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無関心な恋愛ライフ~陽気な人々~  作者: 航作裕人
第二章 受験を受ける思い
5/8

入試

 俺は、1月は勉強漬けの毎日。2月もまあまあ。

 そんな俺にも、入試の日が近づいてきた。

 不安がいっぱい。

 不安以外、何もない。

 そんなことで、入試の前日。

 勉強のしまくり。

 約4時間は机の前に向かっている。

 外の人から見れば、気持ち悪いかもしれない。

 これこそ、ガリ勉やで。


 ――なんか、テンションが上がって、関西弁になってしもうた。


 今もやばいと思った。

 そんな俺だが、意外と疲れる勉強。

 入試が近づいているから気合が入ってしまうが、少しは抑えた方が良いと思った。



 いつも勉強ばかりやっていると飽きるので、少しは遊ぶことにしよう。

 でも、やることがない。

 つまらない人生を送る自分。情けない。 

 どうしようもない男。残念賞。

 こんな状態でも、入試に挑戦するのだ。

 と言うわけでお休み。



 次の日。

 今日が一番緊張する日。入試当日。

 俺は急いで、支度をして家を出た。

 学校までは自転車でいく。

 学校までの道のりでも気が引けない。

 俺は、いつも以上に顔が固まった状態で学校に着いた。

 校門の前には、教員たちが立っている。


「受験生の皆さん、自転車を置く方はこちらです」


 自転車で来た人を誘導しているみたいだ。

 俺はその声に従って、自転車置き場の方へと向かう。



 校門を入って、左に行くと、自転車置き場がある。

 俺らはそこに止めることになる。

 俺はそこに止めた。

 


 学校内に誘導されて、受付へと向かう。

 ここでも、


「土足は袋に入れて、会場までお持ちください。携帯電話をお持ちの方は受付でお預かりしております」


 今の状況、形態など不要。いらないから持ってこなかった。

 俺には関係ないことだと思った。

 受付の場所まで向かい、俺の順番が来た。


「こんにちは」

「こんにちは」

「学校とお名前をお願いします」

「高前市立東西中学校、飯島和孝です」


 と言うと、名簿に蛍光ペンでマークした。


「飯島和孝さんですね。それでは、携帯電話をお持ちですか?」

「持っていないです」

「わかりました」

「それでは、体育館へと向かってください。係員に従っていけばわかりますので」

「はい」


 俺はいい返事をして、係員がいる方へと向かうと、


「ここをまっすぐ行っていただいて、階段に上っていただくとありますので」

「わかりました」


 いまいちわからないが、とりあえずまっすぐ向かうことにした。

 今は心臓がバックバック。

 今までにないほど。

 


 何とかいろいろと聞いて、体育館へと来た。

 すると、


「学校順に並んで待っていてください」


 と言われて、俺は普通に座ることにした。


 しばらく待っていると、


「それでは、入試関係についてのお話をいたします。入試担当者の方お願いします」


 という声の後に、マイクを持った人が出てきて、話し始めた。


「おはようございます。それでは、今回の入試についてお話します」


 と言ったときに、説明書きの紙を配られた。


「こちらの紙を見てくれればある程度のことは書いてあります。それでは、教室へと誘導しますので、お待ちください」


 と言い、前から姿を消した。



 俺は誘導されていくと、試験室と言う場所に着いた。

 なんとなく、緊張していた。

 


 試験が開始されると、俺はなんかもやもやとした感情になった。

 これこそが、できるかと言う不安だったのだ。

 問題を解いていも、緊張している。

 でも、問題はスイスイ解ける。

 


 問題が解き終わり、一件落着。

 俺がこのときに頑張ったことが今に続いているのだ。

 だから、いつもみたいにがんばるしかない。

 俺はいつも通りに家に帰るのだった。

 そして、今の生活をしているのだった。

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