表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/16

ランキング上位はカスばかり

 角界ではそういう不公平な事態がしばしば起こります。その不公平が許せない人はルールを変えることさえ考えます。


 さて、本題に戻ってなろうのランキングに行きたいと思います。あんまり行きたくないんですけどね……

 ランキングがアテにならないって主張の大部分はランキング上位の作品がつまらないってことを言いたいのだと思います。これは自分の勝手な解釈です。間違ってたらごめんなさい。でもここではそういう前提で進めさせてください。


 つまらないなら読まなきゃいい。好みに合ってないのなら好みの作品探せばいい。ただそれだけのことなのに何故ことさらランキングにこだわるのか。まあ、ランキング企画は受けもいいですから分からなくもありません。かく言う自分も女が嫌いな女ランキングは大好きですし。

 でもそれって結局主観に過ぎないんですよね。自分が読んでつまんねーなと思っても大勢の人がそうとは限りません。自分だってそう思うときはいくらでもあります。


 映画、アニメ、マンガ、ゲーム……「なんでこの作品に誰も注目しないッ!」って憤ったことなど数えきれないほどあります。そうかと思えば世間がチヤホヤするのが自分の好みでない作品だったり。でもそれが動かしようのない現実なんです。これは何もなろうのランキングに限った話でもありません。


 試しにその年のベストセラー小説トップ10を読んでみれば分かります。自分はそこまでしたことありませんが、話題作にまず当たりはありません。むしろ選にも入らなかった作品の方に強く惹かれる場合が多いです。判官贔屓もあるかもですが、これはもう自分の好みが世間とズレてるとしか考えようがないんですね。


 だって○○賞とか取っちゃう作品を推すのはプロの選考委員ですもん。そういう人たちと自分ごときの評価が一致する訳ありませんて。○○賞の作品、候補の作品読んで面白かった経験など皆無です。いや、商業作品としては問題ないレベルですよ。ただそれが面白いか面白くないかはもう個人の好みでしかないんですよね。だからなろうのランキングがアテにならないってのはある意味当然なんです。みんながみんな納得できるランキングなんてこの世にはありえません。


 上位作品は似たりよったり、テンプレばっかり、果てはこのままではなろうは衰退するとかいったネガな意見も見られます。その気持ちも分かります。もしかするとその人はハードSFとか重厚な戦記物を読みたいのかもしれません。そういう作品に上位に入って欲しいのかもしれません。でもそれは多分無理です。ご本人も重々分かっておいでと思いますけど。だってなろうってのはそういう作品を求めるサイトじゃないから。異世界ファンタジーメインの作者、ユーザーが集う場なんですから。今さら自分ごときが言うのもおこがましいんですけど。(こんなこと言うと「ここのサイト名は小説家になろうだ。異世界ファンタジー小説家になろうではない」なんて反論が来そうです。そういう人にはゴメンナサイと謝ります)


「ランキングってのは読者にとっての目安なのにそれが似たりよったり、あまり面白くない作品というのはいかがなものか?」というような論も見た気がします。でもこの主張も反論しようと思えばいくらでもできます。目安に過ぎないのなら似たりよったりでも問題ないどころかむしろ好ましい。面白いか面白くないかはくどいようだけど個人の好みなので根拠としては心許ない。

 個人的にはランキングにケチ付けるには圧倒的に根拠に欠けるのです。どれほど綺麗事を並べ立てたところで、ランキングにケチつけるってのは「俺の作品がランクインしないのはおかしい!」ってとこに行き着いてしまいますから……ええ、ブーメランで自分の頭に突き刺さってるのは分かってますとも……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