珍問珍答シリーズ その19 擬音語、擬態語を使って
擬音語、擬態語について勉強した際、
「擬音語または擬態語を5つ以上、色彩をあらわす語を3つ以上使って、超ミニ小説を作りなさい」
という問題を出してみました。
それに対する解答の例です。
男子クラスの実践でしたので、男の子らしい作品になっています。
ジョニーはボビーに決闘を申し込んだ。ボビーはそれを受けた。早打ちコインを投げ、地面に落ちた時、勝負はきまる。ボスがコインをポーンと投げた。チャリーンと地面に落ちた瞬間、ボビーの白銀の銃がズドンと鳴った。ジョニーはバタンと倒れた。ジョニーの胸から、ドクドクと真っ赤な血が出て、黒い服を染めていった。
赤が青をたたいた ビシッ
青が白をたたいた バコッ
白が黄をたたいた ボコッ ドカッ パーン
僕は階段をのぼっていた。古い階段で、ギイギイと音がする。初めはきれいな茶色だったが、今は、どす黒い色をしている。下からギャアという鳴き声がして、白い猫が、ガサガサと僕を追い越して行った。驚いた僕は足がすべって、階段から落ちた。
ドドドドと音を立てて、母が走って来た。その瞬間、上からタライが落ちて来て、母の頭にがシャン。
母は、青い顔をして、ねこんでしまった。
ゆうじは金色の塔を発見しました。塔の中には、銀色に光る宝石が、キラキラと輝いていました。取ろうとした時、塔が、ガタガタ、ゴトゴトと、こわれはじめました。とうにすきまができて、キラキラ光る赤いものが見えました。ただの夕日でしたが、それ以来、ゆうじは、夕日を見ると、なぜか、不安になるのでした。
条件に合うよう、それなりに、くふうしたあとが見えます。たのしい試みでした。