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連載小説「王様の履歴書」  作者: 大春冬彦
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第四話 封印の魔人

 翌朝、余は母と妃とともに優雅に朝食をとっていた。やはり父はいなかった。おおかた、のんびりと旅行にでも行ったのだろう。大臣のルクサが部屋に入って来て言った。

 「陛下!」

 「何だ?」

 「またもや新聞に連載が出ております」

 「何ぃぃぃぃぃ!」

 母と妃が驚いた顔をして余を見た。

 余はルクサの手から新聞をひったくるようにして取ると、所定の記事を見た。

 今日は政治の思い出について存分に語っていた。横の紙面にはまたしても「昨日のツッコミ」コーナーがあった。昨日のあの髭の編集長が書いたに違いない。余は怒りにまかせるまま、記事を読んでいった。



 【内政の思い出】

 【ある日、大臣のミルコスが言った。

 「へいか。「市場(いちば)の管理官」の交代について考えていただけましたかな」

 大臣のマルサスが言った。

 「お待ちください、管理官の変更はしなくてもよろしいかと、市場の税は毎月きちんと納めておりますし、三年前よりも多くなっております。よくやっているかと」

 朕はおいおいまたかって思ったね。ほんと、こいつらの仕事をしているふうをよそおった大人のケンカ?とやらにはいやんなっっちゃうよ。政治乱れっからね。高いところから見たらもうバカ丸出しだよ。

 ま、知ってるとはおもうけど、市場の管理官ってのはよぉ、その土地で朕たち王族が庶民のために市場を開かせてやる代わりに税を取る奴のことで、市場に参加するおっちゃんおばちゃんが多くなればなるほどもうかる仕組みだったァ。なあに、あんなもん、とくにやることはねえのさ、ガキの時分、市場で管理官を何度か見たことがあるが、何でもえらそうにふんぞりかえって、たまにとくに必要もない注意をして回ってるような暇な連中よ。あと、奴らが出てくるのはけんかの仲裁のときだけだな。あんなんで一か月に250セクトルももらえるんだから楽な仕事よ。

 当時、朕らは、その管理官をどうするかって問題でもめていたんだァ。今の管理官のヨコリウスは大臣マルサスの派閥の人間で、マルサスはヨコリウスがかわいくてしょうがねえ~。一方大臣ミルコスは自分の派閥の子分を管理官にしたいから今の管理官のヨコリウスを追い出したいと思っていたんだろうなァ、たぶん。あいつらー、いつもいつもはっきりとは言わねえけど、たぶんそんな理由があったんだろうよぉ。ま、ざっくり言うと、政争?貴族の派閥争いだよ。あいつら暇だからな。

 え?何?そんなのわかるんですかだって?そりゃあ毎日見てれば何となくわかってくらあ、現場にいるんだからな。それにおめえ、あいつらに直接理由聞いたって別の答えが返って来るだけよ。だから真相ってもんは闇の中さ。政治ってのは毎日そんなもんだぞ、おめえ。ああ。ほんと いやんなっちゃうよ。ヨコリウスをクビにするんじゃなくて、あいつら二人をクビにしたいよ。

 けどよ、政治ってやつは調整も大事なんよー。しょうがねえやな。何、そのー、あれだよ、あれ。いわゆる妥協ってやつ?ま、実際そんな感じなんだよね。いつも。

 ミルコスが管理官を批判すれば、マルサスは誉めだす。マルサスが誉めだせば、ミルコスが批判する。永遠に続くかと思われたよ。

 朕はあいつらの話がつまんねーから、他のことやってようと思って、たまってた書類にどんどん花押(かおう)しといたよ。それが全部終わったけど、まだ議論してやがる。だんだん眠くなってきて、うとうとしてきた。そうしたら王座で寝返りうったもんで、下の階段に転げ落ちて、大臣たちが話しているところまで落ちてしまったんだ。

 「へいか、大丈夫ですか!」

 なんて家来たちがあたふたし出す。

 朕は「ああ。大丈夫だ大丈夫だ」と言って「ちょっと休むわ」と断ってさ、奥の宝物庫へ行くことにした。たまに宝でもめでないとやってらんねえんだよ!政治なんてさァ!

