『土の精霊編』までの登場人物と地名設定
以前に登場した色々な世界の事や数多くの登場人物の事が分かり辛いということで設定集を書かせていただきました。
あまりに長文にすると、本当に分かり辛いので簡潔にまとめてあります。
【】内の話数は登場した話を表しています。
最新話と同時進行していたので早ければ2日後には更新できると思います
【光の精霊編】
☆国・町・村の設定
・ディル村 【第2話 圧倒的な力】
物語の主人公であるミコトが異世界へと渡り、一番最初に訪れた村。
山賊の手に掛かり、村は壊滅。
が、たまたま村を諸事情で離れていた青年により復興の兆しにある。
・マルベリア 【第3話 街に到着】
ディル村にて襲い掛かってきた山賊を撃退した後、保護されて連れてこられた首都。
ギルドや武器屋・道具屋などがあり、ミコトが魔力に目覚めるまでの拠点となる。
・商業都市ガルデア 【第28話 護衛依頼⑤ 到着】
世界各地から様々な武器防具・道具などの多種多様な物が集まる、巨大な市場のような街。
ギルドの仕事において3人の自称商人とともに訪れる。
・レグリス国
国民を暴力と恐怖によって支配する国。
非道なる王女と王妃の手によって、下らない理由で民が虐殺されている。
当初はミコトを異世界に呼び寄せたのがレグリス国の王女だと思われていた。
☆登場人物の設定
・峰藤 尊
本作『異世界を渡りし者』の主人公。
幼い頃に家族で行った旅行での飛行機事故で両親をなくす。
奇跡的に無傷で生還し、この頃より異常すぎる自己治癒能力を授かる事となる。
ある朝に何時もの様に郵便受けにある、新聞を取りに外に出たところで異世界へ飛ばされてしまう。
・剣の精霊 ルゥ【第13話 白銀の剣】
ギルドの討伐依頼の際に剣を折ってしまったことで、武器屋にて代わりの剣を探している時に出会う。
当初は剣と波長の合わないものを傷つける魔剣として恐れられていたが、精霊を宿す聖剣だと分かった。
ミコトとは念話で会話する事ができ、今では良き相談役と化している。
・光の精霊王 ミラ 【第40話 真実】
ミコトをとある理由で異世界へと呼び寄せた張本人(?)
修行で魔力を身につけた事により、ミコトの前へと姿を現せる。
・マルベリアの騎士 エミリア 【第2話 圧倒的な力】
ディル村において山賊撃退後に血塗れで座っていた、ミコトに声を掛けて世話をした人物。
かなりのお調子者。
・マルベリアの騎士隊長 ハンクス 【第2話 圧倒的な力】
エミリアの所属する騎士隊の隊長。
天然過ぎる部下にホトホト、手を焼いている。
・マルベリア第三近衛騎士隊 副隊長シルヴィア 【第24話 護衛依頼① 受諾】
シルバードという偽名を名乗り、商人としてミコトに商業都市ガルデアまでの護衛を依頼した。
出発時は男の格好をしていたが、とある事情により女の格好に戻った。
・マルベリア近衛騎士隊 グレイ 【第24話 護衛依頼① 受諾】
シルヴィアの部下であり、彼女と同様にドレイクという偽名を使い、商人として同行した。
もっぱら荒事・揉め事担当になっている。
・マルベリア近衛騎士隊 フィル 【第24話 護衛依頼① 受諾】
グレイと同様にシルヴィアの部下であり、エフィルという偽名を使って商人として同行。
ミコトによって『魔術師』という事実が発覚した上に、シルヴィアの性別がバレる切欠を作った張本人。
【火の精霊編】
☆国・町・村の設定
・イスラントール国
穏やかな気候と恵まれた自然に囲まれる世界の一角を担う国。
首都には闘技場があり、年に一回は武道大会が繰り広げられている。
・スコルピオン国
本文には国の名前だけしか登場せず。
・サウスラーズ国
イスラントール・スコルピオンと比べ、草木が育たない荒れ果てた大地。
