第7話
やや、久しぶりの投稿です。
まだまだ、学園内の案内(?)は続きそうです。
それでは、どうぞ!
〜カイside〜
「ここが、天文部室」
入ると、中は暗くて、プラネタリウムのようだった。
「うわぁ〜〜♪ 凄いですね!!」
「……ここに何しに来た……」
「わっ!! 」
突然聞こえて来た声に短い悲鳴をあげて……つい、誰かに抱きついてしまった……
「うぉ………!? 」
変な声が聞こえたと思うと、パチッと音がして部屋の明かりがついた。
すると、そこには、ハクさんとトモヒコの他に赤い竜人が立っていた。
今日、竜人の遭遇率高いなぁ〜、今日だけで四獣人会ってんじゃないか?
「その…こんなところで…抱きつくな……」
「え……」
そう言われて、自分が今何をしているかわかって、一気に顔が赤くなった。
「うわぁぁぁぁ、ごめんなさい、ごめんなさい、本当にごめんなさい!! わざとじゃないんです!! 」
そう謝りながら急いで、その獣人から離れた。
「……そうか。俺は、赤星宙。高校三年だ。よろしく。」
「……俺は、海原海斗です。カイでいいです、よろしくお願いします。…ところで、この部活はソラ先輩しか居ないんですか? 」
「いや……もう一獣人いるが……今日は来ていない。」
「そうなんですか……では、長くいるのも何なんで、そろそろお暇します。また今度来ますね! 」
「……あぁ、いつでも来ると良い。」
なんか少し寂しそうな顔をしたような……気のせいか?
「よし、じゃあ、次は三階だね。三階には、美術室、化学室があるよ。他には書道室かな? 」
「美術室は、僕に任せて。美術部だから。」
「じゃあ、まずは美術室に行こう。」
〜〜〜〜
「ここが、美術室だよ。じゃあ、早速中n……」
「……見つけた……」
こ、この声は……
後ろを振り向くと、ソーマが立っていた。
ソーマは、俺が振り向いたと分かると、いきなり抱きついてきた。
「……もう、離さない……」
「いや、離して下さい!! 恥ずかしいから!! 」
廊下を通る他の獣人達の視線に恥ずかしくなり、そう言う。……当たり前です。
「……分かった、本当はもっと抱きついていたいが……カイの頼みなら仕方ない……」
と、直ぐに離れてくれた。
……うん、ハヤテやタイガよりは断然良い獣人だ。そう、ソーマの事を改めて思った。
「ありがとう……」
「……礼を言われる事はしていない……」
と、少し笑いながら今度は俺の頭を撫でてきた。
……もう、これからは撫でられるの覚悟でいこう……
「……あの、そろそろ良いかな? 」
「あ、ごめん……」
完璧に学校内の案内でここに来たの忘れてた……
「じゃあ、ここが美術室。今日は美術部の活動がない日だから、誰も居ないけど……ここには、卒業した獣人達の作品を展示したままなんだ。」
「うん、凄い作品の数々だね……」
うん、また活動日でも無いのに開いたよ。もう、これは気にしちゃ駄目なんだな。もうスルーしよ……
でも、確かに見ていて凄そうな絵画や彫刻が沢山ある……
「これでも、まだまだなんだって。たまに、卒業生が来て作品をいじるらしいよ。」
「これでも、まだまだなのがあるのか? ……本当に凄いと思うのに……」
「まあ、美術室の案内はこの程度かな? 次はどこ行く? 」
「書道室? 」
「…………よし、化学室行こうか。」
「え、 ハクさん、俺は書道室と……」
「……カイ君、書道室は授業の時に行って。絶対に、放課後には行かないで!! 」
「そうそう、書道室は授業の時に行こうよ、ね? 」
「……書道室は、また今度でいい……」
……皆が必死に止めているところ、なんか行っちゃ駄目なんだな。
「……わかりました、じゃあ、化学室に行きましょう。」
「「「良かった……」」」
三獣人とも、本当に安心したかのように、安堵の溜息を漏らした……本当に何なんだ?
俺は、疑問に思いながら、先に行くハクさんについて行った。
〜〜〜〜
「……というわけで、化学室。化学部は、今日は活動休み……いや、活動停止中なんだっけ。」
「え、どうしてです? 」
「二週間前のこの日、化学部が、実験に失敗して、爆発起こしてね……それで、化学室の窓ガラス全部割れて廊下で負傷者出たり、危うく学園が大火事になるところだったから、反省文と、六ヶ月の部活動停止をくらっているらしいよ。」
アニメとかで、よく実験に失敗して爆発するってのはあるけど……
それは、いくらなんでも大規模過ぎるのでは……?
しかも六ヶ月……凄い暇ですね。
それに、二週間前の出来事の割に窓ガラスなんて割れてないし、中もいたって綺麗……本当にそんな事があったのかと疑うくらい。
「……カイは、絶対に化学部に入るな……実験に失敗して怪我したら大変……」
実験に失敗する前提で話されているのに少し傷つく……
「あ、あぁ……入る気はないから安心してくれ。」
「……そうか……安心した……」
ソーマが、胸を撫で下ろすような仕草をした。
……過保護?
「じゃあ、次は二階だね。二階には、まあ、生物室とか技術室、ボードゲーム部室があるよ。」
「へぇ〜、生物部なんてあるんですね。どんな生物がいるんですか? 」
「まぁ……それは、見てのお楽しみかな……? 」
小さい頃から、生き物とか好きだったんだよなぁ〜……
一体どんな生物がいるんだろう?
楽しみだな♪
第七話終わりました!
いつも通り、感想をお待ちしています!
批判はなるべくソフトで…