 それに実際、長時間のすわっぱなしで腰がつかれてきたので王座の間を出たかったんだ。んで、王宮の宝物庫に入った。そこにはここ数年の間に国から集めた物や、異国の外交使節が運んできた物、前王までのコレクションなんかがわんさかそろっていてな、これを一日に何度かめでるのが朕の癒しの時間だったのよ。

 朕が一人宝物庫に入って、お気に入りのエメラルドを取って、ナプキンでキュッキュッとやってると、どこからか「ワハハ‼」と声が聞こえて来た。あれ、他に人でもいるのかと思って、その辺探してみたが誰もいやしねえ。

 けど、そこの棚の下の方にガラスの空のボトルがあったんだ。おいおい何だ、これは。酒の入っていた、いらないビンなんかが こんなとこに あるぞと 思って見ると、中に何かあるんだよな。あれぇ、なんだこれ。ボトルシップかと思って目をこらしてみると、それが部屋なんだよ!それがビンの中にあった。そこの灰色のソファーにピンク色の体の、やせた奴がテレビ見ながら「ワハハ」と笑ってるんだよ‼つまり、小人だ。もう驚いたのなんの‼

 「小人かよ!」って叫んだら、そいつが「ちら」とこっちを見てきた。んで、朕と目が合った。 

 小人は朕を見て、言った。

 「あ、気づいた?」

 「うむ」

 「いっしょにテレビ見る?」

 「いや、いいや」

 「……あのさ」

 「うむ?」

 「ここから出してほしいんだけど」

 「え…このビンから?」

 「そう」

 「出れないの?」

 「うん」

 何か雲行きが怪しくなってきたぞ、と思ったね。だって、閉じ込められてるってことでしょ、これ。朕があけちゃっていいのかなって思うじゃん。よく見たら、そいつ、耳がとんがって触覚みたいなのもあったし、背中に羽根みたいなのもあるんだよね、しっぽもあった。いよいよこれはやばいと思って「悪さしない?」って訊いてみた。

 するとそいつは笑顔で「しないよ」と答えた。

 「じゃあ何でこんなとこにいるの?」

 「テレビ見たいから」

 「悪魔じゃないの?」

 「ちがうよ」

 「じゃあ何だよ」

 「魔人だ」

 「それ、マジ?ん?」

 「それ、しゃれ?」

 「うむ」

 「出してくれ。いっひっひっ!」

 「やだ。何か怖い」

 「悪いことしないって。なっ?いっひっひっ!」

 「何か信じられない」

 「やなんだよ。ここ、ガラス張りだし。プライバシーをのぞかれてるみたいでさ。落ち着かなくって。いっひっひっ!」

 「普通、壺とかに閉じ込めるよな」

 「そうなんだよ、魔法使いのじじいがビンに閉じ込めやがったから、五百年間丸見えの生活よ」

 朕は目を丸くした。

 「そんな長くいるの!」

 「うん。マジ。だからさーもう悪さなんてしようと思わないわけよ。今は単に外に出たいなって思うだけ」

 「そっかー、そりゃ大変だな」

 「ああ。ずっとソファーに座るのも楽じゃねえや」

 「たしかに。朕も王座の間に三時間座っていると腰が痛くなってくる」

 「だろー?こっちは五百年だぜ。わかるだろ」

 「ご苦労痛み入るわ。けど、何で閉じ込められたわけ?」

 「それが訊いてくれよ!オレが仕えていた魔法使いってのが二人いてよ、オレはそいつらの命令で働く日々だったのよ。けどある日、その二人は喧嘩してさー、二人はオレに言ったのよ「お前は俺達のどっちにつくんだ?」って。オレは何とも言えなくてさ。それで、どっちにもつきたくないって正直に言ったら、二人とも怒っちゃってさ、それで反省しろと言われて、ビンに入れられたってわけ」

 「うわーーーーー!それ、わかるーーー!あんたも大変だったんだなー。朕も今それと似たようなことで悩んでてさー、家来の二人が喧嘩してるんだよー、んで「へいか、ご決断を」ってどっちの意見を採用するかで悩んでてさー」

 「えーーーー‼マジかよ、それであんたどうしたんだ?」

 「いや、まだ何も言ってない」

 「それさ、絶対、正直に言わねえほうがいいよ、二人とも怒り出すから」

 「わかってる。言わねー。マジあいつらの意見なんて、どっちでもいいんだよね」

 「お前、よくわかってんじゃーん!マジ賢いよ」

 「けどさ、どうしたらいいかなァー。今休み時間なんだけどさー、次この部屋出て王座に行ったらぜってえ意見聞かれるよー。何て答えよう」

 「王座?あ、じゃあお前、王様やってんの?」

 「うむ。そうなんだよ」

 「マジで?奇遇じゃーん、実はオレもー」

 「えーーーー!!マジでぇー(あげる感じで)?」

 それから夢中で話すこと三十分。朕と魔人は意気投合(いきとうごう)した。

 何でもピンクの魔人は、魔人になる前はどっかの王様をやっていたらしく、ある日、二人の魔法使いのじじいがお城にやって来て、魔法をかけられて小人にされ、連れて行かれて魔法の修業をしたらしい。それからは魔法使いの言いなりの生活になって下僕(げぼく)のような立場になったそうな。

