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☀ 神様の言う通り  作者: 雪*苺
5月 【 傘 】
5/24

⭕ わらいもの 5


──*──*──*── 1階・保健室


千晴

「 失礼します。

  先生(学校保健師)ぇ~~ますか? 」


学校保健師

「 はいはい、ますよ。

  はる君、こんにちは 」


千晴

「 こんにちは(////)」


学校保健師

「 おやおや、随分とひどい目に遭わされましたね。

  着替えを用意しましょう。

  キノコン、はる君を[ シャワー室 ]へ案内しなさい 」


キノコン

「 はいですエリ。

  はる君、[ シャワー室 ]は此方こっちエリ 」


千晴

「 うん……がとう 」


 [ 保健室 ]には先生(学校保健師)の助手をするキノコンがる。

 キノコンは姿もこえぐさも可愛くて、《 マンモスこう 》って呼ばれている《 学校 》の癒し系マスコットキャラクターてき存在なんだ。

 この《 マンモスこう 》にはキノコンが沢山て、せわしそうに楽しそうに働いている。






 [ シャワー室 ]を使わせてもらって、頭と身体からだを綺麗に洗った。

 先生(学校保健師)が用意してくれた着替え用の下着とジャージに袖をとおした。

 このジャージ、お洒落で格好いいかもぉ~~(////)


キノコン

よごれたるいは洗濯しとくエリ。

  じつ、取りにるエリ 」


千晴

「 洗濯してくれるの?

  がとう、キノコン 」


キノコン

「 どういたしましてエリ。

  ボクははるの[ 教室 ]へ行って、ランドセルを持ってるエリ。

  5時間目と6時間目の授業は[ 保健室 ]で受けるエリ 」


千晴

「 えっ?

  僕、[ 教室 ]に戻るよ 」


キノコン

「 駄目エリ。

  あんなひどい仕打ちをする[ 教室 ]へ戻らせる訳にはいかないエリ。

  [ 教室 ]には担任教師がた筈エリ。

  こんなぼうきょめもせず、のがす教員は解雇かいこ対象にする必要が有るエリ 」


千晴

「 か…かい?? 」


キノコン

「 クラスで起こるいじめに対して見て見ぬ振り,身体からだを張って生徒を助けられない,生徒を大事に出来ない役立たずな教員はらないエリ~~ 」


 そう言うとキノコンは[ 保健室 ]を出て行ってた。

 嬉しそうに(音符)を飛ばしてるように見えたけど…なんでだろう……。






千晴

先生(学校保健師)ぇ~~。

  ジャージ、貸してくれてがとう御座います 」 


学校保健師

「 どういたしまして。

  ごこかな? 」


千晴

すごいです!

  格好いいし、欲しいくらいです(////)」


学校保健師

「 それはかった。

  はる君、椅子にすわって。

  キノコンが戻ってる迄、デザートを食べるかな? 」


千晴

「 デザート? 」


学校保健師

「 キノコンが作ってくれたんだよ。

  今、すからね 」


 先生(学校保健師)は[ 保健室 ]に常備されている冷蔵庫をけると、冷蔵庫の中からデザートを取り出した。


学校保健師

「 どうぞ、はる君 」


千晴

がとう御座います(////)」


 わぁ~~♪

 プリンだぁ♪♪♪

 給食のデザートに付いてるプリンよりも遥かにしそう~~♥️


千晴

「 僕……給食のデザートを食べれなかったんです……。

  [ 保健室 ]でプリンを食べれるなんて思わなかったです(////)」


学校保健師

「 ふふふ…。

  気にったなら、きなだけ食べなさい。

  低カロリーのプリンだから、えはしないよ 」


千晴

がとう御座います(////)」


 僕は出されたプリンを食べる。

 うぅ~~~~ん♥️

 滑らかでのどしがくて、頬っぺたが落ちちゃいそうだよぉ~~~♥️♥️♥️

 最高ぉ~~~~(////)






