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第6話

第二人生は獣人で、第六話です。

多分、いつもより少し長いです。

今回は、学校内案内の第一話目です。

しばらくこれが続きそうなのでそこはご了承下さい。


それでは、どうぞ!


〜放課後〜


〜カイside〜


……放課後、ハヤテ達から学校内の案内をしてもらうことになったのだが……


「えっと……ソーマさん? なんで俺に抱きついてるのかな? 」


さっきから何故か自分に抱きついてるソーマに尋ねた。


「……カイは可愛いから……誰かに狙われたら大変……だから……」


……まさか、こいつもなのか?

トモヒコと同じでまともなやつだと思ったのに……

しかもまた可愛いと……


「自分の身は自分で守るから……だから、離れてくれないか

? ……じゃないと、前の二獣人(ふたり)の目が怖い……」


「くそ……ソーマのやつ、カイに抱きつきやがって……」


「まあいい……今日帰ったら……くっくっくっ……」


ハヤテ、お前は一体何をするつもりなんだ!?

怖い、物凄く怖いぞ!?


「……カイは渡さない……」


やっぱりこいつもだったーー!?


「はあ!? だからカイは、俺のものに決まってんだろ!? 」


「いや、俺のものだ!! ハヤテやソーマに渡すかよ!! 」


あぁ、ソーマの発言のせいでハヤテ達が反応しちゃったよ……


「こんな廊下の真ん中でそんな口喧嘩しないで……聞いてるこっちが恥ずかしいから……」


「カイ、モテてるね。」


「男子校ってこんなところだっけ……? 」


「さぁ、こういうところなんじゃない? 僕はあまり分からないけど……」


俺は……この先大丈夫なのだろうか……


「はぁ……三獣人(さんにん)の喧嘩、止まりそうにないから……トモヒコ、代わりに案内お願い。」


「お、カイ君。如何したの、こんなところで? 」


トモヒコに案内を頼もうとしたら、後ろから聞いた事のある声がして振り返るとハクさんがいた。


「あ、ハクさん。丁度良かった。今からトモヒコに学校内の案内してもらおうとしているところなんです。もし良かったら、ハクさんも来てくれませんか? 」


「あぁ、良いよ。丁度暇だったし。」


「良かった。じゃあ、行きましょう。」


「ところで、そこの三獣人(さんにん)はほっといていて良いの? 」


「良いんです!! いたら恥ずかしくなるだけです!! 」


「? どうしてカイ君が恥ずかしがるんだい? 」


「実は…………」


と、トモヒコが説明した。

説明しなくて良かったのに……!


「成る程ね、ハヤテ達がカイ君を巡ってあんな口喧嘩してる訳か。」


「もうその事は良いですから……案内して下さい……」


なんか、恥ずかしい……


「ごめんごめん、じゃあまずは四階から順に案内しようか。着いて来て。」


「はい。」


俺はハクさんの後に着いて行った。


「……本当にほっといたままで良いのかな? 」


トモヒコもそう良いながらもついて来た。


〜〜〜〜


「四階には、三年の教室と音楽室、地理地学室があるよ。他にも、軽音楽部室と、天文部室。それと、予備部屋が二部屋ある。まずは音楽室から入ろうか。」


うわぁ、それぞれの部活に教室あるんですね。ある意味凄い?


