表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

なろうの作品はクソばかり

 どうも。これは元々自分のよろずエッセイ、信玄の厠の方で書き始めたんですが、分量が結構なものになってしまい、見たくない人もいると思うのでもう独立させることにしました。読んでて不愉快になる方もおられると思いますし、ありきたりなテーマで目新しさもありませんからね。

 そんなわけで導入部に変な箇所があるかも知れませんが、そういう経緯があることをご理解いただければ幸いです。修正しようとも思ったのですがそこまでやるほどのものでもないかなと。


 それでは底辺作家のアテにならないなろう論をどうぞ〜

 なろうでエッセイ探してみるとなろうを扱ったものがやはり強いようです。中にはなろうでポイント稼ぐ攻略法みたいな自由闊達な意見があって楽しく拝読させて頂いております。

 そこで自分も乗っかり、個人的に気になったなろう論とかをやっていきたいと思います。いや、別にポイントランキングとか狙ってませんよ? いや、狙えりゃ狙うに越したことはありませんが。でもこんな無駄に長いだけのエッセイでランキング入りなんてもう無理でしょ。なので、もうほとんど誰も読んでないであろうという前提のもとに好き放題やらせて頂く所存です。

 好き放題やらせて頂くつもりではあるけども、あくまで読者という立ち位置です。自分も投稿はするけど、それにしたって小説投稿してる神と交流してみたい、って下心からなので基本的には読み専です。とはいえ、自分の嗜好に合うものしかあまり読みたくない、狭量なユーザーであることを明記しておきます。


 まずよく見るのが似たりよったりの作品が多い、あるいはランキング上位の作品がつまらないといったネガ意見。まあ自分の場合はランキング上位の作品は嗜好が違うのでほとんど読んでいないため、なんとも言いようがありません。

 でも人気ジャンルを踏襲するのはそう悪いこととは思えませんし、つまんないのはあくまで個人の感想によるのでそこまで自分は切り込めないかな? 自分のように異世界ファンタジーがあまり好みでない人間はそもそもなろうを使うのが間違いなので、そこは割りきってます。その膨大な作品の中から好みに合う作品に出会える楽しみもあります。


 これに付随する形で文体が稚拙、誤字誤用が多いというものもあり。ううむ、なんかゴメンナサイ。ただ、自分も一応小説投稿してみて分かったのですが、誤字誤用がないなんてまずありえません。出版された小説にだって結構見ます。嘘だと思うなら図書館行って何冊か借りましょう。かなりの確度で発見できます。いや、これは自分の作品にも多いからって、言い訳じゃないんです。……ごめんなさい、実は言い訳です。

 それはさておき、プロの書いた小説でも、編集の校閲潜り抜けた出版作品でもあるんですから、個人制作の小説でそれがないなんてまずありえないでしょ。それをことさら指摘する趣味も自分にはありません。誤字誤用は読者が脳内変換すりゃいいだけのことです。伝えたいことが簡潔に伝わればそれに越したことはありません。「この作品、作者のクオリティを上げてどうしても書籍化させたい!」とかいうアツい想いでもありゃ別ですが、そういう人は別の手段を考えましょう。まあ誤字報告はやらないよりやった方がいいとは思いますけどね。

 というか誤字誤用が多いからって、それで作品の評価を下げたりは自分はしません。ここでちょっと自分が投稿小説家になったつもりで例を挙げます。

 

 例えば時代小説で登場人物に「勝ち組」とか言わせたとする。こんな描写は多分商業作品では見られないでしょう(いや、あるかもしれんけど)。多分読者に指摘されます。「昔の人間が現代用語を使うのはいかがなものか」てな具合です。


 でも、もし自分が投稿小説家なら間違いと分かっててもその単語を入れます。そんな歴史背景を考慮して表現の幅を狭めるメリットがまずありません。読者としてもそういうニュアンスで喋ってるんだと解釈すればいいだけです。そもそも昔の人間が現代人に理解できる言語で喋ってるのがおかしいんですから。考証がいくら素晴らしくっても作品としてつまらない、あるいは読み辛いものであればそんな作品はクソです。悲しいことに出版作品にはそういう傾向のものがまま見られます。

 文体とかはやたら小難しいんだけど、内容が実につまらない。図書館で借りた本ならまだ笑えるけどカネ出してまで買おうとは思いません。読む度に辞書を引かなきゃなんないような作品なんて読み辛いうえ鼻につくだけです。でも、ネットのフリーの小説なら文体、文法の型にはめる必要などなく、作者のやりたいこと、面白いことを優先できます。こんなことは商業作品では多分許されないのでしょう。それがネットのフリー小説の強みだとも思えるので、わざわざ商業作品の作法を持ち込むメリットはないと個人的には思います。


 誤字誤用の多い作品がクソという定義ならクソい作品ばかりってのは間違ってません。でもそれはなろうに限る話でもありません。自分はフリゲーもよくプレイしますが誤字誤用は結構見ます。だからといってその作品がクソゲーとは自分は思いません。最初から狙った確信犯的クソゲーだって文章はまともです。どんな素晴らしい文章でも、語彙豊富な文学作品でも、一般人では理解不能な文章ならクソ認定しますけどね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