この世界で一番の規模を誇り、恵まれた大地を持つイスラントールやスコルピオンに、度々戦争を仕掛けている軍事国家。
・アメリトス魔法学園 【第48話 なんで俺が・・・】
イスラントール国内にある、倍率の極めて高い魔術師養成学院。
国の内外を問わず、色々な人間が入学するため混乱が絶える事はない。
王族・貴族・平民を差別しないために、生徒の家名はアルファベットの一文字で示す。
教員の勘違いにより、ミコトも学園生として入園する事になってしまう。
☆登場人物の設定
・マリア=R 【第47話 到着早々、命の危険?】
ミコトが世界を渡って直ぐ助けた、賊に襲われていた少女。
魔法学院での少ないクラスメイトのうちの1人。
・ルシア=W 【第52話 来客と疑惑】
マリアと同じく、クラスメイトの1人。
ミコトの異常すぎる魔力の量に疑問を投げかけてくる一見、物静かな少女・・・・・・と思われたが、可也おちゃらけた性格の持ち主。
・サウスラーズの貴族 ライシャス 【第55話 平穏を乱す者】
自分の親が持つ、国内の肩書きを最大限利用して、やりたい放題の馬鹿。
が、親の威を借りるだけの馬鹿息子かと思いきや、魔力も其れ相応の物。
・イスラントール騎士隊長 タルカス 【第69話 本戦に進む8人の猛者】
武道大会準々決勝で戦った騎士。
ミコトの攻撃でも倒れる事は無かったが、最後は立ったまま気絶し意地を見せた。
・イスラントール近衛魔術師 フィンケル 【第69話 本戦に進む8人の猛者】
武道大会準決勝第2試合で対戦した風使い。
風魔法を攻撃魔法として使用する以外に、『高速移動』と『浮遊魔法』として使える事を教わった人物。
最後はミコトによって足元を凍らされ、身動きが出来なくなった状態で攻撃を受け、気絶した。
・イスラントール近衛騎士隊 名誉顧問レイモンド 【第65話 武道大会予選】
武道大会決勝で戦った相手。
年齢を感じさせないほどの豪傑で、ミコトと略互角に近い猛勝負を繰り広げた。
・火の精霊 フレイ 【第78話 次なる異世界へ】
イスラントール・スコルピオン・サウスラーズの三国を国境として隔てる火山の火口部で出会う。
最初は諍いの喧騒さに不貞寝をしていたため、ミコトに出会った当初は寝ぼけていた。
【風の精霊編】
☆国・町・村の設定
・エルフの集落
集落の略中央付近に聳え立つ風の精霊が宿りし世界樹によって、何人をも寄せ付けぬ結界が張られた迷いの森に囲まれるエルフ達の住む森の集落。
・メグレスの街
世界樹衰退の原因となった特殊な魔道具を、製作している魔道技師が住んでいる街。
魔道具の秘密を知るために、ミコトとエルフの女性が冒険者に扮して訪れた。
☆登場人物の設定
・エルフの長老 【第80話 神聖なる森の民】
エルフを束ねる存在で唯一精霊の姿が見え、声を聞くことができる、800余年生きている存在。
ジェニスとニーナの祖父でもある。
・エルフのリーダーを務める女性 ジェニス【第80話 神聖なる森の民】
最初は人間であるミコトが迷いの森を抜けて集落に辿り着いた事で不信感を露にしたが、長老の口からミコトが神である事を聞かされて、掌を返したかのように大人しくなる。
・ジェニスの妹 ニーナ 【第81話 侵入者疑惑再び】
長老の客人として集落の一角に住み始めてから、好奇心満々な他のエルフの子供達と一緒にミコトの正体を突き止めるべく、ミコトの小屋を訪れた少女。
ジェニスから散々起こられたが、本人は分かっていないような顔をしている。
・魔道技師ドゥール 【第90話 魔道技師】
風の精霊が宿る世界樹を苦しめる原因となっている魔道具、『魔吸石』を操る男。
『魔吸石』に吸収させた魔力を使って戦争で使用する魔道兵器を作成し、商売をしている武器商人。