「うわぁ……凄い広いですね。」


「ここは、色んな楽器が置いてあるからね。吹奏楽部もここで部活をしているよ。今日は活動が休みみたいだけど。」


部活休みで誰もいないのに普通に開きませんでした、今。ここの高校のセキュリティは大丈夫なのだろうか……


「さ、次行くぞ。」


「あ、は〜い。」


〜〜〜〜


「次は、地理地学室だね。」


ガチャ


ここも普通に開いた……


「凄……化石が置いてある。」


化石一つ一つがでかくて多いから、これ授業の時どうするんだ状態なのだが……


「ここは、地理地学室だけど、授業とかで使う事は余りにも稀だから、先生が掘ってきた色々な化石を置くんだよね。だから、別名『学校内の博物館』。」


ご丁寧な説明ありがとう、トモヒコ。

まぁ、確かにこれは博物館開いて良いぐらいの多さだな。


「じゃあ、次行くぞ。」


〜〜〜〜


「次は軽音楽部室。」


ガチャ


「お、ハクじゃねぇか。どうした、入部希望か? 」


部室に入ると、赤い狐獣人がハクさんに気付いて声を掛けた


「ちげぇよ、ちょっとこの子の為に学校内の案内。」


「はじめまして、海原海斗です。皆からはカイって呼ばれてました。」


「あぁ、ハクが言ってた子か。俺は、日向太陽(ひなたたいよう)。皆からはサンって呼ばれてる。よろしくな」


「はい、よろしくお願いします。 」


「ところで……ハクとお前は付き合ってるのか? 」


「え……は、はぁ!? な、何でそんな話になるんですか!? 付き合ってません!! 」


それを言ったら、ハクさんが少し残念そうにしているように見えたけど、気のせいだろう。


「いや、だって同居してるみたいだし……気が利きすぎて、助かるって聞いたから。それに、弁当まで作ってあげたみたいだし……そこまでするなら恋人同士なのかなと……」


「それは、住まわせて貰ってるから責めてもの恩返しみたいなものです!! 決して恋人同士だからとか、そういうわけではありません!! 」


「わ、分かった、分かったから……そんな剣幕で怒らなくてもいいじゃねぇかよ……悪かったな。」


サン先輩は、そう言って俺の頭を撫でてきた。

……何故か知らんが気持ちが落ち着いてきた。なんでだ?


「…………こちらこそすみませんでした。ついカッとなって……」


「いいんだよ。….そうだ、もし良かったらだけど、軽音部に入らないか? もう一獣人(ひとり)欲しいかなって思っていたんだ。」


「ちょっと、先輩。そこから勧誘ってどうなんですか? 」


と、獅子獣人が少し怪訝そうな顔をして、サン先輩に言う。

あれ、この獣人(ひと)何処かで……


「……その様子だと、やはり俺が誰か分からないみたいだな。俺は、獅堂来喜(しどうらいき)、ライでいい。一応、お前とは同じ学年で、後ろの席なのだが……」


「ご、ごめん……何せ休み時間にはタイガに抱きかかえられたり、ハヤテが何か言ったりと、周りに目を通す事が殆んどできなかったものだから……」


「あぁ、気にするな。後ろの席なのだから、分かっている。大変だったな。」


と、ライは俺の頭を撫でてきた。

……何で皆、俺の頭を撫でるんだ!

ちっちゃいからか? ちっちゃいからなのか!? でも、俺はちゃんと173cmあるよ、周りが俺よりデカいんだよ……トモヒコを除いて……

因みにトモヒコは、164cm。これでも、チワワ獣人のなかじゃ背が高い方らしい。


「でもさ〜、確かにもう一獣人(ひとり)いた方が安定するよね〜。」


「まぁ…そうだな。」


声のする方をみると、姿が似ている黒い竜人と、白い竜人がいた。

……双子なのかな?


「双子ではないな〜。俺達は従兄なんだ〜。」


と、白い方が答えた。て、ココロ読まれた?


「まずは自己紹介からだね〜、俺は白岩恭介(しろいわきょうすけ)

サンと同じ高校二年。よろしく〜。」


「俺は、黒岩祐一。俺も高校二年だ。」


「よろしくお願いします。あと軽音楽部の入部は、もう少し、考えときます。」


「おう、活動日は、月、木、金だから! 決心ついたらいつでもきてくれ。」


「はい、わかりました。それでは次に行きまsy…………!!? 」


ゾクッ!!


な、なんだ今の寒気は?


「ん、どうした? 」


「い、いえ……なんか急に寒気が……次に行きましょう。」


「あ、あぁ、そうだな。次は……天文部室でも行くか。」


「はい、そこに行きましょう。」


〜カイsideout〜



〜その頃〜


「だーかーらー!! カイは一緒に住んでいるこの俺のものなんだって!! 」


「いーや、お前みたいなやつ、誰が好むか!! カイは俺のものだ!! 」


「……言い争うのは良いが、さっきからどこにもカイがいないのだが……」


「「え……」」


ソーマに言われて周りを見渡す二獣人(ふたり)


「カイーーーー!? どこ行ったーー!? 」


「お前らが喧嘩なんか吹っかけるから、呆れてトモヒコと一緒に学校内を見て回ってんだよ、きっと!! 」


「む、そういえば……白い狼も一緒だったな……」


「兄貴!? ちくしょう……また兄貴にカイを盗られた……」


「よし、急いでカイを捜すぞ!! 」


「「おう!! 」」


そう言うと、三獣人(さんにん)は、それぞれ別れてカイを捜し始めた。

ハヤテとタイガは、黒い事を考えながら……

……一体どうなる事やら……


はい、第六話終わりました。

感想お待ちしております。

批判はソフトで……

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