⭕ わらいもの 5
──*──*──*── 1階・保健室
千晴
「 失礼します。
先生ぇ~~居ますか? 」
学校保健師
「 はいはい、居ますよ。
千晴君、こんにちは 」
千晴
「 こんにちは(////)」
学校保健師
「 おやおや、随分と酷い目に遭わされましたね。
着替えを用意しましょう。
キノコン、千晴君を[ シャワー室 ]へ案内しなさい 」
キノコン
「 はいですエリ。
千晴君、[ シャワー室 ]は此方エリ 」
千晴
「 うん……有り難う 」
[ 保健室 ]には先生の助手をするキノコンが居る。
キノコンは姿も声も仕草も可愛くて、《 マンモス校 》って呼ばれている《 学校 》の癒し系マスコットキャラクター的存在なんだ。
この《 マンモス校 》にはキノコンが沢山居て、忙しそうに楽しそうに働いている。
[ シャワー室 ]を使わせてもらって、頭と身体を綺麗に洗った。
先生が用意してくれた着替え用の下着とジャージに袖を通した。
このジャージ、お洒落で格好いいかもぉ~~(////)
キノコン
「 汚れた衣類は洗濯しとくエリ。
後日、取りに来るエリ 」
千晴
「 洗濯してくれるの?
有り難う、キノコン 」
キノコン
「 どう致しましてエリ。
ボクは千晴の[ 教室 ]へ行って、ランドセルを持って来るエリ。
5時間目と6時間目の授業は[ 保健室 ]で受けるエリ 」
千晴
「 えっ?
僕、[ 教室 ]に戻るよ 」
キノコン
「 駄目エリ。
あんな酷い仕打ちをする[ 教室 ]へ戻らせる訳にはいかないエリ。
[ 教室 ]には担任教師が居た筈エリ。
こんな暴挙を止めもせず、見逃す教員は解雇対象にする必要が有るエリ 」
千晴
「 か…解雇?? 」
キノコン
「 クラスで起こる苛めに対して見て見ぬ振り,身体を張って生徒を助けられない,生徒を大事に出来ない役立たずな教員は要らないエリ~~ 」
そう言うとキノコンは[ 保健室 ]を出て行ってた。
嬉しそうに♪を飛ばしてる様に見えたけど…何でだろう……。
千晴
「 先生ぇ~~。
ジャージ、貸してくれて有り難う御座います 」
学校保健師
「 どう致しまして。
着心地はどうかな? 」
千晴
「 凄く良いです!
格好いいし、欲しいくらいです(////)」
学校保健師
「 それは良かった。
千晴君、椅子に座って。
キノコンが戻って来る迄、デザートを食べるかな? 」
千晴
「 デザート? 」
学校保健師
「 キノコンが作ってくれたんだよ。
今、出すからね 」
先生は[ 保健室 ]に常備されている冷蔵庫を開けると、冷蔵庫の中からデザートを取り出した。
学校保健師
「 どうぞ、千晴君 」
千晴
「 有り難う御座います(////)」
わぁ~~♪
プリンだぁ♪♪♪
給食のデザートに付いてるプリンよりも遥かに美味しそう~~♥️
千晴
「 僕……給食のデザートを食べれなかったんです……。
[ 保健室 ]でプリンを食べれるなんて思わなかったです(////)」
学校保健師
「 ふふふ…。
気に入ったなら、好きなだけ食べなさい。
低カロリーのプリンだから、肥えはしないよ 」
千晴
「 有り難う御座います(////)」
僕は出されたプリンを食べる。
うぅ~~~~ん♥️
滑らかで喉越しが良くて、頬っぺたが落ちちゃいそうだよぉ~~~♥️♥️♥️
最高ぉ~~~~(////)
僕はプリンを食べながら、先生に《 学校 》に着いてからの事を話した。
先生は僕が神佛にお聞き出来る事を話しても変な顔をしたりしないし、笑ったりもしないで普通に受け入れてくれるんだ。
先生は宗教の事を “ 学問 ” で “ 科学 ” で “ 実践する哲学 ” だと言ってる人だからかも知れない。
人知では計り知れない不思議な力──目には見えない不思議な力の存在を信じているみたい。
“ 神佛 ” は宇宙を動かして運営している主宰者で、人知を超えた大いなる力の根源の尊称だって教えてくれた。
先生が信仰している宗教は分からないけど、信仰神は “ 久遠実成 ” と言って、“ 諸天善神,諸佛,諸菩薩 ” なんだって。
僕がお聞きしている神佛も “ 久遠実成 ” で、“ 諸天善神,諸佛,諸菩薩 ” の中に入っているみたい。