 僕はプリンを食べながら、先生(学校保健師)に《 学校 》に着いてからの事を話した。

 先生(学校保健師)は僕が神佛かみさまお聞き(お伺い)出来る事を話しても変な顔をしたりしないし、笑ったりもしないで普通に受けれてくれるんだ。

 先生(学校保健師)は宗教の事を “ 学問 ” で “ 科学 ” で “ 実践する哲学 ” だと言ってる人だからかも知れない。


 じんでははかり知れない不思議なちから──目には見えない不思議な力(エネルギー)の存在を信じているみたい。

 “ 神佛かみさま ” は宇宙を動かして運営している主宰者で、じんを超えたおおいなるエネルギーの根源のそんしょうだって教えてくれた。

 先生(学校保健師)が信仰している宗教は分からないけど、信仰しんは “ おんじつじょう ” と言って、“ しょてんぜんしんしょぼとけしょさつ ” なんだって。


 僕がお聞き(お伺い)している神佛かみさまも “ おんじつじょう ” で、“ しょてんぜんしんしょぼとけしょさつ ” の中にはいっているみたい。

 先生(学校保健師)は僕みたいに神佛かみさまお聞き(お伺い)する事は出来ないみたいだけど、神佛かみさまは実在すると信じてして、人間が忘れてしまった “ 大自然の法則 ” の事を教えてくれたりする。

 “ 大自然の法則 ” は神佛かみさまが決められた法則だから、人間には変える事が出来ないし、逆らう事も出来なくて、したがわさせられているみたい。


 いのちあるものは神佛かみさまからかされていて、まれた瞬間から意識してなくても信仰の中で生活をする事になるみたい。

 きているあいだも死んだあとりんてんを繰り返して、たましいなんでも生まれ変わるみたい。

 たましいりんてんしょうを出来るのも信仰の中で起きているからなんだって。


 神佛かみさまかされていて、信仰の中で生活している以上、ほんとうの無神論者は存在しないみたい。

 自分は無神論者だとこうげんしている人も、神佛かみさまの存在を否定して信じていない人も、死んだらいやでも来世あのよに生まれ変わるから、結局は神佛かみさまてのひらうえで転がされているビー玉みたいなモノって事らしい。

 今世このよで死んで、来世あのよに生まれ変わるときの宿命をい宿命に変える為の方法が有って──。


学校保健師

「 成るほどね──。

  しんぶつが教えてくださった事なら、信じて実行するのがだいぜんていだね。

  しんぶつにはもうは無いから、素直なこころで実行するといね 」


千晴

「 うん………… 」


学校保健師

しんぶついのち迄は取ったりしないよ。

  まししてやひろ君はしんぶつに心を向けてお伺い(相談)をしながら行動しているみたいだからね。

  しんぶつはる君を見守ってくれているし、守護してくれているよ。

  姿すがたかたちも無く,しゅうで、存在を感じられなくても──、しんぶつはる君に寄り添ってくれているよ。

  これまでどおり、しんぶつ同行二人(二人三脚)で一緒に頑張ったらいね 」


千晴

「 目には見えない神佛かみさまと一緒に頑張るの?? 」


学校保健師

はる君はしんぶつ()()の疎通が出来るからね。

  これは凄い事だよ。

  宇宙を動かし、運営しているおおいなるエネルギーの根源と好きなだけ()()の疎通が出来るれいかんおうのうりきを授かっているんだからね。

  ≪ にっぽんこく ≫にはさま(ざま)な宗派に分かれた宗教が存在しているけれど、どの宗派でも佛教は学べても、しんぶつ()()の疎通が出来るすぐれたれいかんおうのうりきは授かれないんだよ。

  れいかんおうのうりきは卒業証ではなくて入門証だから、高度なれいかんおうのうりきでないと、真理を理解する事はむずかしい。

  遠慮しないで、どんどんしんぶつお伺い(相談)をしてれいかんを高めるといね。

  れいかんが高まれば、感度もがるからね 」


千晴

「 う…うん……。

  先生(学校保健師)れいかんが高まったり、感度ががったら、どうなるの? 」


学校保健師

「 うん?

