表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/16

俺がランクインできないのはおかしい

 自分の作品、あるいは応援したい作品がほとんど読まれない、その憤りはよく分かります。でも最低限の現実は受け入れるべきだと思います。それをしないと本当に夢の国の住人になってしまいます。

「いーじゃん。夢の国に住もうがどうしようが俺の勝手でしょ」って言う人ももしかするといるかもしれません。でもそれはやめといた方が身のためです。


 貧困から抜けられない人が陰謀論を信じてしまうように。相撲の一強時代が許せず新聞に投書までしてしまうように。プロ野球の試合中に乱入してバックネットに登ってしまうように。夢の国の住人になった人は周りの迷惑を顧みない行動に出ることがしばしばあります。いや、周りに迷惑かける程度ならまだいいです。下手すると本人が一生後悔するほどの墓穴を掘ることさえあります。たかだか小説投稿サイトでそんなバカな思いをすることはありません。


 このサイトでランキングに物申してるエッセイを見る度に、そういう前例を思い出さずにいられないのですね。もちろんこれは自分の勝手な思い込みです。ランキングのシステムに何らかの不備があって、それを指摘されてるだけなのかもしれません。それは自分には分かりません。でも気に入らないからってルールまで変えようとかは考えない方がいいです。


 中には不正なポイントの稼ぎ方を指摘してる人や、その手口まで懇切丁寧に説明してくれてる人さえいます。それが嘘か事実かは自分には分かりません。が、恐らくその人たちは不正でポイント稼いでると言われる人たちが羨ましいのでしょう。羨ましくてたまらないから指摘せずにはいられないのでしょう。いや、それを恥ずかしいと言いたいわけではありません。自分だって羨ましいです。できれば自分もやりたいです。


 確かに高ポイントで上位ランクになれば書籍化という夢のような話が舞い込むかもしれません。不正でも何でもできることならやりたい気持ちも分かります。不正をしたくてもできない人がそれを不公平だと言いたい気持ちもよく分かります。でも、ご自身が不正をしていないのであれば、確たる証拠もなしにそれは取り立てて言うべきではありません。ましてや文字に残すなど慎むべきです。素人とはいえ、仮にも製作者であるならば。ご自身も同レベルになるだけですから。仮に不正でポイントを稼いでいる人が実在したとしてもです。


 だって運よく書籍化、プロになれたとしても、その先には売り上げっていう、不正のしようもない、言い訳効かない残酷な数字が突き付けられるんですから。プロに憧れるのは簡単です。夢を持つのも悪いことではありません。不正もルール違反でなければOKなのかもしれません。でも、プロの肩書持ってて楽してる人など一人としていないのです。今さら自分ごとき底辺が言うまでもないことなのでしょうが。


 なので、この話題にはあんまり触れたくなかったんですけど頑張って自分なりの考えを述べさせていただきました。ええ、ブーメランになって返ってくるのは百も承知ですよ。ランキングについて触れるってことは否定であれ肯定であれ「俺がランクインできないのはおかしい!」って言ってるのと同じことですからね。でも仕方ありません。ナンボ気にしないように努めてたって気になるものは気になりますもん。


 では、ランキングが気にならなくなる方法なんてあるのでしょうか? 実はあります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