命傷は負わせられない。シェイルは常に圧倒的な劣勢だったのだ。

 だというのに、いつまでたってもシェイルの命に届かない。あと少し、あと少しで殺せそうなのに、シェイルはしぶとく食らいついてくる。

 時間にしてどれだけになるだろうか。

 シェイルは格上の三者を相手に、異常なまでに食い下がり続けた。

 ベンターの魔道具を先回りして破壊し、ルナァスの狙撃を視線から軌道を読んで躱し、ファンガルには剣の間合いを保ちつつフェイントで翻弄した。

 戦況は常に三人が優勢だったはずだ。

 それでも、三人はシェイルを仕留め切れなかった。

 最後の最後まで粘られ、ついには――――


「いつまでやるつもりなんだ、お前は?」


 シェイルの魔力がほぼ完全に尽き果てた。

 それでも剣を構えるシェイルに対して、ファンガルは懐疑とも怒りとも取れない言葉を漏らす。


「お前らに勝つまで。……悪いけど、付き合ってくれ」


 長時間戦闘を続けたシェイルは既に満身創痍。

 アルノーンとハナウィルシアは、もうシェイル達のいる位置からは見えない。

 そろそろ、ルナァスの魔眼が及ぶ範囲を出ようという頃だった。

 今からファンガル達がアルノーン達を追ったとしても、二人が騎士団に保護される方が早いだろう。

 長い長い戦いの末、シェイルはアルノーンとハナウィルシアを守り抜いたのだ。


「もう死ね。死んでくれよ、サーガハルト」


 この時点で、既にファンガル達の計画は破綻した。

 彼らの復讐が成就することは無い。

 それでも、ファンガルは死を願った。

 行き場の無い殺意を迸らせて、どこか哀しい怨嗟を吐く。


「負けんなって、言われてるから」


 ボロボロのシェイルは静かに返す。


「だから、死なない。勝つ」


 風の強い夜の草原。

 吹き抜ける夜風は草を揺らし、サーと爽やかな音を立てる。

 既に長い時が経ち、空はほんのりと明るくなってきていた。

 微かに陽光を帯びる黎明の空。夜明けの空を裂くそれを、最も早く認識したのは遠視の魔眼を持つルナァスだった。


「! まさか、飛んできた……? 宮殿からここまで……」


 ルナァスの視線に釣られ、四人揃って西の空を見上げる。

 やがて、彼女は肉眼でも見える距離に、その姿を現した。


(やっぱり、あんたは凄いよ)


 空を飛ぶ彼女を見上げて、シェイルは心の中でだけ呟く。


(魔力はすっからかんで、体は傷だらけのボロボロ。もうこれ以上戦えるはずがない。――――でも、あんたのことを考えると、まだやれるんじゃないかって、勇気が湧いてくるんだ)


 ベンターが空に向かって魔道具を投げる。

 炎や雷がいくつも炸裂するが、彼女はそれを避けて空を飛ぶ。

 鳥のように自由に空を翔る彼女は、そのまま襲撃者三人の頭上を飛び越え、シェイルの隣に降り立った。

 そして、ありったけの笑顔でこう言うのだ。


「お待たせ、シェイル」


 数時間ぶりに突き出された拳に、少年は再び拳を合わせる。


「ああ、待ってたぜ。レナーテット」


 互いに拳を合わせて、少年少女は並び立っていた。

夢に向かって踏み出した瞬間に、あなたの夢は叶っているんだと思います。

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