  そうだね──、しんぶつからの合図や知らせにき易くなるね。

  合図や知らせは電話のベルと同じだよ。

  合図や知らせは大抵、このまない事──人間がいやがるさま(ざま)な現象を使って教えられる事は知っているね 」


千晴

「 うん…… 」


学校保健師

このまない事象を使い、大事ななにかを教えてくださっている。

  未来を知っておられるしんぶつが、未来の自分が困らない為、今の自分に出来る(もっと)()ぜんの積みかたを教えようとしてくださっている。

  ぜんを積めれば、しんぶつが作られた銀行に功徳を貯金する事が出来る。

  功徳の貯金が有れば、ここぞというときしんぶつから助けて頂ける。

  しんぶつからいのちを助けて頂く為には、人間がぜんの功徳を貯める為の努力を惜しまない事が大切だね。

  ただ、い事をすればい訳ではなくて、しんぶつしゅかなったぜんぎょうで無ければ、功徳の貯金は出来ないし、心のともわないぜんでも功徳の貯金は出来ない。

  ひとだすけをするにしても、ずはしんぶつお伺い(相談)して行動する事が大切だね。

  ()の訓練をおこたらなければ、はる君が大人(社会人)となったときには、自分がに立ち回れば、相手にもぜんを積ませる事が出来るのか──という考えでしんぶつお伺い(相談)が出来るようになるよ 」


千晴

ひとだすけをするにも神佛かみさまお聞き(お伺い)しないといけないの? 」


学校保健師

しんぶつお伺い(相談)した事に関しては、しんぶつが責任を取ってくださるからね。

  1人で助けるのか、誰かと助けるのか、自分が直接助けるのか、誰かに助けてもらうのか、誰かに助けを求めるのか、誰に助けを求めるのか、警察を呼ぶのか──お伺い(相談)する事は沢山あるよ。

  一般人は救助のプロではないからね。

  いのちかえりみず人命救助をする事はとうとおこないでは有るけど、無理をして助けたが為に自分が代わりに死んでしまっては本末転倒だよ。

  しんぶつお伺い(相談)が出来れば、救助をしたさいに、いのちを落とす未来を防ぐ事も出来るからね。

  それにはる君はだ子供だし、はる君は家族に大事な跡取りでもある。

  なによりもはる君が亡くなる事で悲しむ家族がる。

  自分の立場もこうりょして、無闇に危険をおかして迄、ひとだすけをする必要はないね。

  ひとだすけは大人に任せたらいよ。

  子供は無条件に大人を頼っていし、助けを求めてもいのだからね 」


千晴

「 うん……。

  功徳になるぜんを積むのって大変なんだね 」


学校保健師

「 道徳的で有るか、人道的で有るかで判断するしかないかな。

  人間がぜんだと思ってしている事が、しんぶつから見てぜんであるとは限らないからね。

  しんぶつお伺い(相談)する事で、人間としんぶつの差を取る必要が有るね。

  差を取る為のおこないを “ さとり ” と言うんだよ 」


千晴

「 さとり?? 」


学校保健師

「 “ さとり ” にはいくつか有るけど、はる君にはむずかしいからね。

  道徳の授業で教わればいよ 」


千晴

「 うん…… 」


学校保健師

先生ワタシはる君みたいにしんぶつお伺い(相談)する事は出来ないから、しんぶつは分からないけれど、《 家 》へ帰ったら今日きょう起きた事を家族に話して、一緒にしんぶつお伺い(相談)してみたらいね。

  隠さないで相談するんだよ。

  子供とは両親に心配されるべき存在だからね。

  相談してもはなしを聞いてもらえなかったら、先生(学校保健師)に教えてください。

  放置して流してしまうのが1番くない事だから、一緒にしんぶつから教えてもらいましょう 」


千晴

「 はい…(////)

  がとう御座います(////)」


学校保健師

はる君の家族は全員がしんぶつお伺い(相談)を出来るなら、親身になってはなしを聞いてくれると思うけどね 」


千晴

「 うん… 」


学校保健師

「 相談し易いように朝から起きた事を思い出して、振り替えってみようか。

  ノートに書いて残しておけば、ネタにもなるからね 」


千晴

「 ネタ?? 」


学校保健師

「 そうだよ。

  残しておけば、次の参考にもなるからね 」


 先生(学校保健師)が用意してくれたノートに、僕が朝から体験したいやな事を書き残す事になった。

 僕はだ小さな字をく書けないから、先生(学校保健師)が僕の代わりにノートに書いてくれる。

 先生(学校保健師)の文字は綺麗で読み易くて好きなんだよね♥️

◎ 訂正しました。

  思いわなかったです ─→ 思わなかったです

  落ちちゃいいそう ─→ 落ちちゃいそう

  もう ─→ もう

  先生(保健医)、─→ 先生(学校保健師)

  先生(学校保健師)は ─→ 先生ワタシ

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