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C アンリユマ 共通①
「うーん……」
目が覚めると全身に鈍い痛みがあり、私はなぜこんなことになったのかを考える。
「気がついたか?」
青髪の青年は私にたずねる。
「ここは……どこ、私は……誰?」
「病院だよ」
金髪の優しそうな男が答えてくれた。
「場所はともかく自分も誰かわからない。それはもしや記憶をなくしているという事かね?」
青髪の青年とよく似た顔をした眼鏡の青年が問う。
「そうかもしれない。貴方は誰なの?」
「君の恋び「おい!」
青髪の青年は金髪の男へチョップを喰らわせ気絶させる。
「悪いなお嬢さん、こいつは怪我をしていない筈なんだが常に頭がおかしいんだ」
「は、はあ……」
「あー簡単に説明すると君は宇宙船墜落で怪我をしていた。だから我々が保護したんだ」
「そうだったんですか、ありがとうございました」
「くわしいことはまた明日聞こう。ではゆっくり休んでくれ」
三人は去っていく。一体なんだったのだろう。