・ドゥールの執事 セイバス 【第89話 元凶のもとへ潜入】
ドゥールの屋敷で来客の世話をする謎の人物。
ミコトの存在を驚異的に思い、何処からとも無く呼び出した、謎の魔獣を2人に嗾ける。
・風の精霊 シルフ 【第92話 消えた魔道技師】
世界樹衰退と共に存在が消えかけていた精霊。
ミコトによる膨大な魔力供給と、魔力を吸い取っていた『魔吸石』が撤去された事で元気になった。
【水の精霊編】
☆国・町・村の設定
・アルフェクダの城 【第93話 新たな世界で魔王討伐?】
遙か北に位置する大陸に住む亜人達を邪悪なる者と称し、存在をも認めていない国。
ミコトを召喚した事により、亜人達を滅ぼそうとしていた。
・アルフェクダの街 【第93話 新たな世界で魔王討伐?】
民は税率の高さに苦しみ、窃盗や殺人などが日常茶飯事で行なわれている。
税を納め切れなかった民は闇ギルドで犯罪に手を染めざるを得ない。
・ザンカールの町 【第95話 見かけとは裏腹に・・・】
アルフェクダとは違い、亜人達と共存共栄している町。
亜人を嫌っている者は殆んどいないほど。
・亜人達の集落 【第97話 人間と亜人】
ザンカールの北に位置する亜人達の住む集落。
集落の中央にある、水の精霊が住んでいる聖域から発せられている結界により、精霊の加護を受けし者以外は集落の中に入る事はできない。
ミコトは各種精霊の加護を受けているのでスンナリと入る事が出来る。
☆登場人物の設定
・アルフェクダ第3王女 メルディン姫 【第93話 新たな世界で魔王討伐?】
アルフェクダ城内で古の魔術書を使用してミコトを召喚した。
事実的にはミコトが出現場所を其処に選んだので、魔術書に力があるかどうかは不明。
アルフェクダの地において、唯一まともな人物でもある。
・アルフェクダ王 デュラミア、アルテミア兄弟 【第94話 アルフェクダ王の目論見】
メルディン姫の兄弟であり、アルフェクダの王。
召喚されたミコトの力で亜人を滅ぼそうとしている。
・羽翼族長老 アリオト 【第100話 集落での生活】
集落に住む亜人達のうち、羽翼族を束ねる長老。
背中には蝙蝠のような漆黒の羽根が折りたたまれている。
・亜人全てのリーダー キイラ【第100話 集落での生活】
一部の亜人は認めていないが、集落に住む亜人達を取りまとめる役割を長老から与えられている。
ミコトが集落で厄介になる家はキイラの家でもある。
・聖域を護りし竜人族 兄リュシオン【第102話 『近づくな』と言われると】
亜人の集落を取り囲む、結界の発生源となっている聖域へと続く扉を守護する番人。
扉に近づこうとするミコトを優しく嗜める。
・聖域を護りし竜人族 弟テュレイス【第102話 『近づくな』と言われると】
兄リュシオンと考え方が大きく異なり、竜人族以外の亜人、人間達を蔑んでいる。
亜人のリーダーであるキイラの存在をも認めておらず、何かに掛けては好戦的な性格をしている。
ミコトとの決闘に負けた腹いせに人間の町を襲おうと考え、結界の外に出たところで謎の少年に出会い、完膚なきまでに打ちのめされた後、何処かへと連れ去られてしまう。
・謎の少年【閑話⑥ 愚かなる守護者 【後編】】
テュレイスの渾身の攻撃を普通の人間とは思えない、皮一枚で受け止め尚且つ埃を掃うかのような動作で竜人族の屈強な腕を捻じ切った謎の少年。
その後、少年を迎えに来た謎の騎士とともにペットと呼んだテュレイスを連れて何処かへ消えてしまう。
・水の精霊 アクア【第106話 聖域の祭典】
ミコトが亜人の集落で暮らし始めてから65日目にして、やっと出会うことが出来た精霊。
『今のままでは不安』という事で光の精霊の力を借り、より強固な結界を集落に張ることとなった。
