第9話
久しぶりの投稿です
今回は、新しい子が登場します!
相変わらずの駄文っぷりですが、どうぞよろしくお願いします!
〜カイside〜
そろそろ学校内の案内も終わりに近づいて来た。
今、俺達は一階の図書館の前にいる。うん、いるのはいいんだが……
「ここの図書館でかくね……」
とにかく広い。あの、東○ドーム一個分って感じだろ…てか、一階っつってたけどこれ、実際校舎の隣じゃん……一階って言ってたから、どんなのかなって思ってたけど……
とか考えてたら…
「あぁーー!見つけたーーー!って、何だよ!?ソーマとタイガももういるじゃんか!!」
……うん、幻聴だこれはきっと……
そう思う事にして図書館に入ろうとしたが
がしっ
「おい〜……置いてこうとするのはひでぇんじゃねぇかな〜〜」
「ひぃぃぃ!!」
後ろを振り向くと、笑顔なのに、目がわらっていないハヤテがいた。
「今夜……覚えてろよ……」
そういうと、ハヤテの目がギラリと光った!
今夜何をするつもりだ! 怖い、怖すぎる!!
「ハクさ〜〜ん!! 今日一緒に寝て下さい〜〜!! 」
ハクさんに泣いて抱きつく。
困った時はハクさんだ、特にハヤテは……
「こら、ハヤテ! カイ君を脅しちゃ駄目だろう! 」
「で、でも……こいつが…」
「もともとは、ハヤテが原因を作ったんだろう? ハヤテが悪いんだから、謝りなさい! 」
流石お兄さん、しっかり言う…最大の原因を作ったのはソーマだけど……
「うぅぅ……くそ…その……悪かったな……」
俺はハヤテの方を見る
ハヤテは俺を見るとやや顔を赤くしながら、若干目をそらした。
…何故だ?
だが、本当に何もしないか心配だ。取り敢えず確認しなければ…
「……今夜…本当に何もしない?」
「しないから、しないから…ごめんな、脅しちゃって……」
そう言って、お詫びのつもりなのか頭を撫でてきた…まぁ…気持ちいいし、もういいや….
「……俺の方こそごめん…置いて行ったりなんかして…」
ハヤテは顔を赤くすると
「……もういい、お前が可愛いから許す。」
「なっ……!!」
俺の顔が真っ赤になる
そりゃ、嬉しいっちゃ嬉しいが恥ずかしいんだよ…
「ばっ…ハクさん、早く本探しましょう!! 」
ハヤテを突き飛ばしてさっさと図書館に入ろうとする。
「カイ君………尻尾。」
ハクさんがニコニコしながら俺の尻尾に指差す。
恐る恐る見てみると……やっぱり…もう、ブンブン振ってる…
「なんだ、突き飛ばした割には嬉しかったんだな♪ 」
「〜〜〜!! ち、違います! これは…これはテイルスマッシュの練習です!! 」
……うん、我ながら酷い言い訳だと思う。何だ、テイルスマッシュって……
「ふふっ、分かった。そう言う事にしておくよ。さぁ、遅くなってもあれだから、早く本探そうか。」
そう言うと、ハクさんは、図書館に入って行った。
「あっ、待ってください! 」
〜〜〜〜
「魔法も高校になってから本格的になるし、配られた教科書と、その本を借りてよく読んどけば大丈夫だよ。」
と、ハクさんからある本を渡された。
「ありがとうございます、ハクさん。じゃあ、すみません、これ借ります。」
そう言って俺は受付に向かった。
「あ……はい………」
受付は、大人しそうな白虎の獣人がしていた…あれこの子何処かで…
「なぁ、もしかしたらだけど……同じ学年? 」
その白虎の獣人は、少し驚いた顔をした。どうしたんだ?
「…はい……真城慶太……高校1年……」
そう言った本獣人は、とても驚いている…本当に、どうしたんだ?
