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社畜が送る異世界デスマーチのすすめ  作者: Maskwell
二章 小さき心に意思を!
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十二話 ここが学園です!

一日抜けたので詫び投稿です。

これが不定期更新の醍醐味だ!!!


ごめんなさい。きちんと時間とって頑張ります。

試験はお昼過ぎに行われた。


俺がこの世界で初めて見た並立するニ塔の時計台「リシャール」と「ミュラー」。これも学園の一部だった。


「リシャール」は年月を「ミュラー」は時間を指し示す。


屋敷から学園までは馬車で30分ほど。


この世界にも馬は普通にいる。ただ、足が六本のとかやたらデカいのとかその種類は様々だ。


ついでに馬車以外では竜車といった乗り物もある。


学園へは歩いても通える距離だが、姉たちも学園へ通うなら馬車での送迎は絶対だと父レーベンが条件を出した。


相変わらずの親ばかっぷりだ。


これで学園で彼氏でも出来たらどうなることやら。




「オーカ様、ナナカ様、アルカ様。学園へ着きましたよ」


馬車を運転していたダリューが声をかけてくれる。


「おお!近くで見るとますますデカいなぁ!」


俺は門の外から時計台を見上げる。


前世の京都タワーくらいはあるんじゃねーのか、これ?


間違いなく通天閣よりはでかい!


「敷地もかなり広いよ。うちの屋敷の10倍はあるってお父様が言ってた」


アルカが俺の後ろから抱きしめながらつぶやく。


「それでは、試験が終わる頃にお迎えに参ります。良い結果が出せるよう、祈っております」


俺らに向かって頭を下げるダリューを残し、姉と共に門をくぐる。


「試験会場は……あっちね。それじゃ、ここから私は別行動だから。二人とも頑張ってね」


ナナカは校舎に入ると案内を見て別の教室へと駆けていった。


校舎内部は前世の学校とは全く異なり、屋敷と同じようようなつくりだった。


強いて言うなら大学が近いだろうか。


案内に従って教室へと入ると、教壇と教壇を中心に放射状に作られた机と椅子。


うん、このあたりも前世の大学っぽい。


教室にはすでに20名ほどの受験生がいた。


俺が教室に入ると数名がこちらを向く。


「おい、あれって……」


「あぁ、あの眼間違いない」


俺の魔眼アルマスのことか?そうなのか?


そんな注目されるものなのか?!


いじめとか受けるやつか?!


少し不安になりながら空いている席へと座る。


特に受験番号とかはないみたいだ。


というか、同年代の悪魔と会うのが初めてですごい緊張する。


この五年俺は家族とメイド、父の部下以外とはまるでしゃべったことがない。


もともとコミュ力が高くない俺。社会人になってからは必要に迫られたおかげで、だいぶ鍛えられたがさすがに見慣れぬ悪魔といきなり仲良くできるかどうかすごく不安だ。


「オーカ、大丈夫?」


俺の後ろの席に座ったアルカが耳打ちしてくる。


「大丈夫だよ、アルカちゃん。それより結構人数いるんだね」


俺は改めて教室を見渡す。


前世の基準では皆、異形。


どこかの絵本で見たような悪魔から天使、獣人など様々な種族が今ここにはいる。


試験は年に一回、この日にしか行われないので自然と今日受験する生徒は俺と同じ学年になることになる。


結局この教室だけで50名弱の人数が集まった。


受験者全体では200名くらいか?


予想以上に多いな。少し不安になってきた。


「それでは試験を始めるので席についてくださいな」


そう言って教室へ入って来たのは肩から樹木を生やした男の悪魔だった。


どうやら試験監督のようだ。




さて、これからの学園生活のために頑張りますか。

筆はもともとそんなに早くないのでなんとか時間作ります。


ブックマーク増えて嬉しいです!

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