登場人物・用語説明
登場人物&用語辞典!!!
■ミカエル・ガルシア(32♂)
210cm、140kgのスキンヘッドの巨漢。
地球連合陸軍統合平和維持軍(JPKF)、特別カウンターテロ部隊《愛国者》(パトリオット)構成員。階級は曹長、後に少尉。
16歳の頃、志願してJPKFに入隊。当初は海兵隊の一員であったが、その巨体と戦闘力を買われ、激戦地へと転属を繰り返した兵士。
最前線では誰にも止められない男という意味で『アンチェイン』とあだ名される。
激化する反政府テロに対し、アンドリュー・ワイショフ大佐が新たに発足したカウンターテロ部隊《愛国者》の一員として抜擢され、都市戦闘・対ゲリラ戦闘などの戦技を叩き込まれる。その実力と実績から、《愛国者》(パトリオット)の近接戦闘部隊の戦技教官に抜擢される。
宇宙開拓省関係者の連続襲撃事件犯である改造義体を破壊し、《愛国者》(パトリオット)の宇宙軍転属のきっかけを作る。
■アンドリュー・ワイショフ(44♂)
《愛国者》(パトリオット)隊長。
地球連合陸軍統合平和維持軍(JPKF)、特別カウンターテロ部隊《愛国者》(パトリオット)設立者にして構成員。階級は大佐。
元宇宙海賊という経歴を持つ、異色の軍人。その卓越した手腕を買われ、カウンターテロ部隊設立を条件に恩赦された経緯を持つ。
■エイプリル・ジャニス(27♀)
地球連合陸軍第二技術研究部所属、主任研究員。技術士官。階級は中尉。
褐色肌の女盛りの色気を漂わせた女研究員。独身。
局部戦闘専用兵器の開発を目的とした研究機関であり、ミカエル・ガルシアの愛用の特殊チタン製双刃斧を製造したぶっ飛んだ研究者でもある。
■ウォレス・カニング(58♂)
地球連合政府宇宙開発省長官。
40歳で初当選し、以来、地球連合議会で議員を連続8期務めた経歴がある。火星やコロニーに対しては、融和政策推進派と自称していながらも、火星に対する宇宙軍派遣や軍隊設立の禁止など、様々な悪法を制定してきた。対火星のカウンターテロ部隊設立を熱望しており、《愛国者》(パトリオット)を宇宙軍に転属させるよう提案をした人間。
■地球連合陸軍第二技術研究部(機関名)
主に地球上の局地戦闘用兵器開発を目的とした機関。
個人携帯兵器開発で実績があるも、トンデモ兵器開発で知られる部署でもある。
■地球連合政府宇宙開発省(機関名)
地球連合政府の宇宙開拓関係を司る省庁。
火星・月面などの地球外の設備全てを統括する部署であり、予算を司る財務省や経済活動を統括する産業開発省と肩を並べる花形セクションとして知られる。宇宙暦200年代から頻繁する宇宙独立運動のテロの標的としても知られる為、警備スタッフなどの武装は、武装警察と揶揄されほど充実している。
宇宙戦艦シルフィードの前夜の話になります。
本編は2007年~2008年で執筆途中になっており、せっかくのでチマチマと再開しようかな、と。
SF小説になります。
今回は趣味わるだしので、戦闘小説になってしまっていますが。
ちなみに、ミカエルが接近戦に強いのは、機械化兵士の投入が始まり、屋内戦闘を想定した近接格闘が激化した事から、重火器を用いず、敵を制圧する技術に注目が集まっているからです。(自施設内で重火器を使うバカはいません)
また敵方もテロでなければ、インフラ破壊を好まないため、銃撃よりもナイフなどの武器を好むような傾向があるようです。