 「そりゃあつらかったなー」 

 「だろー?」

 「王様やってた頃はどうよ」

 「やっぱし、つれーことあったよー。けど今の方がつれーかな。退屈だもん」

 「だよなー、ビンの中の生活じゃなー。ニートって大変だよなー」

 「グドリちゃんさー、今度一緒にご飯行かねー?」

 「いいよ、じゃ、ピンクの電話番号教えてよ、今度電話すっから」

 「ああ、いいよ。ちょっと待ってー。えーと、スマホどこやったかなー?あれー?あったあった」

 「そこ出たらカラオケでも行こうぜ。お前何歌うの?」

 「えー。オレー?「北酒場」とかかな」

 「古いな」

 「そりゃ、五百年前だもん。最近の歌はあまり知らねーよ」

 「テレビ見てるのに?」

 「うん、最近の「歌」ってのには、どうもついていけねーなー。あれは聞かせる歌じゃねーよ」

 朕は最近の歌を教えてやることにした。

 「でも「ゆず」とかけっこういいぜ」

 「マジかよ。今度教えてくれよー」

 「いいよ、ビブラート出すとこ、コツあっからよー」

 「わかった、今度頼むよー。ダム派?ジョイサウンド派?」

 こいつ、何でそんなこと知ってんだ。

 「朕どっちでもいける。じゃあ、店は特に選ばなくていいな」その時、魔人の横にある四角い物体に気づいた。「ん……あれ、ソファーの横にあるの何?」

 「え、これパソコンだよ。ネットにつなげるよ」

 「えー、そんなのもあるのかよ。朕の王宮より全然設備ととのってんじゃん。この王宮ネットできねーもん」

 「まあな、いちようだけどな」

 そうしたら宝物庫の外から家来の声がした。

 「へいかー。そろそろ会議の再開のお時間となりましたー」

 「じゃあ、朕もう行くわー。またあとでな」

 「ちょっとちょっと、大丈夫かよー。二人の家来がもめてんだろー?解決できんのかよー」

 「わかんねー。自信ねーな」

 「オレにいい案があんだよー。その二人の大臣の仕事教えてくれよー」

 「マルサスが内務大臣で、ミルコスが外務大臣」

 「じゃ、交換させろよー、そいつらの仕事ー」

 「え?」

 「お互い立場わかんねーからもめんだよ。だからさー、しばらく仕事交換して、別の仕事やらせんだよ。そのあと元に戻したらお互いの立場がよくわかってさー、喧嘩もしなくなるかもしんねーべ?」

 「あ、そっか。それいいかも」

 「だろー」

 「ちょっとそれやってみるわ。アイデアありがとな。じゃ、お礼にそこから出してやるよ」

 「ああ。そっと持ち上げてくれよ。部屋がゆれるからさ」

 朕はビンをそっと手に取ると、コルクの(ふた)を回して抜いた。しゅわわわんと音がして、白い煙がビンから出て辺り一面に広がった。

 「ういーーーーーーーーーすっ」

 声がして、煙の向こうに朕と同じくらいの身長の魔人の姿が見えた。

 「じゃ、仕事あるから朕行くわ。ここにいてくれよ」

 ピンクは親指立てて、朕を励ました。

 「ああ、お前頑張れよ」

 「じゃまたな。今度カラオケしような」

 「ああ」

 さっそく朕は王座の間にもどると、マルサスとミルコスの仕事の変更を伝えた。大騒ぎとなった。

 「何でわたくしが外務なんかやらなきゃなんないんですかー」とマルサス。

 「何でわたくしが内務なんかやらなきゃなんないんですかー」とミルコス。

 けど、無理やり押し切った。んで、半年たったら、廊下でマルサスとミルコスが談笑してんの見たな。いい感じだなと思って、そのあとさァー、二人の仕事をまた元に戻した。ま、今でもたまに喧嘩するけど、前ほどではなくなったよ。                           (つづく)】

 余はここまで読んで思った……このあと魔人はどうなったんですか、まったく触れていませんが。本当ですか、これは。初耳ですが。パソコンって何?ネット?漁師が使う網ですか。

 おとぎ話的要素で自伝を書くのはやめてもらえないでしょうか、父上。王には威厳というものがあります。失墜(しっつい)しますぞ。なんか民衆にすごくバカにされる気がするんですが…‼

 ――余はすぐに朝食の席を立つと、供の者を三名だけ連れ、愛馬「神聖なる権力と永遠の勝利号」にまたがって、王宮の外へ飛び出した。目指す先はシュタット経済新聞社だ。

 馬から飛び降りて、受付に来た旨を伝えると、応接室に通された。しばらくして昨日の金の髭を生やしたヴォート編集長が入って来た。

 入ってくるが早いか、余は言った。

 「ここの新聞は三か月の発禁処分にするから」

 ヴォートは冷や汗をかきながらだらだらと言い訳を始めた。そんな冷や汗かきながら言い訳するくらいなら、最初から記事など載せなければいいのに。いっそ、処刑してやろうかと思った。

