第3話・僕らの青春
あの日から二日。俺たちは今、1年生も投入して入部希望調査の結果を学校新聞に書くべく校内を走り回っていて、
「先輩っ!この原稿どうですか!?」
「あの、この写真構図とかどうですか?」
「あの資料、どこに持ってったっけ?」
「んー、生徒指導部かな?」
「え!?ちょっといってきます!」
「いってらさー!」
この通り、すごく賑やかです。
「誠太郎!これ、印刷してきてー!」
「シュン先輩、印刷室ってどこですか?」
「え?あー、一緒にいくか。」
「はいっ!」
そして、その次の日。
「先輩!完成しましたっ!!」
「おおっ!!」
僕たちの努力と涙(?)の結晶が完成した。
「これ、このあとどうするんですか?秋吉先輩。」
「これか?これは、コピーしてクラス掲示板にするのと、新聞部前のボードに貼るんだ。」
「あ、シュンー、こないだの記事、次号用にする?それとも号外?」
「次号でいいだろ。号外にしたらあの先輩が大変なことになるだろ?」
「そっか…ん、わかった。」
こうして、1年生の初仕事は無事に終わりを告げました。
「あの…シュン先輩。」
「ん?」
「楽しいですね!この仕事!」
「おう。これが俺らの青春さ。」
短くなった…orz
このあと、パソコン部でのことを一話書こうかな…と。
もうしばらく新聞部にお付き合いくださいまし。
魔法を使うのは、恐らく次の部活くらいからかな、と。
次はどの部活にしようかなぁ…