なろうもいつか終わる
自作のアクセス解析してる作者さんは多いことでしょう。自分もスマホにしてからしょっちゅうやってます。で、自分は自作をだいたい0時にアップしてます。深い意味はありません。作業が楽だからそうしてるだけです。ポイント稼ぎたい場合、この投稿時刻にも配慮しなければならないそうですね。自分にはとても無理っぽいです。
それで分かったのが、自分の投稿作品、クッソ長い、明らかになろうのターゲット層から離れてる作品でも、その日の0時にアクセスしてくれてる人がなんと10人前後もおられました。夜中の0時に? まあ最近は夜勤の仕事も多いのでそういう人は案外多いのかもしれません。もちろん、その人たちが全員同一人物とは限りませんし、間違えてクリックしてる人も大勢いるのかもしれません。それ差し引いても5人くらいの人が読んでくれてる可能性があるのです。底辺の自分としてはその5人の読者様に「読んで損した」と思われないことを祈るばかりです。
そうかと思うと完結してからもう何年も経ってるような、いま読み返すと恥ずかしくて赤面するような低ポイント作品がいまだにアクセスされてたりもします。これ見た時、疑念を抱きました。「これはもしや運営側が作者を繋ぎ止める措置としてやってるんじゃないか? ホントは読者なんかいないんじゃないか?」と。ええ、失礼極まりない底辺の被害妄想という自覚はあります。
感想くださいって人もつまるところ同じこと考えてるんじゃないでしょうか。自分の読者は本当は実在してないんじゃないか? と。だから感想貰って安心したいんじゃないでしょうか。生身の人間の読者が実在する、って。
しかしイマドキならやろうと思えば感想だってAIで送れます。テンプレ感想を定期的に送るシステムなど簡単に作れるでしょう。なにしろショッピングサイトのレビュー記事でさえAIで作成、送信させられる時代ですから。
でも安心してください。そんなシステムわざわざ作って稼働させて自分のような底辺を繋ぎ止めておくメリットなど運営には多分ありません。アクセス解析の向こうの読者様は実際にいらっしゃるのでしょう。
でも、それももう長くは続かないと思いますけどね。
皆さんご存知のように今はAIが人間を凌駕する時代です。将棋は勝てない、銃は作れる、小説書けば一次選考突破する時代です。どこかの経済評論家がなんかの番組で「仕事はAIにさせて人間はクリエイターになればいいんですよ」なんて脳天気なこと言ってましたが、自分は逆の考えに至りました。AIこそクリエイティブな仕事に向いてるんじゃないのか? と。人間は一次産業に就くしかないんじゃないか? と。
これについては傍証があります。今はAIにイラスト描いてもらうサイトがあるらしいです。その絵を自作の小説に貼り付けてる人もいらっしゃることでしょう。自分も拝見しました。自分も趣味で絵を描きますが、AIの絵はもうプロ並みの完成度で自分なんかじゃ到底太刀打ちできないクオリティです。
それがどういうシステムなのかは分かりません。ひょっとするとまだ人間が描いた幾つかのパターンを合成する段階なのかもしれません。が、いつか完全な自律型AIが描く日が来るかもしれません。いや、すでにもうそうなってるのかも。
それは小説についても同じことです。