 その後、王宮に戻って、王座の間で仕事をしている最中も怒りっぱなしだった。家来たちの言っていることが耳に入ってこない。

 休憩の時刻になって、余は一人、癒しを求めて宝物庫へ足をのばした。実は、余も父と同じく、ここへ来るとなぜか心が落ち着くのだった。

 様々な物が長い棚に置かれている。高価な昔の絵、昔の儀式で使われた道具類、見事な彩色の施された高価な壺、我が国の伝統的な八角形の小物入れ、動物の毛皮、異国から贈られたうちわ、職人技が凝縮されたからくり時計、よく磨かれたサファイヤ、ダイヤ、メノウ、東の国から贈られた屏風(びょうぶ)、掛け軸、先祖が使っていた昔の武具、珍しい薬草……それらを眺めながらどんどん奥へ行き、大きなエメラルドのそばを通り、端に置かれている椅子に座る。

 まったく…もし明日も記事が出たらどうしよう……。

 心配で心が晴れない。ふと、棚の下を見ると、透明なものがあった。

 酒ビンだ……まさか……いや、あれはホラ話のはず。現実にあるなど、あり得ない。

 余は顔を近づけてみた――直後「ワハハハ!」と声がするではないか!

 よく見ると、透明な中に部屋があり、そこにピンク色の皮膚をした小人がソファーに座っていた。小人は何か見ているようだった。もしかしてテレビというやつだろうか。よく見ると、小人は両手で何か小さい本を持っていた。表紙に大きな絵が描いてある。

 余が驚いていると、小人は顔を上げた――余と目が合う。

 「あ…どうも…」

 「う、うむ。そちは…魔人か?」

 「あ、そうですけど…」

 「そうか……」

 「…………ええと…漫画見る?」

 「いや、いい。ここで何をやっているのだ」

 「うーん。特に何も。閉じ込められている。いっひっひっひっ!」

 「昔、外に出してもらったんじゃなかったのか?」

 「何でそれ知ってるの?」

 「いや……グドリタスは私の父なのだ」

 「え。じゃあ、あんた息子?グドリの?」

 「うむ。いかにも」

 「マジでーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

 そのあと、魔人のピンクと今までのことを聞いた。魔人と父はけっこう仲良くやっていたが、ある日、犬が好きか猫が好きかでもめたらしい。父は犬が好き、魔人は猫が好きらしかった。ある日、魔人が隠し部屋で猫を飼っていたことが父にバレた。それで大喧嘩になり、またビンの中に閉じ込められたらしい。

 父が魔法を使えることに疑問を持ったが、蓋を開けた状態で、ビンの口を魔人の方へ向け「魔人よ、中へ入れ。この部屋入れ。そこ、さみーだろ。こっちあったけえぞ。さささ、上がれよ、遠慮すんな。どうした。迷ってるのか、入れ入れ。さあさあ、あったまれるよ。マジいいとこだから、ここ。ほら見てみろ、けっこう広いぞ」と呪文を唱えるだけで入れることができるらしい。ピンクは大昔に魔法使いに閉じ込められたときの思い出を父に話したことがあり、それで父はピンクを閉じ込めることができたらしいのである。

 「あいつめ~。猫くらいいいじゃんなぁー。あんたもそう思うだろー?」

 余も猫派だったので、ピンクを気の毒に思い、ビンから出してやることにした。

 コルクの蓋を開けると、父の書いていた通り、白い煙が辺りに立ち込め、ビンから出て、大きくなった魔人が目の前に現れた。

 魔人は言った。 

 「ういーーーーーーーーーーーすっ!」

 余はピンクと仲良くなり、事情を話した。父のグドリタスが新聞に勝手に昔話を書いていること、王の権威を傷つけること甚だしいこと、今は行方不明で朝食の席に姿を見せぬこと…などだ。

 魔人はいちいち驚いて「うへえ」とか「はあ」とか返事をして聞いていた。

 「ま、そういうわけなのだ。ピンクよ。そちの力で、父を見つけてもらえぬか。そして父の横暴を止めてほしい」

 魔人ピンクはうなずいて言った。

 「わかった。恩人よ。任せとけ」

 そして目をつぶり、何かに集中し始めた。

 「うーーーーーん……そうだなー……わかった。今グドリの奴は隣りのパトラッシュ王国にいる」

 「外国に…?」

 「うん、何か宮殿の客間みてえなとこで酒飲んでるのが見えた」

 友好国の宮殿でもてなされているのだろうか……。

 気づくと、休憩時間が終わりかけていた。

 「じゃ、ピンク。また後でな」

 「おう」

 余はピンクをそこに残して、急いで王座の間へ仕事に戻った。




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