【氷の精霊編】
☆国・町・村の設定
・雪国の街 シャノルク【第109話 白き世界】
一年中、氷と雪に囲まれた永久凍土の街。
・学者の街 アルケイメル【第120話 闇に誘う巨大な亀裂】
この世の全ての歴史、知識が詰まった大図書館のある街。
国同士の諍いに巻き込まれ、今では魔物の巣窟に成り果てている。
・ウィレンド【第118話 物知り爺さんを訪ねて】
シャノルクの街から小高い丘を越えた場所にある街。
☆登場人物の設定
・シャノルク外郭守護隊 イノフェル【第110話 不審人物?】
街の外で魔物や遭難者などの騒動を処理する女性。
雪崩に巻き込まれたミコトを保護し、宿へと案内してくれた。
・シャノルク内郭守護隊 ガルフォード【第111話 事情聴取】
イノフェルとともに街の中での荒事や騒動を処理する強面の男。
街の外が氷点下になろうとも上半身裸で過ごす、ある意味とても暑苦しい存在でもある。
・物知り爺さん ビクトル、レナード
色々な事に詳しいとの事で精霊が居る場所を聞こうと探して見るが、出会うことが出来なかった。
爺さんの家族の元へ探しに出かけるが、依然行方不明のままである。
息子であるレナードに聞き、大図書館に収められていた一説を聞いて精霊が居る場所を突き止める。
・氷の精霊 シャル【第121話 謎の女性の正体は?】
シャノルクとウィレンドの略中間に位置する深い谷の奥底にて出会う。
宿屋に度々現れていた謎の女性は氷の精霊が亡くなった女性の姿を借りて逢いに来ていたものだという。
【土の精霊編】
☆国・町・村の設定
・王都ルイベアス 【第122話 魔術師の世界】
比較的平和な首都で数多くの魔術師達が暮らしている。
上空からの魔物を警戒し、街の空には結界が張り巡らされている。
炎・水・土・風・雷の術士隊が常に街を護っており、民からは尊敬の眼差しで見られている。
・イストライル鉱山 【錬金術仮免許試験】
ルイベアスから東方向に徒歩で半日の場所にある鉱山。
錬金術本試験の場所として名は挙がるが、実際には描かれる事は無かった。
・サウシュルド鉱山 【第141話 鉱山での惨事】
ルイベアスから南方向に徒歩で半日の場所にある鉱山。
イストライル鉱山と同様に、錬金術本試験の場所として登場。
次の世界へと渡る寸前に、ミコトが鉱山内にて不穏な気配を感じ、潜んでいた魔物を討伐する。
・ノスフィルド鉱山 【第133話 地底で出会った者】
ルイベアスから北方向に徒歩で半日の場所にある鉱山。
ミコトが錬金術本試験の場所として選んだ場所。
運良く坑内でドワーフに出会った事で、簡単に鉱石を入手する事が出来、錬金術資格を得る事が出来た。
☆登場人物の設定
・炎術士隊 副隊長ナジェリア 【第122話 魔術師の世界】
この世界に到着後、空から街に入ろうとしていたミコトに注意を促した人物。
可也の心配性な上官、炎術士隊長のファルランに呆れている一面も。
・土術士隊 隊長グレイアス 【第127話 錬金術講習初日】
ミコトが受けた錬金術講習の試験官を務める。
・魔道具屋店主 ガンツ 【第124話 とある店員の野望】
下取りに出した高価な魔道具を、偽の店長に安値で引き取られそうになった所を助けた真の店長。
その巨躯からは想像出来ないが、立派に土術魔法の使い手でもある。
一部の騎士からは尊敬の意を込めて『ガンツァルト』とも呼ばれている。
・ルナ 【第127話 錬金術講習初日】
錬金術講習でのクラスメイトである少女。
錬金術適正試験や仮免許試験など、ギリギリでなんとか通過している。
本試験は自身の魔力を使い切った事による疲労で体調を崩し、試験を見送る結果となってしまった。
『雷の精霊編』の設定については世界終了後に描く予定でいます。