「そっか、もう知ってると思うけど、俺は海原海斗。カイって呼んでくれ。」
「え…はい……よろしくお願いします、カイ……」
「こちらこそよろしく、ケイタ! 」
俺が微笑んで握手を求めると、ケイタは、顔を赤くした…熱でもあるのか?
「おい、大丈夫か?熱でもあるんじゃないのか?」
俺は額を合わせて体温を確認しようとしたが……
「!! お、俺は大丈夫ですから………! 」
ケイタは、さらに顔を赤くして断った。いや、全然大丈夫じゃねぇだろ……
「いや、顔が赤くなってるじゃんか! 風邪引いてるんじゃないか? とにかく今日はもう仕事休ませてもらって早く帰ろうぜ! すみません、ケイタのやつ風邪引いてるみたいなので今日はここら辺で帰らせてもらえませんか!? 」
俺は、ケイタが心配になり、奥にいた先生にケイタを帰してもらうようにいった。
「ん、そうなのかい? それならしょうがないな…真城君、今日はもう帰っていいよ。」
「え…いや……俺……」
「ありがとうございます!じゃ、早く帰ろうぜ!」
戸惑っているケイタの腕を掴んで受付から出すと、そのままハクさん達がいるところまで戻ってきた。
〜カイsideout〜
〜ケイタside〜
俺は真城慶太、ここリアンモール学園の高校1年生。
友達は……いない。最初は皆も話しかけてくれた。だが、俺が極度の人見知りの所為で何も返せずに黙っていたため、しばらく経つと誰も話しかけて来なくなった。先生も、授業で俺を指す事はなくなった。
そんな俺は本を読むのが好きだから、図書委員になった。受付をするのは少し大変だが、週に一回すれば良いし、顔を合わせなくても一言二言言えば良いだけだから何とかなる。
だが、今日は違った。いつも通り、図書委員の仕事で、受付をしていた。
「ありがとうございます、ハクさん。じゃあ、すみません、これ借ります。」
声がしたので、ふと見上げると今日やって来た転校生がいた。
「あ……はい………」
彼とは同じ学年だけど、多分俺の事は知らないだろう…そう思って渡された本の貸し出しをして、彼に渡した。
「なぁ、もしかしたらだけど……同じ学年? 」
!! ちゃんと見ていた…この俺を…?
とにかく、返事はしないと……でも……
「…はい……真城慶太……高校1年……」
! 驚いた…いつも聞かれても何も言えなくなるはずなのに……勝手に口から声が出た。
「そっか、もう知ってると思うけど、俺は海原海斗。カイって呼んでくれ。」
彼…いや、カイはそんな俺にキョトンとしながらもすぐに自己紹介してきた。
「え…はい……よろしくお願いします、カイ……」
「こちらこそよろしく、ケイタ! 」
カイは、俺に握手を求めてきた…笑顔で…
その顔が余りにも可愛かったのでつい、顔を赤くしてしまった。
「おい、大丈夫か?熱でもあるんじゃないのか?」
そんな様子の俺を、熱を出したのかと勘違いをして額を合わせようとするカイ
「!! お、俺は大丈夫ですから………! 」
それに対して、さらに赤くなった俺は必死に断ろうとした。
「いや、顔が赤くなってるじゃんか! 風邪引いてるんじゃないか? とにかく今日はもう仕事休ませてもらって早く帰ろうぜ! すみません、ケイタのやつ風邪引いてるみたいなので今日はここら辺で帰らせてもらえませんか!? 」
俺の事を心配してくれたカイはそんな事まで言い出した。いや、それは流石に無理であろう。
「ん、そうなのかい? それならしょうがないな…真城君、今日はもう帰っていいよ。」
あっさり、OKされた……いつもなら、他の人には駄目だと言うのに……何故だ!
「え…いや……俺……」
「ありがとうございます!じゃ、早く帰ろうぜ!」
腕を掴まれて強引に受付から出された…しかし余り嫌な気はしなかった……何故だろうか……
〜ケイタsideout〜
第9話終わりです。
感想をお待ちしております、いつもながら、批判はソフトでお願いします…




