表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

プロローグ

プロローグです。


どうぞ。

雀が、窓の外でやかましく鳴いている。その鳴き声のやかましさに起きてカーテンを開いた。


「ん〜〜……はぁ、また今日も変わらずに平和な一日だなぁ〜……」


俺はそう言って、いつも通りに朝食を作る。

朝食を食っている途中、メールが来た。


《差出人:コウヤ

件名:なし

2013/9/28

カイ〜、一緒に文化祭行こう〜♪

いつもの駅で待ってるから、8:10集合!遅刻は駄目だからね!!》


そういえば、今日は俺たちの学校の文化祭だったっけ道理でちょっと早く起きたわけだ。……どうせ学校で会えるのにな…まあ、いいか。

文化祭は、9:00ぐらいから開かれる。

今回、俺らのクラスは何も出し物しないから、9:00までについてりゃ問題ないか…

部活もやってねぇし…


そういえば、自己紹介がまだだったな。

俺は海原海斗。みんなからはカイって呼ばれてる。高校1年、15歳だ。両親ともに幼い頃に亡くなって、祖父母のところへ預けられてたが、今年の春からアパートで一人暮らししている。


と、そろそろ時間に遅れちまうな。

俺は軽く身支度をし、アパートを出る。


〜〜〜〜


「あ、カイ!ちょっと遅くない?」


駅に着くと、駅の改札近くに居た、一人の青少年がこちらに気づいて声をかけた。


「良いだろ、別に。ちょっとぐらい…」


「良くないよ、学校にいつもギリギリなんだから……」


こいつは、俺の幼い頃からの親友であり、クラスメイトでもある灰原浩也。

勿論、さっきのメールの送信者だ。

さっきから、来るのが遅いだのなんだかんだ言っている。


「ったく、分かったよ!次から遅刻ギリギリの時間に来なきゃいいんだろ!?」


「もう…まぁ、いいか。……で、最初は何処に行く?」


「ん〜、お化け屋敷とかどうだ?」


「……それ、僕に対する嫌がらせなのかな…?」


そういえば、コウヤはお化けが苦手だったな。

……もう高校生だろ…


「大丈夫だろう?もう高校生なんだし…」


「でも、苦手な物は苦手なんだよ。カイだって苦手ものの一つや二つ位はあるでしょ?」


「そりゃ、あるけど…大丈夫だろ、流石に…プロが作ってる訳じゃあるまいし…何かあったら俺が守ってやるよ♪」


「……分かったよ…でも、一回だけにしてよ?それ以上は、カイが居ても無理だから…」


「分かった、分かった。一回だけな?了解。それ以上は行かねぇよ。」


取り敢えず、コウヤには、お化け屋敷行ったあとなんか奢ってやらねぇとな…何が良いんだろう…

そんな事を考えている内に電車が来た。

俺は少しホームの内側に後ずさった。だが、俺はいつの間にか駅のホームから落ちていた。


「え……」


急いで振り向くと、後ろにいた男が手を突き出しながら笑っていて、その時、そいつが俺の事を思い切り押したんだとわかった。

最近は、ホームの外に落ちないようにホームドアが設置されつつあるが、生憎俺の最寄り駅にはまだホームドアが設置されていない。

ホームの外に落ちる俺にコウヤは、手を伸ばし、腕を掴もうとしていた。が、電車は目の前。

間に合うはずもなく、俺の目の前は真っ暗になった。


〜〜〜〜


気づくと、俺は真っ暗な世界で一人佇んでいた。


「あれ…俺、如何してこんなところに…あ、そうか電車に引かれて…じゃあここは、天国か地獄…?」


そう言っているとどこからか声がした。


ーあら、また迷える子羊が舞い込んで来たのね。因みにここは、天国でも地獄でもないわよ。ー


「だ、誰だ!?」


ーそうね…奇跡の神…とでも言っておこうかしら?ー


「奇跡の神……?それよりも、ここは、何処だ?…天国でも、地獄でもないのか?」


ー『それよりも』って……まあいいわ。えぇ、ここは確かに死んだ人がくる場所。だけど、天国か地獄かと聞かれたらその答えはNo。ここは、強い未練があったり、生きたいという強い意思のある人しか来れないわ。天国と地獄は、行ったら永遠に縛られるわ。ー


「……じゃあ、俺は……?」


ー貴方は生まれ変わる事が出来るわ。元の世界に…という事は無理だけど…どう?……それでも生きたい?…それとも、天国に行って永遠に縛られたい?ー


「勿論、生きたい!」


あんな終わりを迎えて、黙ってられるかよ!例え、元の世界じゃなくても、幸せに生きていきたい!


ー…今まで来たものよりも『生きたい』という強い意思を感じるわ…ふふっ…貴方の事、気に入ったわ。出来れば名前を教えてもらいたいのだけど…ー


「俺?俺は海原海斗。みんなからは『カイ』って、呼ばれてた。」


ー海斗…ね。貴方の運命に例えどんな困難があっても奇跡が起きますように…じゃあ、次の世界でも頑張ってね。あ、あと年齢は今のままだから安心して。ー


そう言われた後、俺の意識は再び途絶えた。


〜そして、海斗が行った後〜


ー…あ、全く違う世界だから、姿が変わる可能性もあるって事を言うの忘れていたわ……まあ、彼なら大丈夫よね…?ー


プロローグ、終わりました。

感想、お待ちしております。

批判は、ソフトに……お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