先生は僕みたいに神佛にお聞きする事は出来ないみたいだけど、神佛は実在すると信じてして、人間が忘れてしまった “ 大自然の法則 ” の事を教えてくれたりする。
“ 大自然の法則 ” は神佛が決められた法則だから、人間には変える事が出来ないし、逆らう事も出来なくて、従わさせられているみたい。
命あるものは神佛から生かされていて、産まれた瞬間から意識してなくても信仰の中で生活をする事になるみたい。
生きている間も死んだ後も輪廻流転を繰り返して、魂は何度でも生まれ変わるみたい。
魂が輪廻転生を出来るのも信仰の中で起きているからなんだって。
神佛に生かされていて、信仰の中で生活している以上、本当の無神論者は存在しないみたい。
自分は無神論者だと公言している人も、神佛の存在を否定して信じていない人も、死んだら嫌でも来世に生まれ変わるから、結局は神佛の掌の上で転がされているビー玉みたいなモノって事らしい。
今世で死んで、来世に生まれ変わる時の宿命を良い宿命に変える為の方法が有って──。
学校保健師
「 成る程ね──。
神佛が教えてくださった事なら、信じて実行するのが大前提だね。
神佛には虛妄は無いから、素直な心で実行すると良いね 」
千晴
「 うん………… 」
学校保健師
「 神佛は命迄は取ったりしないよ。
況してや千晴君は神佛に心を向けてきちんとお伺いをしながら行動しているみたいだからね。
神佛は千晴君を見守ってくれているし、守護してくれているよ。
姿形も無く,無味無臭で、存在を感じられなくても──、神佛は千晴君に寄り添ってくれているよ。
これまで通り、神佛と同行二人で一緒に頑張ったら良いね 」
千晴
「 目には見えない神佛と一緒に頑張るの?? 」
学校保健師
「 千晴君は神佛と意思の疎通が出来るからね。
これは凄い事だよ。
宇宙を動かし、運営している大いなる力の根源と好きなだけ意思の疎通が出来る霊観応能力を授かっているんだからね。
≪ 日本国 ≫には様々な宗派に分かれた宗教が存在しているけれど、どの宗派でも佛教は学べても、神佛と意思の疎通が出来る優れた霊観応能力は授かれないんだよ。
霊観応能力は卒業証ではなくて入門証だから、高度な霊観応能力でないと、真理を理解する事は難しい。
遠慮しないで、どんどん神佛にお伺いをして霊観を高めると良いね。
霊観が高まれば、感度も上がるからね 」
千晴
「 う…うん……。
先生、霊観が高まったり、感度が上がったら、どうなるの? 」
学校保健師
「 うん?
そうだね──、神佛からの合図や知らせに気付き易くなるね。
合図や知らせは電話のベルと同じだよ。
合図や知らせは大抵、好まない事──人間が嫌がる様々な現象を使って教えられる事は知っているね 」
千晴
「 うん…… 」
学校保健師
「 好まない事象を使い、大事な何かを教えてくださっている。
未来を知っておられる神佛が、未来の自分が困らない為、今の自分に出来る最善
善
功徳の貯金が有れば、ここぞという時
神
ただ、善
人
日
千晴
「 人
学校保健師
「 神
1人で助けるのか、誰かと助けるのか、自分が直接助けるのか、誰かに助けてもらうのか、誰かに助けを求めるのか、誰に助けを求めるのか、警察を呼ぶのか──お伺い
一般人は救助のプロではないからね。
命
神
それに千
何
自分の立場も考
人
子供は無条件に大人を頼って良
千晴
「 うん……。
功徳になる善
学校保健師
「 道徳的で有るか、人道的で有るかで判断するしかないかな。
人間が善
神
差を取る為の行
千晴
「 さとり?? 」
学校保健師
「 “ さとり ” には幾
道徳の授業で教われば良
千晴
「 うん…… 」
学校保健師
「 先生
隠さないでき
子供とは両親に心配されるべき存在だからね。
相談しても話
放置して流してしまうのが1番良
千晴
「 はい…(////)
有
学校保健師
「 千
千晴
「 うん… 」
学校保健師
「 相談し易い様
ノートに書いて残しておけば、ネタにもなるからね 」
千晴
「 ネタ?? 」
学校保健師
「 そうだよ。
残しておけば、次の参考にもなるからね 」
先生
僕は未
先生
◎ 訂正しました。
思いわなかったです ─→ 思わなかったです
落ちちゃいいそう ─→ 落ちちゃいそう
虛
先生
先生